ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

ここで、充分!「すし処 天神屋」(博多・西中洲)

2010年09月30日 | 食べ歩き・酒
昼の「すし定食」(だったか?)、なんと650円(だったかな?)!
ちゃんとした、握り。
と、
なかなかうまい素うどん。

そこらへんの回転寿司はもとより、


結構高い金を取るところよりも、うまい握り!

ここで、充分!☆☆☆☆☆

夜も安そうなので、今度行ってみよう。

デザートは、これッ(笑)「川端鯛焼」(博多・川端)

2010年09月23日 | 食べ歩き・酒
上川端商店街「一竜」でラーメンを食べた帰り、

商店街の外側、那珂川沿いでやってるこの店を発見。

「川端ぜんざい」ならぬ、「川端鯛焼」。

怖い顔の(笑)おやっさんが焼いてくれます。

「まだまだ暑かですけん、カキ氷のほうが売れよるとですよ」
「ふ~ん、そうやろねえ~」とか話しながら。

カウンターの上には、客が順番待ちのために名前を書く用紙なんかがあって。

結構な人気店なのか?

それにしては、昼休みにもかかわらず、私以外に客は皆無。

ズラッと並んだ「鯛焼き器」も、手持ち無沙汰気味。

「白」と「黒」を一個づつ。

仕事場に持ち帰って、「デザートの時間」。

頭から尻尾まで、餡子がビッチリ。

皮はサクサク、

程よい甘さの餡子。☆☆☆☆

「意気込み」どおり、繁盛してくれるのを祈ります。

気に入った!「博多ラーメン 一竜」(博多・川端商店街)

2010年09月21日 | 食べ歩き・酒
初見参!

「ラーメン+替え玉+おにぎり=510円!」の看板につられて。

これがホントだとしたら、すごいコストパー。

だもんで、味はさほど期待せずに暖簾をくぐる。

「え~と、510円のやつね・・・」と、なぜか恥ずかしげに注文すると、

「アイヨッ!510円替え玉コースねっ!!」と威勢のいい声で。

なかなか感じも良い。

出てきたラーメン。

スープが、うんと濃くて塩っ辛いタイプ。

実は、嫌いじゃない。

硬麺もなかなか。チャーシューもこれまた、結構いいバラ肉を丹念に煮込んでる模様。

はっきり言って、うまい!!

おにぎりはこんな感じで。



「ふりかけのフヤケたやつ」みたいなのを、「ヌスクリ付け」てる(方言)。

いや、まあこれもなかなか。

替え玉も、破綻なく進み、

パンパンになった腹を抱えて、店を出ました。


気に入った!☆☆☆☆☆

どこが、おもしろい?「道具づくし」

2010年09月20日 | 読書
本屋をぶらついてて、書棚を見てると。

たまに本の背表紙が「立ってくる」ことってないですか?

本が「呼んでる」んですね~、そんな時は。

「俺を読め~、面白いでエ~」と。

で、買った本にはまず「ハズレ」がない。

最近では、池波正太郎先生の「食卓の情景」がそれです。

それ以降、先生の食のエッセイを読み漁り、

最近では、御存知「鬼平」シリーズに夢中です。

それまでは、「時代物なんか、ジジイの読み物やん」と、

鼻も引っ掛けてなかったのが、えらい変わりようで。

ということで、

自らに備わった、「本を選ぶカン」というものに感謝をし、信頼もし、自慢に思ってました。


んが!!


その、感謝、信頼、自慢がもろくも崩れました。


この本。

「今は忘れ去られてしまった、道具と人間の関係を濃密に描く」

かなんかの「売り文句」。

ちょうど「鬼平」を読んで、気分が「江戸」に向かってるところ。

おお~、背表紙が立ってきた、立ってきた。

「道具づくし」題名がいいやね。


ちょっと、立ち読み。

目次には、「おいとけさま」、「くちおし」、「みがきおび」・・・・

聞いたことも、見たこともないような「道具」の数々。

ちなみに、「おいとけさま」とは、

「二人きりで対座する時の『気詰まり』を解消するための道具。
人形のような形をしている。『ほっとけさま』とも。
ここから『ほとけさま』の言葉も発生。」

へええ~!知らなかった!すごい世界やナァ~!!

痛く感動。

んが!

読み進んでいくうち、「なんか、変」。

「もしかして、こりゃ全編ウソ?」と疑念が発生。

「ゆびぬき(だったか?)」の項に至って、

「現代は五本指の人間が多数派だが・・・もとは六本指の名残・・・・」

うんぬん。

なんじゃこりゃあ~!


大ウソ話やんかァ~!!ふざけるなあ~!!!

・・・・・・

もとより、「ホラ話」「バカ話」「バレ話」の類は、大好きです。

筒井康隆なんかのSF、桂枝雀に代表される上方落語、「オースティン・パワーズ」とかの「バカ映画」。

愛して止みません。

で、それらを私なりに「分析」してみると、

作り手が、心底から、ノリにノッている。

それはちょっと、「狂気」を感じさせるほど。

「も、もうやめてくれえ~」と言わせるほど、

「受け手」を「笑い地獄」に追い込んでいく。


ひるがえって、この本はナンだ!

