flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

ANA「スーパージャンボ」ボーイング747SR-100型機が3月に退役

2006-01-10 | 飛行機
ANA、「スーパージャンボ」ボーイング747SR-100型機が3月に退役
~3月10日(金)ボーイング747SRが鹿児島→羽田線を最後に退役いたします~ 
※写真は就航当時の写真(ロゴが懐かしいですね)

 1979年(昭和54年)から就航し、当時世界で初めての「500人乗り」飛行機として、「スーパージャンボ」の愛称で親しまれたボーイング747SR-100型機が2006年3月10日(金)の鹿児島→羽田線ANA624便(12:15発→13:50着)を最後に退役することとなりました。
※最大座席数536席(ご予約・発売日は2006年1月10日(火)9:30より、予約センター0120-029-222) 
 このスーパージャンボは、1979(昭和54)年1月25日に羽田=札幌・福岡線に就航、「大量輸送時代」といわれた当時の象徴となる飛行機でした。ANAでは1989年(平成元年)に最大23機のスーパージャンボを運航、全機材(105機)の約22%を占めるまでにいたりました。
 ANAグループでは、ラストフライトを迎える3月10日(金)、これまで27年間の運航に感謝を込めて、報道関係者を対象とした記念行事を羽田空港で予定しております。
 またラストフライトにご搭乗頂ける1泊2日の「さよならボーイング747SRツアー」(2006年1月30日発売予定)もANAセールス株式会社にて企画しております。
 これからもお客様の「夢」と「感動」を翼に乗せて、ANAの空の旅にご期待ください。
※ツアーに関するお問い合わせは、ANAセールス広報室まで(電話03-6735-3122) 

<747-100スペック等>
1979.1~
ボーイング747シリーズは機首の部分が2階建てになっていて、外から見るとコブのように見えるのが特徴。「ジャンボ」の愛称で親しまれています。
SRは短距離(Short Range)の略で、全日空にとっては最初のジャンボジェットとして昭和54年に導入されました。
スーパージャンボの愛称で親しまれ、現在も国内線幹線で活躍しています。
● 「NEXT ONE」のキャッチコピーで登場、旅客機の定員を世界で初めて500名の大台に乗せた。
● 世界初の機内ビデオ設備「スカイビジョン」が標準装備された。
● 就航に併せ、スチュワーデスの制服が変更された。(三宅一生デザイン)
全  幅 59.6m
全  長 70.7m
全  高 19.4m
座 席 数 528席
(スーパーシート×20 普通席×508)
最大離陸重量 263,900kg
巡航速度 880km/h(M0.83)
最大運用高度 13,700m
航続距離 2,590km
離陸滑走距離 1,700m 
着陸滑走距離 2,170m
燃料容量 181,940
エンジン形式名 ゼネラル・エレクトリック CF6-45A2型
エンジン推力 21,090kg×4基
※以上ANAホームページより引用

本当に長い間お疲れさまでした。この747は「クラシック」とも呼ばれていますが、信頼性・完成度の高い飛行機という意味もあります。
YS-11の退役も間近。国内の第一次航空ブームの機材、どうにか保存し、年1度でよいのでSLの様に飛ばして欲しいものです・・・