100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「ミャンマー」編 チャウッタージー・パゴダ2

2014年02月15日 08時40分25秒 | ミャンマー

 

 地球の歩き方」は「足の裏に描かれた黄金の仏教宇宙観図は見事」と記しています。

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「ミャンマー」編 チャウッタージー・パゴダ1

2014年02月15日 08時35分18秒 | ミャンマー

 同じヤンゴンにあるチュッタージー・パゴダを訪れました。ガイドブックなどには観光のスポットと書いていますが。この写真を見ていただければお分かりのように現地の人にとっては敬虔な信仰祈りの場です。ここには全長70m、高さ17mの巨大な寝仏が祀られていることで有名です。私は最近まで横になっている仏様は全部涅槃仏だと思っていました。すなわち釈迦が入滅する時の像です。ところが今回のミャンマー訪問の勉強のため「謎の仏教王国パガン 碑文に秘めるビルマ千年史」(大野徹著)を読んでいたところ「北の方向に頭があるのが涅槃像で南の方向の像は寝仏である」という記述に出会いました。実際、現地のガイド・オウマさんからもここチャウッタージー・パゴダにあるのは涅槃仏ではなく寝仏だという説明を受けました。そしてミャンマーには寝仏が7つ涅槃仏が2つあるとのことでした。何故ミャンマーには涅槃仏よりは寝仏の方が多いのかと質問したところ「ミャンマー人は現生利益を求める」からという回答でした。ところで帰国してウィキペディア(日本語版)見ているとその区別が書かれていません。そこで京都にある「浄土真宗本願寺派総合研究所」に尋ねてみました。そこでの話では一般に日本の仏教界ではそのような区別はしないということでした。

 ちなみにlonely planetでもそのような区別はしていないようです。チャウッタージーの寝仏についてはmonster-sized lazy reclining Buddha と表記されています。(p48) ”lazy”というのは「怠け者」という意味でではなく「くつろいだ」という意味でしょう。(皮肉かな?) ”reclining” (横たわる)は「寝」より適切な表現のように思います。

 

 

 

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