龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCのファンです。
いわきFCの応援とキャンプ、それに読書の日々をメモしています。

いわきFC,J3の前半戦を終えて思うこと。

2022年08月13日 22時28分46秒 | いわきFC

いわき市FCは、J3初参戦で前半戦首位での折り返しとなった。
新規加入のチームが前半戦旋風を巻き起こすというのはよくあることのようだから、勝負は後半戦、いわきFCのサッカーを相手に見極められた2戦目をどう戦っていくかが、重要だ。

ちょっと前半の対戦を振り返ってみると、第20節を終えたところで

12勝2敗6分け、勝ち点42でトップである。

いわきFCが負けているのは松本山雅と今治の2チーム。

17節が折り返し地点と考えると、その後いわきFCは

 

19節に富山と1-1の引き分け

20節に八戸と5-0の大勝

松本山雅メンバーのコロナ罹患による再設定試合の

18節は松本と0-0の引き分け

 

という状況だ。

いわきFCのサッカーは、上位チームには勝てていない!

ということが分かってきた。ここまでの引き分けは6試合。以下の5チームである。

鹿児島1分け
富山2分け
松本1分け(1敗)
藤枝1分け
北九州1分け

そして8月13日(土曜)現在の暫定順位は、

1位いわきFC 42

2位藤枝   38

3位鹿児島  38

4位松本   38

5位富山   36

である。

いわきFCは、2位から5位に対してはまだ1勝もしていないのだ。

もちろん、いわきFCの攻撃力を90分抑えるのは容易なことではない。それは試合を見ていると私がファンであることを差し引いても、相手チームは大変だろうな、と思う。

ただ、その大変ないわきFCの攻撃に耐えられるチームが、この上位順位のチームであることもまた、確かなのだろう。

下位のチームに対しては、相手ががっちり引いて引き分けを狙ってくれば別だが、普通に戦っていればいわきは強みを発揮するだろう。

前掛かりになって圧力をかけ続けられると、どこかで破綻してしまうチームがJ3には多いのだろうと思う。

さてでは、前半引き分け、もしくは負けた上位チームと、いわきFCはどのように戦っていくのか?

もちろん逆の立場に立つなら、初参加で旋風を巻き起こした「新参チーム」に、J3の実力あるチームが、どのような作戦を立てて2戦目を勝ちにくるのか?

藤枝、北九州の2試合は今度はアウェーになる。

鹿児島の1試合はJヴィレッジのホーム試合だ。

この辺り、注目しつつ後半戦を見ていきたい。

おそらく、いわきFCの攻撃は、(特に下位チームは)分かっていても90分止めきるのが難しいだろう。
そこで星を落とすと、より厳しくなっていく。なにせ上位には1勝もしていないのだから。

ある意味いわきFCの戦術は分かりやすい。成績にも如実に表れている。
鬼に笑われてしまう気の早い話かもしれないが、もしこのままJ2で試合をしていくとするなら、果たしてどれだけ精度を保ってシュートが打てるのか、というところも気になってくる。松本山雅の守備を前にして23本シュートを打ってゴールが0という現実を見ると、J2はやはり手強い、という思いも抱く。

そんなこんなも含めて、いわきFCもさらにレベルを上げて、次のステージにふさわしい攻撃精度を高めたサッカーをしてくれることを、後半戦期待したいと思う。

頑張れいわきFC!

 

 

 

 


J3第18節(8/7再設定)いわきFC×松本山雅はスコアレスドロー!

2022年08月13日 22時14分48秒 | いわきFC

息詰まるような試合だった。結果は0対0の引き分けだったが、いろいろ感じるところのある試合になった。

第一に注目すべきは、後半戦最初のゲーム(2回総当たりなので、折り返しになります)が松本山雅との試合、ということで、どちらのファンも盛り上がっていたし、選手たちもヒートアップして、厳しいプレイが出ていたように、それだけ重要な試合だったということだ。

第2に、この試合が延期担った理由は、松本山雅の選手にコロナ陽性が出て、試合が組めないという状況になったという事情があって、その結果、松本山雅の選手のコンディションは決して十全ではなかったのではないか、という点だ。

松本山雅が不十分なコンディション&不利なアウェーで、なんとかスコアレスドローに持ち込んだ、とも言えそうだ。

前半戦は、たしか日高が先制ゴールを決めておきながら、松本の外山がその後2点を入れて逆転で負けていた記憶がある。
今回の試合は、その松本の「反攻」の気配はとても感じられなかった。

そんな中、いわきFCは23本のシュートを松本ゴールに浴びせてのスコアレスドロー。これをどう考えればいいのか、というところがいわきFCファンとしては悩ましいポイントになる。23本シュートは打ったものの、枠内に飛んでいた「危ない」ものは数本ではなかっただろうか。

それも含めて、松本は必死にいわきの猛攻を凌ぎきった、良い状態で打たせなかったと見ることもできる。
他方、試合後村主監督も指摘していたと記憶するが、シュートの精度をもう少し上げられていたら、勝てたのではないか、という課題も感じさせる試合結果になった。

まだサッカーの詳細な技術が分かるほど場数を踏んでいないので、よく分からないが、アウェー&ホームの二試合を終えて分かったこと(敗1分け)は

「松本山雅は強い」

という手応えだった。

後半、メンバーが調子を戻せば松本といわきの上位争いはまだまだ続きそうでもある。