「別役実」なる「作り手」の、

微温的な「小利口さ」ばかりが鼻について。

「どう?けっこう俺ってまじめな顔して、バカな話をしてるよ~」

「ほら、ウンコとか屁とか鼻クソとか、面白いでしょ?」

「まことしやかなバカ話で、みんなを煙に巻いてるよ~」

「そんな俺って、わりと天才?」

・・・・・

「わりと天才」なんかおるかい!

おるのは、

狂気の大天才だけジャイ!

残るのは、凡才、秀才、愚才なんかの類のみ。

私も含めて、ほとんどがそう。

それを幸せと思って、暮らしていかんとナ。


というわけで。

リズムも味もヘッタクレもなく、

あるのは小賢しい「ツッコミ待ち」のみで。

毒にも薬にもならん、

と言うか、屁の役にも立たん、

見事なクズ本でした。

久々に、本を買って、

「使った金と、時間返せエ~!」と叫びたくなる思い。

「別役実」なる作者、

本業は劇作家らしい。

さぞ、つまらん手前勝手な「前衛劇」かなんかをやってたんだろうなあ~。

そっちのほうはまったく知らないし、

読んだのはこの「クズ本」一冊のみだけど、

私個人の全責任において、

別役実、全否定!!

で、ちゃぶ台ひっくり返しついでに言うと、

今けっこう「面白い」と言われてる、

「哲学者」土屋賢二。

お前も別役某と同類じゃイ!


どこが、面白い?
目の前をちょろちょろするな!今すぐ消えい!!








たまには、ねっ「ジョイフルジュニア金の隈店」(福岡・金の隈)

2010年09月18日 | 食べ歩き・酒
とかなんとか、

私には縁のない世界に思いをいたしてたりする、かと思ったら、

一転。

仕事で、こんなトコに・・・(周辺住民の皆さん、スマン)

福岡空港と、都市高速にはさまれた、「工業団地」的な場所。

頭上は離発着する飛行機と、高速道路を走る車。トラックが多い。

目の前は、殺風景な倉庫街。これまた幹線道路を突っ走るトラック。

たまにすれ違う人は、ガテン系。パンチパーマ。

煤煙。土煙。騒音。喧騒。おまけに残暑。


もーう、坊ちゃん育ちの私には耐えられない(泣)

とか何とか言いながら、時分どき。

「小洒落たイタメシでも・・・」とか思っても、無理!

「食えるものを出してくれるなら何でもいい」と目を凝らすと、

黄色地に赤文字で、

ジョイフルジュニア!

後で調べたけど、別府に本店のある「亀の井ホテルチェーン」がフランチャイズ。

確かに、ここも亀の井ホテルの一階。

「ジョイフル(しかもジュニア!)」といい、「亀の井ホテル」といい、

高級志向(笑)の私の趣味では全然ないけど、

やむをえん。

頼んだのは、
「日替わりランチ」(399円)」!

本日は、ハンバーグと照り焼きチキン。

ちょっと時間に追われてたんで、時計を横目に。

さも「しかたなく」といった風情を醸し出しながら食べ始めると、


う、うまい!

ハンバーグ、肉汁ジュワッ。スパイシー。

照り焼きチキン、肉汁ジュワッ(こればっかり)、表面クリスピー。


これで399円!400円で1円おつり!☆☆☆☆

さすがに、チェーン店のスケールメリット!


・・・・

やっぱり、わたしゃ。

「こっち側」の人間なのかネエ~

老舗の良心!?「平和楼 天神本店」(福岡・天神)

2010年09月17日 | 食べ歩き・酒
ここで昼飯は、久しぶり。

前に来たときは、定食を頼んだのですが、隣の人が食べているチャンポンがうまそうだったのを覚えていたので、迷いなく、

チャンポン(780円)!

池波正太郎先生のエッセイに、たびたび登場する

「悪友」井上留吉風に言うと、

「おどろいたよ、おい。
 チャンポンが銀の容器(いれもの)で出てきやがった。」


周りを見渡しても、銀のいれものは、チャンポンだけ。

なんか、この店にとって、

チャンポンは特別な思い入れでもあるのかな?


