連休後半の新作。
異形の機体だが、オリジナルデザインではなく、米国で研究されていたMAVをコピーしたもの。「通常の」羽ばたき機と異なり、動翼が通常の航空機のフラップに近い配置になっている。2枚のウチワを後ろ向きにあおいで推進力を得る仕組み。
・・・というは易いが、なんとか水平飛行するところまでこぎつけるのが大変だった。羽ばたきの角度や速度、軸のしなり、動翼の仰角など多くのパラメータがあり、さすが研究論文が書けるだけのことはある。
機体各部の剛性・強度が不足しており、飛ばすたびにどこかが壊れるありさまなので、一度分解して作り直す必要がありそう。
どこかで聞いたようなネーミングの由来は、動翼をパタパタさせて飛ぶ姿がステープラをカチカチいわせているようだから(ということにしておく)。飛びっぷりはフラフラと不安定で、stableというにはまだ程遠いのだが。
機体スペック |
全幅 280mm |
全長 300mm |
飛行重量 12.85g |
(50mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2010年05月 |
改良版:
大改造にふみきった。長大な駆動ロッドを短縮し、途中に補強も入れて剛性を上げた。それに合わせて主翼のトレーリングエッジを1/3ほどカットして翼弦を小さくした。差し引き重量は約1グラム減。さっそくテストしてみると、うまく行けば部屋の端から端までよたよたと直進するようになった。が、いったん左右どちらかに巻き込むと復元しない。主翼に上半角をつければ改善すると予想されるが、気力が続かないのでいったん休憩。
機体スペック |
全幅 260mm |
全長 260mm |
飛行重量 11.30g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2010年05月 |
がんばってください(笑)
こういうのを楽しみにしてました。
最初からすんなり飛んでは面白くありませんよね。
どうもスジが良くないので、これ以上深追いはやめて博物館入りにしようかと。