エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

往年のジャルパック(CM)

2009-10-02 | TV・音楽
YouTubeをさまよっていて見つけた動画。



ちょいと検索すると他にも懐かしいTVCMがたくさん投稿されているので
実に楽しいひとときを過ごせます。
で、その中でもジャルパックに惹かれたのは何といってもその訴求力。


これでもかと画面に映される海外のエキゾチックな断片。
現代の感性で観るとかえってあざとく見えないわけでもないですが、
むしろこの直截な表現が率直に「行ってみたい!」という衝動を起こさせませんか?


さらに額面に訴える戦術を採っていた時期の作品だったのか

「ジャルパックJOYヨーロッパ・12日間、35万8千円から用意いたしました。
無駄のない、新しいヨーロッパ旅行です」

「20万円も安くなったジャルパックJOY世界一周。
ぐるりとまわって17日間、48万1千円」

と画面に声に強調される金額、金額、金額。
このシンプルながら迫力の感じられる構成には、近頃すっかり失せてしまった
「情熱」とか「夢」とかいった類の感覚が呼び起こされます。


世間が何となくこぎれいになりながらも萎縮し切ってしまった昨今、
こんな形での景気づけってうまいことできないものでしょうかね?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 遅まきながら、IEEE1394 | トップ | 「彼氏の財布がマジックテー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。