山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

イラガの蛹

2007年01月14日 | 蝶・蛾類

 朝から陽は射したりしていたのですが、外を見るとやたらと雲が多いし強い風の音がしていたので、もう少しゆっくり寝ることに。どうもこの頃疲れやすくていけません。日頃の寝不足もあるのですが。
 やっと出掛ける気になったのも昼もとっくに回ってから。おかげで雲がだいぶ退いていましたが、もうたいして時間がありません。近くのお寺の境内をうろうろすることにしました。
 樹を見て歩いていると、カエデの樹の幹にイラガの繭がありました。

2007年1月14日 京都府長岡京市柳谷

 イラガの蛹も古いものはよく見かけるのですが、新しいものはこの頃あまり見なくなったような気がします。数そのものが減ったのか、まめに退治されてしまうのか。


クロテンフユシャク

2007年01月14日 | 蝶・蛾類

 樹木などを見て回っても全く見つからなかったのですが、お寺の壁板にフユシャクが留まっていました。

2007年1月14日 京都府長岡京市柳谷

 いつもはどう探していいものやら分からなかったのですが、樹木の周りを見て回るより、建物の周りを見て歩いた方がよく見つかるようです。


スジグロシロチョウの蛹

2007年01月14日 | 蝶・蛾類

 お寺の壁に、何やら蛹がありました。

2007年1月14日 京都府長岡京市柳谷

 見付けた時点ではまだ陽が当たっていたのですが、手を伸ばさないとならない少し高いところなのでどう撮ろうか思案しているうちに雲が出てきて薄暗くなってしまいました。仕方なくファインダーから目を離してのストロボ撮影です。こういうときオートフォーカスはとても便利です。
 帰ってから調べてみると、どうやらスジグロシロチョウの蛹のようです。糸一本で上半身を支えています。とても危なっかしいのですが、いったいこの糸はどうやって張ったのでしょう。この壁はよく陽が当たるので暖かくて良いのですが、鳥に突かれないかと心配です。


東山の土場(木曽町)

2007年01月14日 | 風景

 御嶽山へ行くときは、いつも木曽福島の方も寄って行きました。と言うより元々の目的地は木曽福島でした。もうなくなってしまったようですが、以前はチップ工場の広い土場があって、シーズンにはよく虫屋が集まっていました。

1994年5月29日 長野県木曽郡木曽町新開 東山の土場

 この写真は、この土場がなくなる一,二年前だったと思います。私が訪れるようになった頃はもう衰退期でしたが、それでも木材がもっとぎっしり置いてありました。クリストフコトラカミキリやキモンハナカミキリなど関西ではなかなか見られない種類や関西にはいない種類がお手軽に見られて、なかなか面白い所だったのですが。
 地図を久しぶりに見て初めて知ったのですが、2005年11月に木曽福島町、日義村、開田村、三岳村が合併して木曽町になっていました。合併するのはいいのですが、一口に木曽町と言うと広すぎます。