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この写真はタブリーズのホテルから撮影したものです。左下に杖をついた人が車道を歩いています。その先には車が変な方向に向いていて人が集まっています。
イランではこのように交通頻繁なところでも人はその間を縫うようにして歩いています。交通事故で死亡する人は年間3万人とのことでした。人口10万に当たりの死亡者は約42.8人になります。これを世界的に見ると(「タブーの世界地図帳」《2006年統計》による)日本は6.7人、以下多いほうから見ると南アフリカ28.0人、マレーシア25.7人、ロシア24,0人、アラブ首長国連邦21.6人、サウジアラビア20.6人となっています。この本ではすべての国のデータが記載されてはいませんが(イランの記載もない)これで見るかぎりダントツの最悪記録のようです。
ちなみにイランでのガソリン価格は1Lあたり日本円に換算して20円、軽油が6円です。
最近の日本の石油や、食料品の価格高騰は、経済の論理を超えたものが働いているように思えて成りません。