ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

手打ちそば処「甲斐」(福岡・天神)

2012年05月31日 | 食べ歩き・酒
朝から、天丼気分。

「ミニ天丼とミニざる」なんてのもあったけど、

ここはきっぱり、

天丼(1,000円)!

小ぶりのエビ3尾、インゲン、かぼちゃ、玉ねぎ、ごぼう。

大分・竹田の棚田米を使っているとのことで、

濃い目のタレと相まって、うまし!☆☆☆☆

ただ、タレを天ぷらの上から「ツユダク状態」でかけ、

しかも丼にフタをして出してくる。

なので、天ぷらのコロモが、最初からフワグチャ。

できれば、サクッといきたいもんだ。要改善。

食った後、親父が「ちょっとピリッとするものに気付かれました?」と。

何のことかと聞くと、ウドを入れていた、とのこと。
そういえば、ちょっと悪くない薬くさい感じのものがあったな~。

親父、そういうのは最初から教えてくれい!
夕方の
4時とか5時とか、中途半端な時間でも、酒は飲める、とのこと。

今度「出先から直帰」で行ってみようかな。

引き継ぐ、ちから。

2012年05月28日 | 雑感
博多の超老舗「幸田時計店」のご主人に「お宝」を見せてもらった。

博多祇園山笠のクライマックス「追い山」で、

各山のスタートをコントロールする、

ストップウォッチ!

明治38年以来、108年(!)、

三代にわたって「追い山」の計時を任せられてきた。

これは、二代目(現当主の父上)が使っていたもの。

これもシブい!

現当主、幸田昭男さんが使うこのストップウォッチも、

持ち主の責任感と誇りが反映して、鈍く銀色に光る

かる~いね~。

2012年05月23日 | 読書
2012年本屋大賞受賞の、三浦しをん著「舟を編む」を読んだ。
以下、多少の「ネタバレ」があるので、ご注意を。

新しい中型国語辞典(広辞苑クラス?)の編纂にかける人々の、
情熱、苦悩、喜び、愛、ロマンを語った人間ドラマ!

なんだけど、テーマの「重厚さ」に比べて、
ちょっと内容が軽いかな~?
人物の性格設定、物語の進め方、ともに
「油っけの抜けた、ありきたりな」描き方。
なんか、民放ゴールデンのドラマの台本みたいな感じ?

ページ数も少ないので、さっと読める。読後感も、よく言えば爽やか、
悪く言えばスカスカ。

「国語辞典」という重いイメージから、暗く、濃密な内容を期待すると、
かなり肩透かし。
まあ、「肩のこらない、知的読み物」的に接するのが正解か。

ただ、印象に残った描写がひとつ。
「あ」行から「わ」行まであるが、どの辞書でも前半の「あ」~「さ」までで
全体の半分のページ数を占める。だから、シリトリに勝ちた...かったら、
「や」とか「わ」で終わる言葉を相手にブツケるべし。
「本当か~?」と思って、何冊かの辞書を確かめたら、

まさにその通り!

「日本語って、意外と偏った言葉なんやな~」と興味深い。

確かに「読んだ後、国語辞典を手に取りたくなる」のは確かで、それがこの本の手柄かな~。

「かつ亭」(博多駅前地下)

2012年05月15日 | 食べ歩き・酒
久しぶりに博多駅前地下の「かつ亭」へ。

サービス定食(800円)。


博多にうまいトンカツ数あれど、「感動」が伴うのは、ここと、赤坂「美松」、

あとは川端の「とん喜(七がみっつ)」くらいかな~。

ロースカツプラス、小さめのヒレカツ。

辛子とソースをたっぷりつけて。


サックリ、ジュワッ!うまし!☆☆☆☆

「純こくラーメン ずんどう屋」(東京・ 西麻布)

2012年05月02日 | 食べ歩き・酒
東京出張の折、昼飯に。

つけ麺(胡麻味噌ダレ、750円)。

「サービスで、麺大盛りか、卵が付きますが?」とのことで、

迷わず麺大盛り!

こってり、熱々のタレに、プリプリの麺をつけてすすりこむ。

厚めの焼豚もよく煮込まれてる。うまし!☆☆☆☆

しかし、六本木ヒルズにも程近い、「セレブな街」。

メインの六本木通りにも面したこの店。

学生時代は高田馬場、新宿、池袋がもっぱらの生活範囲だったわが身にすれば、

「敷居の高い街」。

このコスパのよさでやっていけるのか・・・。


いらん心配をしたことでした。