さっそく箸を取って。



濃厚なスープ。

コシのある中太麺。

シャキッ、とした野菜。

プリプリのエビ。

文句なしに、うまい。☆☆☆☆

お客の年齢層は、高い。

で、なんか品がある。

おばあちゃんの「お一人様」もちらほら。

「福銀ホールでクラシックのコンサートがあったものだから。いつもは外商に電話するんだけど、岩田屋(決して、三越や大丸ではない)でちょっとお買い物してきたのよ。ちょうどお昼時だし、チャンポンでもいただこうと思って。運転手?先に桜坂の宅に帰らせたわ。久しぶりに、バスって物に乗って帰るのよ。女学生の時以来かしら。」

かなんか、しゃべりそうな風情。

なんとなく、「福岡の保守本流」をこの店も担ってる感じ。

店員の応対もいいし、「老舗の良心」に思いを至らせるような、この店でありました。




うまけりゃ、いいか・・・。「一風堂TAO」(福岡・天神)

2010年09月14日 | 食べ歩き・酒
ご存知、一風堂です。

いまや、全国、全世界に「博多ラーメン」を広める「伝道師」として、

メジャーな存在です。

んが!

ヘソ曲がりな私のこと、「こんな『企画モン』なんかを、博多ラーメンとは認めん!」

という態度を貫いてました。

ましてや、これもまた「企画モン」のにおいがプンプンする、

和太鼓の「TAO」とのコラボレーションにおいてをや。

んが!

ある人から「420円の餃子、100円でご提供」券をもらったもんだから、

そこらへんは柔軟に。


コロッと宗旨がえ

頼んだのは、
TAO黒(790円)!

トンコツスープに「黒香油」とか言うしょうゆベースのタレが浮かんでる。
赤い辛味噌も。

最初、出てきたときには、その謳い文句からすると、「なんか、妙に静かな佇まい」という感じ。

んが!

それを軽くまぜると、
一気に派手なお祭り気分!

クリーミーな、アッサリめのトンコツスープが、

濃厚な黒香油と出会って、なんとも言えんコクのある風味に!

プリプリの極太麺も存在感あり!

なかなか結構☆☆☆☆

ただ、値段はちょっと高めかな?


さらに、件の「100円餃子」。

こちらも、皮と具のバランスも取れててなかなかうまい。

んがあ~!!


ヌルイぞお~!!!

熱くない餃子は、餃子ではないっ!

「祭り」を演出するのならば、


こういうところは抜かしちゃいかんバイッ!


ナントカと靴は、新しいほうがいい!?

2010年09月11日 | こんなモノを買った
結構、外を歩き回る仕事です。

25年以上やってます。

当然、今までたくさんの靴(革製の紳士靴)を履き潰しては、新しいものを買ってきました。

で、その中で一番気に入ってたのが、

ヒロカワ製靴の「スコッチグレイン」。

有名な、リーガルも何足か履いてきたけど、

ロクな思い出がない。

確かに、デザインはカッコイイ。

ブランドイメージも高い。

けど、

どうにも私の足には合わない。

靴ズレ、マメ。

で、痛いもんだからその部分を避けるようにして歩くと、

靴全体がひずんでくる。

のみならず、体全体がゆがんでくる。

体に悪い。


やっぱり、アメ公の作った靴はアカン!


その点、日本人の足に合わせて念入りに作った日本の靴はいい!

特に、このスコッチグレイン。

値段もそこそこ(3万円台~)だけど、

足にぴったりフィットするし、頑丈に作られてるから、長持ちする。

初めて買ったスコッチグレインは、9年ほど履いて、

こんなんなってしまいました。

丈夫なのに甘えてしまって、ぞんざいに扱ってしまったもんだから、

中敷は擦り切れ、かかとの部分は剥がれ。


ソールもヒールもご覧の通り。

縫い糸もほつれて見るも無残。

けど、全体のフォルムは、まったく崩れていないのはさすが!

9年間、ありがとう。お疲れさん!

いずれ、ヒロカワ製靴に修理に出して、また蘇らせてやるからな!

で。

こんなモノを買った。
スコッチグレイン№.3526「アシュランス」
定番のストレートチップ。

博多大丸にて、定価の1割引で。

前の型(もう、型番とかも不明)とよく似てるけど、細部がちょっと違う。

かっちりとした形が、好ましい。

ソールは、憧れの()革底。

早速、薄く保革クリームを塗って(気を使ってます)、

お仕事へ。

さすがに新品だけあって、硬く、馴染まない感じ。

けど、靴ズレなんかの気配は一切なし。


心も軽く、足も軽く。

履いてるだけで、

なんか、いい仕事ができそうな感じがするから、不思議だ。☆☆☆☆

安いカツ丼選手権(笑)「甚六」(福岡・天神)

2010年09月10日 | 食べ歩き・酒
先日、「シラス丼」がうまかったここを再訪。

本日は、

カツ丼(味噌汁付き)500円!

やすい!はやい!うまい!

と、言いたいトコだけど、

やすい!だけ。

結構待たせてくれた末に、出てきたカツ丼は、

う~ん、悪くはないんだけど、肉の質、卵の火の通り方、味のつけ方、

すべて及第点以下(当然コストパフォーマンスも考慮の材料)。☆☆☆

以上の点をもって、

勝手に第一回「安いカツ丼選手権大会」、勝利者は、



「五九郎」(博多うまかもん通り)のカツ丼(550円)に軍配!