ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

どこにも似てない!?「煮込み屋 虔十(けんじゅう)」(博多三井ビル地下)

2010年07月26日 | 食べ歩き・酒
仕事で博多駅周辺へ。

「ひとつ、新規開拓してやろうか・・・」とキョロキョロしてると、ありました。

店のつくりは、最近よく見る「昭和レトロ風」。

結構、このては食傷気味。「騙されんぞお~!」

食券製。迷わず買ったのが、

「肉そば(冷たかと)」(800円)!

このボリューム!

プリプリの、きしめん風の卵麺が大盛りで。

その上に、中華風ネギ(名前を知りません)の細切り、牛肉がてんこ盛り!

ラー油が効いた、中華風の漬け汁につけて、いただきます。


こりゃ、うまい!


麺の甘みと、牛肉の甘み。漬け汁の辛味。


それをネギと海苔がうまく和合させて・・・。

少なくとも、私にとっては、どこにも似ていない味!

たっぷりしていて、量的にも十二分。

ごちそうさん!☆☆☆☆


この、難しい店名。

調べてみると、

宮沢賢治の短編に「虔十公園林」というのがあるそうな。

愚かなまでに、自分の意志を貫いた男の話であるそうな。

それから店名に取ったとするなら、ここのオーナー、結構興味深い。


今度、夜に煮込みを食いに来てみようかな。

意味、ないやん!

2010年07月25日 | ええかげんにせーよ!
赤坂の福岡高等裁判所前の信号。

計ったことないけど、ここの横断歩道は「開かずの踏み切り」。

まあ、きょうび車優先は多少はしょうがないとは思うけど、

明らかに長すぎ。

「ああ、俺はここでこうして、年をとっていくのか」ってくらい長い!

改善を求む!


で、それはいいとして。



いつまでもいつまでも赤のままの信号を睨んでて、

ふと、目に入ったのがこれ。

「交通弱者用押しボタン」。

「おお、さすが福祉のまち福岡!このボタンを押せば、渡りたい時にすぐ信号が青になるンやな。いや、誤解して悪かった。」

ボタンを押す。「しばらくお待ちください」の表示が点灯。

と、同時に横の「歩行者用押しボタン」にも同様にその表示が。

で。

変わらん。青にならん。

いつまで待っても変わらん。

ふたつの意味で、
意味、ないやん!!

ひと~つ。
「歩行者用」と「交通弱者用」が連動するなら意味ないやん!

ふた~つ。
そして、どっちを押しても待ち時間は変わらない、という結果は同じなら、意味ないやん!

「え~、この際は、いわゆる交通弱者への配慮という観点からも、押しボタンを2種類設けることが、福祉社会実現への・・・」な~ンて言う、木っ端役人のキツネのような顔が目に浮かぶ目に浮かぶ。

押しても変わらん押しボタンを、しかも2つもつけた奴!

金返せ!

税金返せ!

国交省?福岡市?県?

どこかは知らんけど、責任者出て来い!!

ひさびさに、

ええかげんにせーよ!






運命やいかに!?

2010年07月21日 | 雑感

福岡市、浜の町にある、古びた建物。



へえ~、不動産売買・仲介、タイプ印刷、ワープロ(今どきまだ頼む人がいるのかね~)、

ん?

運命鑑定?なにこれ?



げげっ!!


不動産屋のビル自体が「危険」!!

「浜の町ホーム」の、運命やいかに!?


夏バテも吹っ飛ぶ!?「甚六」(福岡・天神)

2010年07月18日 | 食べ歩き・酒
いわゆる、「一膳飯や」。

棚に出ているお惣菜を、好きなだけ取ってくる形式。

当然、財布の中身と相談して・・・のはずが、

どうしても「あれも、これも」になって、結局結構な金額になりがち。


ご用心、ご用心

ただ、本日はその心配はなし。

「夏限定!しらす丼(ゲソのから揚げ、味噌汁、漬物つき)」(750円)!


初体験。
鹿児島の名物、とのこと。

名前の如く、半ナマのしらすがご飯の上に全面的に敷き詰められて。

だけじゃなく、イクラやウニまでのってるぞ。

すでに、少しタレがかかってる状態で、味はこのままで充分。

ワッシワッシといただきます。


なかなかナイス!☆☆☆☆

夏バテで、食欲のない時なんか、お勧め!



