この週末、またしても奇妙な外形の新種が発見されたので速報。
羽ばたき推進機構そのものは他の種でもよく見られるX-Wingタイプだが、機構全体をおおうように円筒状の外皮が取り巻いている。他では見られない特異な構造であり、何のために存在するのか不明。一説では、外敵から身を守るための装甲とも、クラッシュ・ランディングの際に繊細な内部器官を保護するためのカバーともいわれている。円筒の材質は1mm厚さにスライスした発泡スチロールシート。写真でもわかるが、この部分はヘナヘナに軟らかく、装甲というよりマント、もしくは吹流しに近い。
ちょっと飛行させてみた感じでは、す~っとまっすぐ飛んでいく。円筒部分には空気の流れを整える効果もある模様。が、飛行方向をコントロールするための仕組みが見当たらない。左右に機敏に舵を切るのは不得意のようだ。
明日の飛行会で、特性を詳細に調査する。
機体スペック |
直径 300mm |
全長 150mm |
飛行重量 約11g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2007年7月 |
コレも無尾翼機といっていいと思いますが、上下左右とも方向安定は良好です。その分曲げるのが難しそうですが。前回試したベクタードスラスト方式は、機構重量がかさむので止め。へなへなマントそのものを変形させるというアイディアはどうかな?