大空を見上げて

日頃感じていること

友人と弟のこと

2009-05-18 | Weblog
先日 現役時代の会社の友人に久しぶりに懐かしく電話をした。
奥様が出られ、以前から顔馴染みだったので挨拶を交わした。
「ちょっと待って下さい。」奥様が御主人の名前を呼び、彼の声も電話口に小さく聞こえてきたが暫く待ってもなかなか出てこない。
3~4分待ってたが何か変だ、どうも彼が病気の様な感じがする。
その内又奥様が出られ「すみません 今 ちょっと」と何も理由を言わないので聞いてはまずいと思い、分かりました又改めてと言って電話を切った。
そう言えば今年の年賀状もかなり遅れてきた。
もしかしたら脳梗塞かなんかで不自由な身体なのだろうか?
元々身体の弱い人ではあったが。
それを昔の仲間に知られたくないのだろうか・・・

私達の友人は年齢が大体60も半ばで健康を害している人、何とかまだ働いている人、働きたくても職がなかなかない人、また現役時代のプライドを捨てきれない人等いろいろな事情があり、交流も難しいものがあると思った。
30代、40代、50代は元気であたりまえで簡単に誰でも連絡できたが、60代は今までとは全然違い何とも言えない寂しさを感じている。
これが 老いて行くと言う世代なのか・・・


 昨日は教会の帰りに妻の弟の見舞いに(都立某病院)行ってきました。
5月の連休あけに2泊3日の両親家族共々の房総半島旅行で弟の病気も守られて無事に終わり再度抗がん剤を投与の為11日より入院している。
週末より通院にて痛みを薬でコントロールの予定だったが、血小板の数値が下がりもう少し様子を見ながらという事で退院出来ませんでした。
木曜日、妻は病院に行き、その時弟は変わりなく2時間位二人でいろいろな事を話したそうです。
妻は献身的なクリスチャンで弟は宗教が大嫌いな様ですが、でも姉弟の仲ですので何でも遠慮なくザックバランに話すことが出来たようです。

土曜日の早朝、弟は突然予想も出来ない背中に猛烈な激痛と疼痛があったとの事。顔色もよくなく当然寝たきりでトイレも難しく起きる事は出来ません。
妻はベットの側で時々目を覚ます弟にお祈りしながら、もし神様が弟の息を引き取られたら真直ぐ光の中をイエス様の方に御国(天国)に向かって歩いて行きなさい!と言っていました。
弟は黙って聞いていました。
痛い時はイエス様の名を呼びなさい!と言い残して、弟が眠ったので病院を後にしました。
帰りの車中、妻は涙を耐えながら長く生きる、癒される事は当然の願いだが、それより平安な気持ちで苦しまないでイエス様の天国行ける様祈りたいと言っていました。
私は何とも悲しくやり切れない気持ちですが、しっかりと妻を支えて頑張っていきたいと思います。     
コメント
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