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秋の庭から、イチジクとキウイ

2023年10月23日 08時00分00秒 | 果物、実、タネ

2023.09.20撮影

うちのイチジクは、年に3回熟れます。夏場に、2回、秋に1回。夏には、一度熟れて、しばらく休んで、もう一度。次の記事は、その2回目の収穫についての記事です。


今年の2回目は、でも、申し訳程度しか成らなかった。わたしが怪我をしている最中だったので、自分で収穫できず、さしあげられるものが少数で失礼かとは思いましたが、自分で採り入れてくれる人にもらっていただきました。水、カラカラでは、成るものも成らない、ということか? 果物って水物(みずもの)ですからね。

3回目は、10月にできます。必ずしも美味しいわけではありません。

でも、今年のは、2回目より多い上、例年より美味しい。まだ、熟れつづけているんです。低いところのは自分で採って、高いところのは、つれあいに脚立に登って採ってもらいます、わたしは脚立厳禁になってしまったので

うちのイチジクの実が、一体、何を合図に熟れるのか、また、どういう理由で美味しくなるのか、ならないのか、さっぱりわかりません。日が長くなったら? でも、短くなりつつ秋にも実る。気温が上がってきたら? でも、気温がかなり下がった秋にも成る。

つまり、うちの、に限らないと思いますが、イチジクの木には、いつでも、青い青い実が、いくつも、いくつも、いくつも、ついている。

冒頭画像は、9月のものですが、8月でも、10月でも、11月でも、こんな様子。このうち熟れるイチジクがある、という感じ。熟れずに木に残ったイチジクの実は、わたしが何もしなければ、木についたまま冬越しします。

この青いのがなんとか食べられないのかしら、と言ったら、なんて卑しいやつだ、と言われたことがある、日本人に。活用しようというのが、なぜ卑しいんだ? こんな青い実は、小鳥もリスも食べないんだよ。

いずれにしても、木に残った実のうちの3分の1ほどは、バンクーバーの冷たい長雨や、そして、たまには降る雪で、腐ります。木からは、落ちたり落ちなかったり。腐るんだったら、腐るのを予防して、先に青い実をもいで捨ててしまった方がいいのか。

 
2022.12.14撮影                2022.12.20撮影

左は、「冬枯れ」の、実がついたままのイチジク、右が、やはり実がついたまま、雪におおわれるイチジク。

いずれにしても、今年は、足がよく動かないので、しなくても済むことはみんなパスね。それより、球根を植えたり、剪定したものが散らかったままなのを(できれば、チップにして)片付けたり、ホースの水を抜いて車庫にしまったりする方を、優先します。


2023.09.20撮影

さあ、キウイの収穫ですよ!! バンクーバーの秋と言えば(冬もですが)、雨が多いです。ですから、雨の合間に晴れた日が数日つづいて、実の乾いたところをねらって収穫します。うちは、キウイ用の小さい冷蔵庫を備えています。20個ずつに分けてジップロックに入れて冷蔵します。冷蔵庫自体の開け閉めが少ないので、半年(半月、ではなく)ほども持ちます。



今年は、いくつできているだろう。もし足に自信がなかったら、お隣2軒(わたしが怪我をしたときに電話したお隣2軒)やお友だちに、来られる時に来てもらって、って、お好きにお持ち帰りください、としようか、とも思っています。

ただ、つれあいがキウイに目がないのでね、本人に採り入れてもらいましょ。それにね〜〜、わたし、足、本当に良くなってきたの。全快ではないけれど。だから、わたしでも採り入れられる、脚立なしで手の届くところの実は。


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