デルフィの遺跡から発掘されたものを展示してある博物館に行きました。有名なものを二つ紹介しておきます。写真は「青銅の御者の像」といわれているものでシチリア島からの奉納物でBC476年頃のものとされています。1896年発掘。
このような美術品は私には全くチンプンカンプンなのですが、この作品は美術史上かなり有名なようで高階秀璽監修の「西洋美術史」という学習入門書に次のように紹介されています。
「アルカイック美術の硬さと装飾性を払拭していないが、青年特有のしなやかさで生命力に満ちている。このようなクラシック様式初期段階の彫刻を厳格様式という」(p27)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます