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[関西3空港]伊丹の利益を関空へ!?

2009-12-01 | 業界ニュース
<コメント>
「航空写真で見ると、神戸空港と関西国際空港は本当に近い。近すぎる!
こんなに空港が必要なのだろうか?3つの空港を1つにまとめて運用した方が、利便性、安全性(特に!)、コスト面が有利になると思うのは私だけだろうか?
神戸空港は3種空港なので、巨額な税金が投入されている事はすでにご存じの通りです。」
上記は2005年9月に書いた私のコメントです。
神戸と関空、海外機争奪戦スタート!

誰もが「なぜ関西に3つの空港がいるのだろう?」
と思われたのではないでしょうか。そして、経営が成り立つのだろうか?
とも思われたのでは・・・

まさに想像通り、経営がもはや破綻状態。神戸からはJALが撤退し、ますます閑古鳥に。伊丹は市街地に違い事もあり、何とか。関空はもはや説明はいらないですね。
関西の3空港全体で考えるなんて、なぜ今出てくるのか理解できません。その場しのぎ以外のなにものでもないと思えます。まして、伊丹の利益を関空の補填にあてる?
もう少し考えた発表をして頂きたいものです。巨額の税金を使っているのですから。


関西3空港一元管理へ 財界との懇談会、統合でなく共同運用 12月1日11時29分配信 産経新聞

 関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港のあり方について、関西財界と関係自治体が話し合う「関西3空港懇談会」(座長=下妻博・関西経済連合会会長)が、3空港の一元管理を目指していることが1日、わかった。今月14日開催予定の次回の会合に提案される。経営統合ではなく、滑走路などの共同運用を想定しているが、参加団体ごとに立場の違いがあるほか、法律改正の必要があるなど課題も多く、調整には時間がかかりそうだ。 
 懇談会は関西経済連合会や大阪府、兵庫県、神戸市、国土交通省など12団体で構成。3空港の一元管理の提案は、30日に開かれた実務者レベルの幹事会で了承された。
 運営主体は関西国際空港会社を想定しており、競合する路線の割り振りなどで効率的な経営を目指す。伊丹空港の収益を関空会社の経営改善に充てるなどの具体的な手法については今後、関係者で協議される。
 平成22年度予算について概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」で、政府の行政刷新会議は1兆円超の有利子負債を抱える関空への補給金160億円について、3空港の役割分担を明確にするまで予算計上を「凍結」するよう求めている。
 このため、懇談会は3空港の将来像を示す必要があると判断。一元管理の方向性を打ち出すことで、補給金の凍結を解除し、予算化させることを目指している。