電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

番外編『スパイゲーム』その3

2006-12-16 17:02:37 | Weblog
川での撮影の数日後、ケニー・ビー・ファン倶楽部から連絡があって、お茶会あるので来ませんか?とのお誘いがあり、顔を出しましたが、総勢30名近くいましたでしょうか、ちょうど皆で盛り上がっているぐらいに顔を出させていただきましたが、ほんとうに阿Bはニコニコして嬉しそうでした。今を思えば、ファンのほうもちゃんとしたマナーを持っていたので、だからこそ個人の人たちがファン倶楽部を運営してもスターのほうが協力的だったように思います。
一方、ジョイ・ウォンですが、確かこの頃彼女は仕事のやりすぎで身体を壊し、その結果、太ってしまったのでした。1989年を境に彼女の雰囲気が変わってしまったのも、そのためでした。なにせ4本の映画をかけもちしていたほどの売れっ子ぶりでしたが、次第にわがままが激しくなって、手におえなくなってきた時期でもありました。
この映画の後、ジョイは、日本のテレビドラマ「香港から来た女」に出演しましたが、これもこの芸能プロダクションの企画だったと思うのですが、相手役も所属事務所の男優さんでした。映画館での撮影というのもあって、新宿のテアトル新宿で撮影があったのですが、ここでチケットのもぎり役をケニー・ビー・ファン倶楽部の会長がやらされていたのは笑ってしまいましたが、その時にあったジョイは、可憐さがなくなっていて残念に思ったことを覚えています。