GW最初の二日間、幕張メッセに9万人以上の来場者を集めて話題になった巨大イベント「ニコニコ超会議」にて、近日発売予定のデルタ・ツイスター量産型(キット組み立てサンプル)を初公開しました。SF作家の野尻抱介先生のご好意で、先生のブース内に展示させていただいたものです。会場内は非常に混雑しており、運営側の規制で予定していたデモ・フライトをあまり行えなかったのは残念でしたが、インターネット史に残るであろうイベントに参加できたのは、たいへん有意義でした。貴重な機会をご提供いただき、野尻先生重ねてありがとうございました。
ブースでの展示の様子:
会場上空。安全規制のため飛びモノは皆無。もったいない!:
注目のイベント「ニコニコ学会β」初日午後のセッションより・・・
セッションの座長を務めた、メディア・アーティスト八谷和彦さんによるイントロ:
八谷さんご自身によるOpenSkyプロジェクトの活動状況発表。2012年はついにメーヴェの有人動力飛行に挑まれるとのこと:
衝撃の人力パワード・スーツSkeletonics。走れる!沖縄高専発の作ってみたプロジェクト:
本当に何でもありのものすごいイベントでしたが、とても書ききれないので当記事では割愛させていただきます。
引き続いて次の記事で、デルタ・ツイスター量産型の詳細画像を発表予定。お楽しみに!
アップがすっかり遅くなってしまったが、先週12月3、4日の両日、東京工業大学大岡山キャンパスで開催されたMake: Tokyo Meeting 07に超小型飛行体研究所チームの一員として参加したのでかんたんに報告。
初日あいにくの雨模様にもかかわらず大盛況で、我々のチームもデモやワークショップを実施して好評だった。詳しい報告は上記研究所ブログや、ふしみさんのブログを参照。
当方は、学研大人の科学マガジンVol.31に掲載された改造作例機体や、同誌ふろくパーツを利用して製作した大型羽ばたき機群、およびiPhlyコントローラを展示した。いずれも来場者にはけっこう興味をもってもらえたようで、何人かの方とはかなり詳しい話もできたの大満足のイベントだった(初日二日目連続で行ったクールダウンが一番楽しかったというのはヒミツ)。
心残りとしては、来場者でごった返す会場で、万一のことを考え新作の大型羽ばたき機を飛ばすことがほとんどできなかったこと。それでもほんの少しだけ飛ばしてみせたシーンが上記研究所ブログに掲載のYouTube動画にちょこっと登場するので、ご覧いただければ幸いである。
会場にカメラを持っていかなかったため、自前の画像はなし。上記の画像は全て超小型飛行体研究所の提供によるもの。
大人の科学マガジン最新号発売記念イベント 『羽ばたき飛行機 空を舞う!』 が、さる2011年6月12日、お台場東京カルチャーカルチャー で開催されました。当ブログ管理人も、恥ずかしながらトークショーメンバーとして参加させていただきました。そのときの模様は、いっしょに参加した超小型飛行体研究所副所長こと宗像さんが研究所ブログで詳しくレポートしてくださっていますが、当方でもこちらで簡単に紹介しましたのでよろしければ見てください(OSFCブログにジャンプします)。
紹介するのが遅くなってしまったが、やはりMake: Tokyo Meeting 05の際に、高名なSF作家の野尻抱介さんが撮影してくださったMeganeura(メガネウラ)飛行シーンの高速度撮影映像。
DIGITAL PHOTO LIFE SHOOT UP → プロフィール → アーカイブ
→ 最新のエントリー Photo no.11「羽ばたくもの」がそれ。
Meganeuraの羽ばたきシークエンスがよくわかる貴重な映像。また、他の飛行生物たち、および野尻さんの愛機「空飛ぶパンツ」との羽ばたき方の違いが明快に見てとれる。野尻さんありがとうございます。
ちなみに撮影機材はCASIOのHIGH SPEED EXILIM EX-FH100とのこと。
Make: Tokyo Meeting 05 に出品したMeganeura(メガネウラ)は幸い多くの方々に好印象をもっていただいたようで、ネット上での感想や飛行シーンの映像投稿などをたくさんいただいている。感謝の意味で、目に留まったものをまとめておく。おおむね投稿日付順。
masarukamikuraさんのYouTube投稿映像:
http://www.youtube.com/v/3bnw8aqQCs4
イベント初日の様子をまんべんなくカバーしているが、映像の後半でMeganeuraの飛行シーンを取り上げてもらっている。
小太郎さんのブログ