ルーツをたずねて・・・?「久留米ラーメン」

2010年07月16日 | 食べ歩き・酒
とんこつラーメンのルーツを巡る旅は続く・・・。

って言う訳ではなく、たまたま仕事で行った久留米で。

「せっかくなら久留米ラーメンを」となって、はじめに出た店の名前が「丸星」。

ところが、広大な店の駐車場には、トラックがビッチリ!

恐れをなしてパス!

さらに車を走らせれば、ありました!


黄色地に赤のデカイ看板に「久留米ラーメン」!究極の店名!

愛想のいいオヤジに出迎えられて、早速たのんだ

「葱海苔ラーメン」(530円?)


もう少し葱が少なくても、バチは当たらんだろうに、と思う程、

麺が見えんくらい、葱がビッチリ!

そこを掘り起こしながら。

時々葱にムセながらズハズハ。

適度にコッテリなスープ。程よいコシの麺。

とまあ、ありきたりな表現だけど、なかなかうまいラーメンでした。☆☆☆☆

ただ、ホントに「ラーメン」を食いたかったら、単純に「ラーメン」をたのむべきだった・・・、と


プチ反省。

これや!「桃苑」(玉名市役所前)

2010年07月12日 | 食べ歩き・酒
仕事で、玉名に行ってきました。

4月から職場が変わったとたんに、出張の多いこと多いこと。

とか、ボヤキながらも、結構楽しかったりして。


夜7時からの会議の前に、腹ごしらえ。

地元の人についていきました。

もう50年くらいやってる、老舗とのこと。

頼んだのは、
大盛りラーメン(680円)!

私の数少ない「熊本ラーメン経験」で言うと、大体最初から例のニンニクチップがかかってくる。

けど、ここは、お店の姉さんが、片手にニンニクチップが入ったドンブリをもって、「かけますか?」と聞いてくれる。なかなか丁寧。

で、当然「トウゼン!」と勢い込んで答える。


ズハッと一口。

これや!これが熊本ラーメンや!!

こってり、熱々のトンコツ。

コシのある中太麺。

トロトロのチャーシュー。


ニンニクチップの香ばしさが、たまりません!☆☆☆☆


さっきから「熊本ラーメン」と言ってますが、正確には「玉名ラーメン」。

久留米で発祥したものが、北へ流れて「博多ラーメン」に。

南へ流れて「玉名」そして「熊本」に。

「だから、熊本ラーメンの元祖は、玉名ったい!」と自慢げ(?)な地元の人。

よかよか、自慢するだけの価値は、ある!


次は、この店の「究極の一品」、「ジャンボデラックス」(1100円)に、ぜひ挑戦!!

京都は、ドロドロ!?

2010年07月09日 | 雑感
遺産、遺言、裁判沙汰。

誹謗、中傷、骨肉の争い。

いあや~、京都東山の一澤家の争いは凄いですなあ~。

長男がやってる「一澤帆布」から喧嘩別れで、三男が「一澤信三郎帆布」。

いろいろあって「一澤帆布」が休業してると、今度は四男が「帆布カバン喜一澤」。

嫁や姑、叔父さんなんかも絡んで、壮大な兄弟喧嘩は、最高裁まで。

本家・元祖争いから、本物・偽者論争。

従業員も巻き込んで、労働争議・訴訟も。


まあ、なんか「人間の争い総百貨」的な様相で。


ハッキリ言って、面白い!


この間の事情は、「一澤帆布ウィキペディア」に詳しいので、ヒマな人は覗いてみては?


ところで、

私も持ってます。「一澤信三郎帆布」の
ボストンバッグ

ちょっと小ぶりで、週末のトレーニング、小旅行なんかによく使ってます。

大阪時代に買って、もう2年半くらいになるかな?

結構使い込んだ「味」が出てきつつあるところ。


それはいいとして。


これを買った時のイキサツが、ちょっと前に書いた「京都のサイン」エピソード2になります。


せっかく大阪にいるんだから、近くの京都、「あこがれ」の一澤帆布の品を一つでも手に入れておきたい。

予備知識として、「兄弟喧嘩」の件は知っていたので、考えた末に、元々の職人を使ってる、といわれる「信三郎」のほうへ。

店のカタログを見ると、いい感じのボストンバッグが。

けど、店内に実物がない。在庫はあるのかな?


