電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

『天下第一拳』リメイク

2006-05-17 19:05:55 | Weblog
昨日の『トランスポーター2』のことを書いたら、コーリー・ユンの新作情報が入ってきました。カンヌ国際映画祭ではフイルム・マーケットが開催されており、新作がここでも発表されていきますが、セレスティアル・ピクチャーズからきていたメールを見てびっくり!『KING BOXER(天下第一拳)』の新作に関してのミーティング案内が来ていたのでした。この作品は1972年に作られ、日本でもクンフー映画ブーム(当時は空手映画)のなかで公開された『キングボクサー大逆転』のリメイクなのです。日本で今、キングレコードから、香港映画のクラシックであるショウ・ブラザースの作品をDVD発売していますが、そのなかの1本として2005年12月に発売しました。この作品に関しては、全米でブルース・リーの『燃えよドラゴン』が公開される前に、香港映画で初めて全米で公開されて大ヒットした、非常に有名な作品なのです。そういえば、この前、香港でここの会社とミーティングしたときに、『少林寺三十六房』や『片腕必殺剣』等のリメイクを作ると言っていたことを思い出しました。現段階では、誰が出演するのかの情報が入っていませんが、クンフー映画ファンには楽しみな1本ではないでしょうか。
楽しみといえば、スティーブン・フォンが監督する『英雄本色』のセールもカンヌであるようなので、日本の会社がピックアップするかどうか、またこの前の香港マーケットで値段が高いといっていた『龍虎門』がピックアップされるかどうか、いろんな情報は知り合いの会社のカンヌに行った人たちが戻ってきてから、情報収集したいと思います。