先日の記事でお知らせしていた通り、週末の土日に開催されたYamaguchi Mini Maker Faireに、FABLAB Kitakagayaのメンバーとして参加してきました。会期中は好天に恵まれ(その分暑かったですが)、楽しく有意義な2日間でした。持ち込んだRC羽ばたき機のデモフライトを会場内で繰り返し行い、多くの来場者に楽しんでいただけたと思います。
会場のYCAMにはこんな立派な工房も常設されていました:
Meganeuraのデモフライト(画像クリックで動画にジャンプ):
Flying Crawlerのデモフライト(画像クリックで動画にジャンプ):
Meganeuraの動画は、YCAM公式Twitterでも紹介いただいています。好評だったので、パーツの3Dプリント化を検討中です。
参加メンバーのみなさんおつかれさまでした。また撮影ご協力等ありがとうございました。
2013年7月13日(土)から東京都千代田区の3331 Arts Chiyodaで開催中の八谷和彦さんの個展「OpenSky 3.0 ―欲しかった飛行機、作ってみた―」の会場で、デルタ・ツイスターの製作ワークショップを開催しました(イベント案内記事)。
午前・午後の部とも、定員を上回る参加者に集まっていただき、夏休み中ということもあり親子連れも多く、たいへん盛況でした。八谷さんご本人も、取材対応等でお忙しい中、応援に駆けつけてくださり、OpenSkyプロジェクトの紹介等、サポートいただき感激でした。
会場の様子です:
体育館での飛行テストの様子などの動画も追ってアップ予定です。お楽しみに!
5月25日の土曜日、「3Dプリント羽ばたき飛行機製作ワークショップ」を大阪のファブラボ北加賀屋で開催しました。4月末の幕張、先週の藤沢に続いて、3回目のワークショップです。
当初午前午後各1回の予定でしたが、折よく前週めざましテレビで取り上げられたこともあり、希望者多数につき、午後を1回増やして、計3回25名の方に参加いただきました。
ご家族や友人同士での参加もあり、各回とも和気あいあいとした雰囲気で進みました。子供さんからシニアの方まで、参加者の幅が広かったのも特徴です。
ファブラボ北加賀屋のメンバー数名にもボランティアでサポートしてもらい、参加者が製作した機体は、会場内のスペースや、近くの公園で調整を繰り返して、全員の機体がよく飛ぶようになりました。
ワークショップ終了後は、ファブラボ北加賀屋の施設見学会を行いました。3Dプリンターやレーザーカッターなど、数々の最新機材を興味深く見ていただきました。
ワークショップ参加者のみなさま、またサポートしてくれたファブラボ北加賀屋メンバーの人達、どうもありがとうございました。
今後も各地でワークショップの開催計画が進行中です。お楽しみに!
以前からお世話になっているIndoor airplane worldの田中さんから声をかけていただき、5月18日土曜日の午前中、藤沢の湘南大庭公民館で、「空飛ぶパンツ2」を題材にした「手作り飛行機教室」を開催しました。
参加者は、先日のニコニコ超会議2のときとは様変わりして、現役リタイアされたシニアの方が中心でしたが、みなさん熱心に取り組んでいただき、また、楽しんでいただけたようで良かったです。
付属の体育館に移動して、製作した羽ばたき機を調整後、みんなでいっせいに飛ばしているところ:
記念の集合写真:
当工房としても、地域の活動をお手伝いできただけでなく、今後のワークショップ開催に向けて、カリキュラムを改良すべきところなど多くの有益なデータが得られて大収穫でした。
引き続き来週5月25日土曜日には、大阪のファブラボ北加賀屋でワークショップ開催予定です(参加枠残りあとわずかです!)。
GW連休がスタートした2013年4月27日(土)、28日(日)に幕張メッセで開催されたニコニコ超会議2は、10万人を超える来場者でたいへんな盛況でした。当工房も、超ニコニコ技術部のメンバーとして出展し、3Dプリント超軽量羽ばたき飛行機「空飛ぶパンツ2」の製作ワークショップを開催しました。
ワークショップの様子です:
できあがった「空飛ぶパンツ2」は、調整後、技術部ブースのフライトエリアで「いっせいに飛ばしてみた」を行ったあと、会議終了までブース内の作ってみタワーにディスプレイ展示していただき、持ち帰っていただきました。
製作見本と、参加者が作った機体。右上はSF作家野尻抱介先生が製作された初代「空飛ぶパンツ」:
「空飛ぶパンツ2」は超軽量を追求したため華奢な作りで、一般の方にうまく組み立てていただけるか不安もありましたが、参加者全員が製作・調整をやりとげ、自作機が羽ばたいて飛ぶ!体験をしていただけたことは、本当によかったと思います。
用意できたパーツ数の制約から、受講者数は40名に限らせていただきましたが、申込み締め切り後も、多くの方に「作ってみたい」「購入したい」との声をいただき、申しわけなかったです。今後も各地でワークショップを開催させていただくとともに、少量生産キットとしてネット上で販売も予定していますので、どうかお楽しみに!