店の女の人に聞く。



店「さあ~、店にないのやったら、おまへんわあ~」

私「作ってないってこと?」

店「さあ~、職人次第ですよってにい~」

私「予約はできます?」

店「いや~、予約は受けてへんのですわあ~」

・・・・・・・。

私「そんなら、こうしましょう。私、大阪に住んでますんで、このバッグがお店に入ったらお電話  いただけます?」

店「それは、構いまへんえ~」

私「じゃあ、それでお願いします」

店「はあ~、よろしおす。店に入ったらお電話しますわあ~。
  それでも、お客はんが大阪から来はるあいだに、売れてしまうかも知れまへんえ~

・・・・・・・。

まあ、いつものパターンなら、ここでブチキレ。


とっとと帰りますがな。けど、「京都やからしゃあない」。

私「う~ン、わかりました。じゃあ、こっちのほう買わしてもらいます」

店「はあ~、お~きにい~」

で、買ったのが店に実物があったこのバッグ、というわけで。


後日、京都生まれ、京都育ちの先輩に、「京都っちゅうのは、なんちゅうトコですか!かくかくしかじか」と訴えました。

先輩の答え。「あ~あ。そら、『前金を払え』っちゅうことやわ」。


「サイン」やったんかい!


そんならそれで、ハッキリ言ってくれ!

けど、「まあ、京都やから、しゃあないわ」

駆け足で、東京

2010年07月08日 | 食べ歩き・酒
仕事で東京へ。

といっても、時間がなく、超駆け足。

学生時代に6年間。初めて一人暮らしを始めた地でもあり、思い入れは深い。

ゆっくりと、「置き忘れた青春のカケラ」を拾い集めてみたいものだが、今回は余裕なし。

午前10時から、午後5時までの間に、神田から始まって、新宿、芝浦、三田、西麻布、銀座を駆け回る。


なんとまあ、「人間はとバス状態」。

ちょっと昔は、「東京に出張」といえば、当然「泊まり」がセットだったものなのに・・・。


あ~あ、貧乏はイヤだね~

などと愚痴りつつも、無事仕事終了。

東京駅から博多行きの「のぞみ」に飛び乗る。

5時間ちょっとの「小旅行」。

学生時代(もう、30年も前!)、帰省では、「ひかり」でもタップリ7時間半はかかったもの。

技術は進歩してます。

で、席に落ち着けば、当然イソイソと弁当&ビール。

特選弁当「東京」!


「東京スカイツリー」(現在398m、最終的には634【ムサシげな】m!)に抜かれようとも、「東京」といえば、「東京タワー」!!

なかなか、盛りだくさん。

アナゴの蒲焼だの、焼き魚だの、野菜の煮しめだの。

いかにも東京風の、濃い味付けで、酒のつまみにも充分。

ビール500mlのあとは、ハイボール500mlを二本!

締めの、アサリご飯も美味しゅうございました。



さらば、東京!また今度ゆっくり!!

私を筑豊へ連れてって?

2010年07月05日 | 食べ歩き・酒
で、メーテルにおののきながら空港3階レストランフロアへ。

筑豊ラーメン「山小屋」北九州空港店。

久しぶり。

以前は、西区のうちの近くにも、小倉の会社の近くにもあって、時々行ってたけど、

ここの経営姿勢は、基本的に「スクラップ・アンド・ビルド」?

割とめまぐるしくお店の場所が変わる。

それはともかく、早速

「昭和ラーメン」!(だったか?650円)

チャーシュー、半熟玉子、キクラゲ、ネギ、海苔。


筑豊らしく、味は割とコッテリめ。まあまあ。☆☆☆☆

量的には替え玉必。

650円は、ラーメンとしては高め。だけど、嬉しいのは、替え玉がサービスだったこと。

それを、最後の勘定の段階で明かすとこなど、

お客の「喜ばしどころ」をわかってる。


山小屋、おぬしもワルよのお~ぬふぬふぬふ

私を銀河に連れてって?

2010年07月03日 | 雑感
仕事で北九州空港へ行ってきました。

何十年ぶりか。

記憶の中では、「小倉の城野の向こう側の、小汚い住宅街を抜けたところに、
忽然と現れる、小汚い、しょぼくれた空港、というより『飛行場』」

というイメージでしたが、

なかなかどうして。

響灘に浮かぶ人工島の、立派な Air Port!


カウンターに突然現れる、

メーテル!

銀河の旅を終えて、こんなところで働いとったんか!(涙)

愁いを帯びた声で、「ワタシヲミテ・・・」とか言ってる。

ちょっと怖い。

子供の客なんかは、泣く子もいるんじゃないか?

どうでもいいけど、

バックはもう少し片付けて、それらしく装飾してもいいだろうに。

「めかり」じゃないだろ、「めかり」じゃ!


*ミニ知識
  
    「メーテル」のモデルは、シーボルトの孫娘。

         三瀬高子


げな。う~ン、確かに・・・