イベント二日目の模様。鮮明なスチル画像で、Meganeuraの飛行シーンや駆動部分のアップなどを紹介いただいている。また、会場での操縦にようやく慣れてきて、デモフライト後にうまくハンドキャッチできたところの映像や、羽ばたき機構の作動デモも映像で紹介いただいている:
http://www.youtube.com/v/gD6D02wWjWU
http://www.youtube.com/v/e44KO19D9k8
歩きながら考えるさんのブログ
Make: Tokyo Meeting 05 で見てきたもの(後編)で、イベント二日目の模様を紹介されているが、その中で「Make:Tokyo Meeting 05で私が一番感動したのがこちら」として、私達超小型飛行体研究所のインドアプレーン群を取り上げていただいている。また、Meganeuraのデモフライトの模様を映像でも紹介いただいている。
http://www.youtube.com/v/FDJY0KS-M_w
TOKYO MXテレビ 東京ITニュース
ものづくりDIYイベント Make: Tokyo Meeting 05
5月24日に地上波放映後、YouTubeにアップされたイベント紹介映像。インドアプレーンのキャプション付きでMeganeuraほか数種の機体が登場している。
http://www.youtube.com/v/lWq0fNHzCuA
YokohamaTURKEYさんのYouTube投稿映像:
http://www.youtube.com/v/RhjvD0n9Gm8
Meganeuraの離陸~飛行シーンを近接撮影いただいている。
12September62さんのYouTube投稿映像:
http://www.youtube.com/v/-vVKVq8-ebU
Meganeuraの飛行シーンを何と3Dで撮影いただいている。一般向けの3Dビデオカムはもう実用化されているの?
ASCII.jp×ゲーム・ホビー
Make:Tokyo05開催! バカ?天才?その隙≒0だった【後編】の2ページ目で、超小型飛行体研究所の展示を、数多くの画像を交えて詳しく紹介いただいている。高解像度画像がすばらしい。そういえばこちらでは3月の空フェスの様子も取り上げていただいたことがある。
そしてもちろん、いっしょに参加したメンバーによる記事と映像も見所満載なので再掲:
超小型飛行体研究所=としちゃんの参加レポートとYouTube投稿映像:
Make: Tokyo Meeting 05に参加したニャア
http://www.youtube.com/v/zBLbF34m1qg
SMC-工作室=Ichiさんの参加レポートと貴重な会場空撮映像:
イベント*_「Make: Tokyo Meeting 05」一日目
http://www.youtube.com/v/UPeRsjwMuac
ふしみ製作所=243さんのYouTube投稿映像:
http://www.youtube.com/v/9x2zdyxjjCo
他にもたくさんの方々に取り上げていただいている。どうもありがとうございます。
2010年5月22~23日に東京工業大学大岡山キャンパスで開催されたMake: Tokyo Meeting 05に、超小型飛行体研究所の一員として参加したので報告。
会場の熱気はすでにメンバーのブログ(下記)で活写されているので省くが、とにかくこれまで経験したことのない規模とレベルだった。また、多くの参加者・来場者の方々に我々の機体のデモフライトを見ていただき、暖かい声援をいただいたのは大収穫で、今後の機体開発の大きな励みとなった。
超小型飛行体研究所(としちゃん)の参加レポート
SMC工作室(Ichiさん)の参加レポート(初日) (二日目)
当工房から今回参加した機体は以下の5機:
1. 60cm級メガネウラ
機体スペック |
全幅 620mm |
全長 270mm |
飛行重量 3.3g |
(20mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2009年1月 |
超低翼面荷重で、漂うように浮揚する羽ばたき機。会場の体育館でも、何度となくデモフライトを行い、空中をフワフワと飛び回って好評だった。
4mm径、長さ1cmほどの小さなモータの回転を、3枚のギアで減速することでトルクを増幅し、機種両サイドのクランクを介して、リンクロッドの往復運動に変換し、主翼をゆっくり羽ばたかせる。
操向は、尾部に横向きに装着した小さなロータを正逆に回転させて行う。
他の機体同様、赤外線方式でリモートコントロールを行う。
翼面はスーパーマーケットのレジ横で手に入るポリ袋(無料であるだけでなく、最近のは非常に薄手で紙より軽いので、実に好適)