仕事で明日からヨーロッパ方面に出張することになったので、旅のお供に空飛ぶパンツ2を連れて行くことにしました。重さ2グラム足らずと非常に軽く、また折りたためばかさばらないので、旅行バッグの中にひそませてもかさばりません。
行く先々で機会を見つけて、欧州の空を飛ばしてみたいと思っています。帰国後、様子を報告します。
ちなみに、機体の一つの翼面に大きく描かれたマーキングは、筆者が所属する実験的市民工房Fablab Kitakagayaのロゴです。Fablab Kitakagayaは、関西初のFablabとして、この4月から大阪市住之江区に本格的にオープンしていますが、来月下旬には、この機体を使用したワークショップを開催予定です。そのPRを兼ねて描いてみた次第。
1週間遅れの報告になってしまいましたが、2月3日に都内で開催されたデルタ・ツイスター製作ワークショップに参加してきました。
このワークショップは、日本初のスマートフォン向け放送局であるNOTTVと、学研大人の科学マガジンのタイアップで実現したもの。一般公募で集まった参加者の方々にデルタ・ツイスターを製作いただき、体育館でみんなで飛ばしてみようという企画です。メディア・アーティストの八谷和彦さんが主演、講師と司会進行を務められました。筆者はゲストとして招かれ、デルタ・ツイスターの開発者として、製作支援およびできあがった機体の調整等の指導にあたりました。親子で参加された方も何組かあり、みなさん楽しみながら、製作やテストフライトに取り組んでおられました。
当日の模様は、NOTTVの3月開始予定の新番組の中の1篇として放送されます。番組名や放送日時が決まりましたらあらためてご案内します。お楽しみに!
上の画像はワークショップ開始前、番組導入部の撮影風景です。画面中央が筆者。八谷さんによるイントロダクションをみんなで聞いているところです。写真は当日サポーターとして参加いただいた超小型飛行体研究所のとしちゃんによるもの(ありがとうございます)。
2013/02/11追記:
としちゃんからもう1枚画像を提供いただきました。ワークショップ終了後、持ち込んだ機体によるデモフライトの様子を撮影しているところ。今回はさまざまなプロ用機材を持ち込んでの本格的な撮影でした。番組放映が楽しみです。
2012年12月22日に六本木ニコファーレにて行われた第3回ニコニコ学会βシンポジウムの第5セッション「研究してみたマッドネス」にて、当工房も研究発表を行いました。3分間という短い持ち時間で、ご期待いただいていた実機デモ飛行も少ししかできませんでしたが、選考の結果、光栄にも審査員賞をいただくことができました。いちはやく3Dプリンターの活用をはかっているあたりをご評価いただいたようです。これを励みに、今後とも研究開発に果敢に取り組んで行きたいと思います。
当日の発表の模様(ニコニコ動画より):
なお、当日の全セッションが、現在ニコニコ動画で無料視聴可能です。興味のあるセッションをぜひのぞいてみてください:
第3回ニコニコ学会βシンポジウム:
http://live.nicovideo.jp/watch/lv118857295
5th session「研究してみたマッドネス」オープニング:
http://live.nicovideo.jp/watch/lv118857295#04:51:15
当方の発表はこれ→「蟲みたいな人工飛行物体」羽ばたき飛行機製作工房:
http://live.nicovideo.jp/watch/lv118857295#04:54:24
付録:
シンポジウムではほとんどデモ飛行ができなかったので、持参した機体を、翌日の飛行会で飛ばしました。こちらの映像もご覧ください:
フライング・クローラ(3Dプリンターで作った羽ばたき飛行機。画像クリックで動画にジャンプ):
フラップター(画像クリックで動画にジャンプ):