山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

サカハチチョウ

2007年01月23日 | 蝶・蛾類

 以前に比べると、この頃あまり見かけなくなったような気がします。気のせいならば良いのですが。

1992年5月27日 京都市左京区花脊原地町

 以前は今ほど地元の人が丹念に道ばたの草花を刈り取ったりしなかったので、よく道ばたの花に来ている蝶などを身近に見ることができました。この時期はセリの花がよく咲いていて、サカハチチョウもよく訪れていました。サカハチは、前翅から後翅にまたがる黄色っぽい線が八の字を逆さにしたように見えるので「逆八」の意味らしいのですが、ヒオドシチョウなどに比べると庶民にも分かりやすい名前です。

199?年?月?日 兵庫県宍粟市波賀町音水渓谷

 いつ撮ったものか分からなくなってしまいましたが、恐らく上の写真と同じような時期だったと思います。林道で吸水しているのに出会いました。翅の裏もなかなか複雑な模様です。地面に留まっていたりすると意外に分かりにくかったりするので、保護色の一つでしょうか。