オリジナル製作記事へのリンク(飛行シーンの動画あり)
2. 60mmスパン超小型羽ばたき機


機体スペック |
全幅 60mm |
全長 70mm |
飛行重量 1.54g |
(10mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2008年11月 |
製作当時は世界最小のRC羽ばたき機だった(現在は記録更新されている)。
オリジナル記事へのリンク(飛行シーンの動画あり)
3. 80mmスパン超小型羽ばたき機(複葉&単葉)



機体スペック(複葉機) |
全幅 80mm |
全長 80mm |
飛行重量 1.71g |
(10mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2008年10月 |
機体スペック(単葉機) |
全幅 80mm |
全長 80mm |
飛行重量 1.52g |
(10mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2008年10月 |
2の60mmスパン機にたどりつくまでの過程で製作した機体。主翼面積に余裕があり、モータの減速比も大きい分、エネルギー効率がよく、数分間にわたる飛行が可能(60mmスパン機の飛行時間は1分程度)。
オリジナル記事へのリンク(飛行シーンの動画あり)
5. メカバット
残念ながら会期中にデモフライトの機会を逸したが、目下最新の機体。

尾翼をまったく持たない全翼形式であるほか、モノリンク形式の羽ばたき機構とスイング方式の操舵機構が特徴。
機体スペック |
全幅 520mm |
全長 180mm |
飛行重量 5.98g |
(30mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2010年05月 |
2010年3月6日に東京秋葉原で開催された空フェスに当工房の機体が参加したので報告。作者本人が参加しなかったため、機体の搬入と展示は超小型飛行体研究所のとしちゃんにお願いしました(→展示だけでなく、デモ飛行や取材陣に機体の説明まで行っていただき大感謝!)
参加した機体は以下の2機:
1. 60mmスパン超小型羽ばたき機
機体スペック |
全幅 60mm |
全長 70mm |
飛行重量 1.54g |
(10mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2008年11月 |
製作当時は世界最小のRC羽ばたき機だった(現在は記録更新されている)。
オリジナル記事へのリンク(飛行シーンの動画あり)
2. 60cm級Meganeura



機体スペック |
全幅 620mm |
全長 270mm |
飛行重量 3.27g |
(8mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2009年1月 |
超低翼面荷重で、漂うように浮揚する羽ばたき機。空フェス会場でも、としちゃんの操縦で参加者の頭上をフワフワと飛び回って大いにウケた模様。
オリジナル記事へのリンク(飛行シーンの動画あり)
2010/03/07追記:
待ちにまった詳細な当日レポートが超小型飛行体研究所ブログにアップ!Ichiさん撮影&としちゃん編集の高画質映像付き。60cm級Meganeuraの飛行シーンもバッチリ収録されている。
当日参加されていたIchiさん、ふしみさんのブログでもそれぞれ素敵な画像付きで紹介されているので必見!
2010/03/08追記:
Gigazineにも動画付きの記事が掲載されている。正確かつ詳細に取材していただき感激。
2010/03/09追記:
ASCII.jpでも取り上げていただきました。うれしいです
本業の会社勤めの方で転勤を命じられたため、当製作工房も時を同じくして移転の運びとなった。
今日は、引越しを一週間後に控えて、機材を荷造りした。・・・といっても、これまで製作してきたインドア羽ばたき機はどれもコンパクトでかさばらない。移転予定のコレクション25機のうち、実に14機までが、下のキャリングケース1つに納まってしまった。
下はケースのふたを閉めたところ。ちなみにケースの外寸は500×350×120。
また、大型の機体を中心とした6機はやや大型のケースに。
ふたを閉めたところ。ケースの外寸は860×300×90。
残り5機は初期の機体だがテキトウに小さめの段ボール箱に放り込んで収納完了。
引越しがこれで全てならラクなものなのだが、現実にはそうもいかないのがつらいところ。