バージニア州の中部、ワシントンDCの南西190kmに位置するシャーロッツビルは最近世界的に有名になりました。
ここで今年8月12日黒人の権利擁護と差別撤廃を訴えるグループと白人至上主義者を掲げるKKK団などの団体が衝突し、白人至上主義者の一人が車で反対派に突っ込み一人が死亡し20人が負傷した事件です。これに対するトランプ大統領の反応がより問題を先鋭化しました。
さてこの地の観光は「全ての人間は平等に造られている」と宣言した独立宣言の起案者であり第3代大統領のトーマス・ジェファーソン(在位1801~09)が自ら設計した邸宅モンティチェロと彼の設立したバージニア大学で、いずれも世界遺産になっています。
彼は大農場主(プランター)で「1774年以後、つねに200人前後の奴隷をかかえていた。彼は奴隷制度の批判者で(しかし)***彼はほとんど奴隷を解放しなかった。彼が解放したのは特別の奴隷(私注-彼の妾)ヘミングス一族だけである」(「世界歴史大系 アメリカ史1p94」
写真はこの彼の邸宅世界文化遺産モンティチェロとその前で記念撮影をしているアメリカ人観光客(多分)です。
領収書です。CASSIC PEPERRONIとはワインのことでしょうね。今回の旅行ではお腹のこともあり、ワインで通しました。全て比較的おいしかったと思います。もっとも味痴の私ですからあてにはなりません。
GL MECBECはピザのことでしょうね。
店はBISTROということですが、これは「居酒屋風のレストラン」(明鏡国語辞典)ということのようですが、添乗員の伊藤さんがロシア人から聞いたBISTRの語源をこのブログ(2007,9.10)に特別寄稿していただいています。ただこの説は俗説という話もあります。
ワシントンDCでの夕食はフリーであったので一人で出かけました。ところが英会話 はほとんど出来ないうえに料理の名前もわからないので、出されたメニュー表を適当に指差して注文して出てきたのがこれでした。ピザですね。
私は特にこの方面に疎いのでここの紹介はしないつもりでした。ところがヨーロッパ以外ではここでしか見られないレオナルド・ダ・ビンチの絵画に出会ったので紹介することにしました。「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」です。
ホワイトハウスに隣接する庭園にこのような樹木がありました。標識に”The National Christmas Tree” と書かれていました。1923年以来12月初旬に点火式が行われています。
政教分離の考えから言ってどうなんでしょうね。もっとも、聖書に手を置いての大統領就任宣誓式ですからね。
この記念館の内部の壁にゲティスバーグ演説の”that government of the people, by the people, for the people”の文字が刻まれているそうですが、見ることは出来ませんでした。残念。
「ワシントンDC」はアメリカの首都で全米50州のいずれにも属さない特別行政区です。法律上の正式名称は「コロンビア特別区」(District of Columbia)です。しかし、通常歴史的経緯などがありWashington, District of Columbiaと表記され日本語では「ワシントンDC」です。なお、Washingtonは初代大統領でColumbiaはクリストファー・コロンブスに由来します。また別にワシントン州という州もあるので注意。
「ワシントンDC」は政治の町なのでそれに関連する建物を見学しましたが、いずれも中には入らず外部だけの観光でした。
まず最初はアメリカ建国の父、初代大統領ワシントンの記念塔です。1899年にこの塔の高さ169,2m以上の建物は禁止されています。
毎年約7000人の人が埋葬され現在30万人に達しています。
最近、白人至上主義者と反対派の対立は南北戦争時の南軍のリー将軍の銅像の撤去問題をきっかけに暴力にまで過激化しています。このリー将軍はこの墓地になった土地の所有者でした。このリー将軍の土地がこの墓地になった経緯は面白いのですが、長くなるので省略します。なお、リー将軍については後日紹介の予定です。現在アメリカでは南北戦争の再来のようですね。しかも、トランプさんはリンカーンと同じ共和党というのもなんとなく面白いですね。