ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

最後は再び、ここ!炭火焼「石庵」(JR宮崎駅前)

2009年03月08日 | 食べ歩き・酒
で、いろいろあった宮崎の最後を飾るのは、当然ここ。

スペシャル・スーパー特別快食(2500円くらいだったか?)!!

地鶏の炭火焼、魚の刺身盛り合わせ、生ビールまでは前回と一緒。
今回はもう一品、煮物も付けて、ということで、「豚軟骨のトロトロ煮」。

まずは、おなじみ地鶏の炭火焼!



前回のレポートでは、半分食った後の写真だったので、改めて。

やっぱり、言うことなし!噛み締めるほどに、地鶏の旨みが口中に広がる!!

続いて、魚の刺身盛り合わせ。



宮崎は魚もうまい!新鮮!味わい豊か!!

途中から当然、「霧島」のロックに切り替わってます。

そして初体験、豚軟骨のトロトロ煮!



何じゃこりゃ~!(松田優作風に)

トロトロ、といっても軟骨だから、多少コリコリもあるかな~との
予想をはるかに超えた、トロトロ、ネットリ、マッタリの三重奏!!

こりゃ、単なる居酒屋の惣菜ではない!!
肉料理の新境地を開く、堂々たる一品料理!!!

「こりゃ、熱い飯の上にぶっかけて、トロトロ丼にしたら、またいけ
そうやね~!」と言うと、「もうすでに裏メニューであるよ。これが
ないと、機嫌悪うなる客もおってな~」とご主人。

さもありなん。

電車の出発まで、一時間ほどの間。

焼酎は順調にすすみ、口福幸福の夜は更けていくのであった。

勘定。〆て3500円!!

宮崎、ばんざい!!☆☆☆☆☆


男の、おとぎ話!「エグザイル/絆」(宮崎市・橘通東)

2009年03月08日 | 映画
宮崎での仕事は、2時半頃には片付き、とはいえ、福岡にそのまま帰るのもかったるい。
それに、せっかくの宮崎。会社に電話入れました。「あの~、もう少し時間がかかりそうで、え~、今日はこのまま直帰になりそ~です」

あの「石庵」の地鶏をもう一度食いたい!その一心で、平気で嘘をつくこんな「社畜」の私を、うんと叱ってね!!

で、時間潰し。3時間くらい。映画しかないでしょう!

道行く若い女の子に、「ここら辺に映画館ってある~?」と聞くも、「う~んとお、近くにはあ、映画館わあ~、ないってゆ~かあ、イオン?みたいなあ~」
要領を得ん。聞く相手を間違えた。

コンビニの店員さんに聞く。歩いて10分くらいの所に、あるやないかい!

「宮崎キネマ館」。「アゲイン」という不思議な名前のショッピングセンターの中にありました。
でも、ゲームコーナーやら、小間物屋やらの間にあって、場所が分かりにくい。
昔は「映画館」といったら、文字通り「館」で、存在感あったものなのにな~。
今はDVDに押されて、数ある娯楽施設の中の一つに成り下がってしまってまあ、というおっさんのつまらん嘆きはさておき、

「エグザイル/絆」。
この題名だけで、普段なら絶対観ない!物欲しげさ満点!
でも、これしかないし、香港製フィルムノワールで、嫌いじゃない(実は大好き)ドンパチもの。いざ、入館!お客、3人!!

いやいや、なかなかのめっけもん!

5人の仲間。その中で、「組織」の裏切り者を殺そうとするもの、守ろうとするもの。
殺したくない、でも、殺さなければならない。
仲間は殺させない、でも殺そうとする者も仲間。
家族がいる。殺されたくない、でも殺そうとする者も仲間。
仲間同士の「三すくみ」。



金はない。とりあえず、5人の仲間で、「でかい仕事」をやろう。
失敗する。逆に追われる。奇妙な「旅」が始まる。
ひょんなことから手に入った、1トンの金塊。どうする・・・。

香港映画お得意の、ケレン味たっぷりのガン・アクション。
「男」の「友情」はこうだぜ、という、ぶっきらぼうな中でもあったかい交流。
「お前を助けることはできない、でも、一緒に死ぬことはできるぜ」

いいね~!もう世界中からとっくの昔になくなった、「義理」と「人情」、「男気」、「任侠」。

銃の作動表現に若干の甘さなんかがあるものの、細かい事は言いッこなしだぜ(影響されてる)。

現実の世界では、もうありえない、だからこそ憧れるファンタジー。

「男のおとぎ話」!☆☆☆☆

私としては、前半、皆で飯を食うシーンが1番好き!

原題は、「放・逐 EXILED」。

こっちの方がいいね!!