アルメニア人は拉致されたと書きましたが、これは日本での文献(ヨーロッパ経由?)で見る限りそうであって、どうやらイランでの見方はそうでないようです。エスファーハンでのガイドで観光局の長で学者でもあるReza Shayeste氏から彼の著書を頂いきましたがこの本にはオスマン帝国で迫害されていたアルメニア人を温かく向かいいれ厚遇したと書かれていました。何はともあれ彼らはその後ヨーロッパとの交易で重要な役割を果たしたことには違いないようです。
なお、この本によれば前頁で紹介したシナゴーグはエスファーハンには17あるそうですが、ユダヤ人の現在での境遇については触れられていません。
写真はReza Shayeste 氏のサインの入った本の表紙の裏です。Dedicated と書かれていますが15ドルで購入しました。300ページのエスファーハンのガイドブックです。(英語)
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