電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

閑話

2009-12-10 23:10:34 | Weblog
香港は先週から『花木蘭』が始まりましたが、大陸ではまあまあの数字だそうですが香港では惨敗という情報をメールでいただきました。ここ3年あまり時代劇は大陸製作の大作が何本も続きますが、香港の人たちには興味があまりないようです。さて『風雲Ⅱ』が公開されますがどんな成績をたたき出すのでしょうか。

もう知っている人もいるかもしれませんが、日本のMATVが正月に『証人』を放送することになってますが、これも香港からの情報によると、英皇が放送権をMATVに売ったそうなのです。なのでラインナップには今後英皇作品が出ていますが、日本の映画業界で不況風が吹いているので、まったく中華圏の映画が売れなくなっているためにしびれきらしたようですね。かといって上映権やビデオ権のオファーすると値段の折り合いがつかないのですから困ったものです。

そんな中、先日に来年劇場公開される作品あるかも?なんて前ふりしましたが、まだ公開されるかはわかりませんが、アーロン・クォックの『殺人犯』とエディソン・チャンの『神鎗手』が日本の会社が買っていることがわかり、これは少なくとも日本語字幕版で見れるわけです。
来年2010年、もっといろいろ作品が入ってくるといいのですが。

それから今月発売予定していたキネマ旬報の「中華電影データブック」ですが、膨大な人数と作品数をたくさんのライターさんが書いているために、表記の校正チェックが多すぎて、2010年1月にずれ込んだと聞きました。編集担当のもにかるさんも腰痛悪化させながらチェックに忙殺されていると話していましたし、私も自分が書いた部分のゲラチェックしたときにも赤いっぱいいれちゃったので、それはそれは大変なこととなっております。なにせプロフィール書いた後に亡くなってしまったりとか、日本語題名がついたりなんてしていますので。
皆様、もう少しお待ちを。