電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

記憶のあいまい

2008-09-13 17:50:48 | Weblog
『ファースト・ミッション』のコメンタリーを採る前に、再度あの頃のことを調べたりして思い出そうとしているのですが、過去、このブログで書いていたことと若干日時がずれていたり、あいまいだったことが思い出されたりと、記憶のリハビリになっております。
私が香港に行った日程も1週間ぐらい違っていて、いろんな資料が出てきてから、あそこへ行ったとか、こんなことをしたとか、はっきりと思い出しました。以前、アンジェラ・マオさんがコメンタリー用インタビューでお話された時、過去のことなどこれまで話していなかったので、曖昧なところもあったのが、話していったり、昔の映画雑誌を見せたりしていくうちに思い出されていたことを思い出しました。でも、ほんと昔のことって、記憶のタンスの奥深くにしまっているのですね。皆さんも時々日干ししないと、どんどん忘れちゃいますよ。
さて、私がこの取材で行ったのは、1985年7月10日~13日の3泊4日でした。14日は新宿松竹の早朝イベントで司会をしていました。仕事でありながらも初の香港旅行は、10日朝の便で出発。11日は朝10時に銅羅湾でジャッキーの特写取材で、そこから中環に移動して二階建電車をバックに取材撮影、そしてお昼に西環の撮影現場に移動し、病院のメサドンのシーンを見学取材。そこでロケ弁当を食べ、暑さと睡魔に悩まされながら15時ぐらいまで現場にいて、そしてホテルに戻ったのでした。そして12日は私と取材陣は1日観光旅行したのですが、なにぶんにも前日の取材で通訳代わりになっていたのが添乗員のおばちゃんなので、有無も言わさずあっちこっちのショッピング場を連れまわされ、社内では定番のものを(泣きで)買わされと、香港旅行でおなじみの光景を体験したのでした。
この旅行で初めて本格中華料理を食べた(ジミー・ウォング主催)ことがいい思い出でもあり、またちょっと苦い思い出でもありました。