レンタルビデオ店に行くと、仕事柄どんな作品が借りられているのかをチェックしますが、近所の某TSUTAYAでは7泊8日になった『頭文字D』のDVDが全部借りられていて、びっくり!しました。さすがコミックの原作で知名度も抜群なので、香港映画ということよりも原作の認知度で借りられているのだと思いますが、これを機会に見た人たちが他の香港映画にも興味を持ってほしいな、と思っております。
この『頭文字D』が凄いのは、オールスターキャストの俳優陣もそうですが、日本の公道で実際に車を走らせて撮影したというところにあります。最近はフィルム・コミッションとかが各地にできたので、映画の撮影を誘致して観光に結び付けようという努力を各都市がしています。しかし、そんな機関もなかった今から10年前では、公道で車のレースシーンを撮るなんてことは考えられないことでした。それは暴走行為を助長させるということで警察の撮影の許可がおりなかったからです。
1990年代の初め、Vシネマというのが流行った頃に、『首都高速トライアル』という作品が人気でした。そのパート6が実際に首都高で制限速度以上に車を飛ばして撮影したことがバレて、関係者が書類送検された事件が起こり、発売中止になったことがありました。そして今回『頭文字D』が映画化、それも日本で撮影と聞いた時にこのことが頭にあったので、本当に撮れるの?というのが最初の感想でした。それからこの作品は、クランクインするまでにゴタゴタがありました。最初はツイ・ハークが監督する予定で、撮影も群馬で行なう予定でした。しかし、製作予算の問題等でツイ・ハークが降り、最終的に『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ&アラン・マックのコンビに決まったのでした。でも、なぜツイ・ハークが?と思われる方もいると思いますが、メディアアジア社の社長がピーター・ラムに代わってから『インファナル・アフェア』が作られましたが、この作品のエクゼクティブ・プロデューサーにツイ・ハークの奥さんであるシー・ナンサン(施南生)が関わっているという関係がありました。そして日本のコミックが好きなツイ・ハークは、『頭文字D』の原作者にも日本で会い、映画化を強く望んでいたようです。
もしツイ・ハークが『頭文字D』を撮っていたら、どんな感じの映画になっていたのでしょうね。
この『頭文字D』が凄いのは、オールスターキャストの俳優陣もそうですが、日本の公道で実際に車を走らせて撮影したというところにあります。最近はフィルム・コミッションとかが各地にできたので、映画の撮影を誘致して観光に結び付けようという努力を各都市がしています。しかし、そんな機関もなかった今から10年前では、公道で車のレースシーンを撮るなんてことは考えられないことでした。それは暴走行為を助長させるということで警察の撮影の許可がおりなかったからです。
1990年代の初め、Vシネマというのが流行った頃に、『首都高速トライアル』という作品が人気でした。そのパート6が実際に首都高で制限速度以上に車を飛ばして撮影したことがバレて、関係者が書類送検された事件が起こり、発売中止になったことがありました。そして今回『頭文字D』が映画化、それも日本で撮影と聞いた時にこのことが頭にあったので、本当に撮れるの?というのが最初の感想でした。それからこの作品は、クランクインするまでにゴタゴタがありました。最初はツイ・ハークが監督する予定で、撮影も群馬で行なう予定でした。しかし、製作予算の問題等でツイ・ハークが降り、最終的に『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ&アラン・マックのコンビに決まったのでした。でも、なぜツイ・ハークが?と思われる方もいると思いますが、メディアアジア社の社長がピーター・ラムに代わってから『インファナル・アフェア』が作られましたが、この作品のエクゼクティブ・プロデューサーにツイ・ハークの奥さんであるシー・ナンサン(施南生)が関わっているという関係がありました。そして日本のコミックが好きなツイ・ハークは、『頭文字D』の原作者にも日本で会い、映画化を強く望んでいたようです。
もしツイ・ハークが『頭文字D』を撮っていたら、どんな感じの映画になっていたのでしょうね。