電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

土曜の深夜

2008-09-21 19:11:20 | Weblog
土曜の深夜(だけでなくほぼ毎日)ですが、かなり夜更かしして、テレビつけっぱでいろんなことをしています。時々、テレビをザッピングするのですが、テレビ朝日で「レッドクリフ攻略特番」を放送してました。途中から見たので、HDDに撮り損なってしまいました(泣)。でも、まだ6週間前でこうゆう番組をやっているということは、深夜に何度も放送して宣伝アップしていこうという展開なのかもしれませんので、またチェックしてみましょう。
さて、相変わらず『ファースト・ミッション』のことでごそごそいろいろ探しておりますが、それとは別に、昔の予告篇チェックしました。例の美容院で流していたという予告篇ビデオなんですが、私が宣伝部に入って1985~86年に、このビデオを流している会社に素材を渡す担当をしていました。その見本ビデオが20本ほど手元に残っていて、当時のいろんな映画の予告篇がみることできるわけです。
今、そのビデオの中に香港映画の予告がいくつか入っているのですが、あったものは、東映の『チャンピオン鷹』『香港未公開NGカット付 五福星』『大福星』、そして東宝東和は『プロテクター』『香港国際警察 ポリスストーリー』でした。この予告、面白いのは、東映のナレーションは広川太一郎さんのおとぼけお笑いになっていて、東和のほうは内海賢二さんの力強い声でつくられていることです。『ファースト・ミッション』も東和版にならって内海賢二さんに予告ナレーションをやっていただいたのでした。
それから、『五福星』の題名の頭についている~香港未公開NGカット付~というのは、予告篇がNGで構成されているという、まか不思議な予告です。こうゆう予告ができたのも、当時のジャッキー・チェンの人気でお客を呼ぼうとした、大きな理由が見える予告といえるでしょう。