ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

怒り(呆れ?)納め!

2009年12月31日 | ええかげんにせーよ!
今年も、喜怒哀楽いろいろありました。

で、中途半端な形ながら、

「ええかげんにせ~よ」納め!

前回の「イルミネーション問題」の追加。

那珂川にて。
なんじゃこれは!

しゅんせつ、あるいはボーリング用の船舶の模様。

その「仕事」だけを行うための、単機能の、いわゆる「働く船」のはず。

なんか、クリスマスと関係があるの?

なんで、ピカピカしてるの?

後方の、赤白の高い2本の物体がサンタさんに似てるのかな?

じゃあ、前方のタグボートは、さしずめトナカイさんかな~?


ふざけまわるのも、たいがいにしとけ!

本来の仕事をやっとけよ!

それが、一番美しい姿やないか?

(仮に)しゅんせつ船なら、川底を掘り返すことに専念せえよ!

バスの運転手は、いらん事しゃべっとらんで、安全、快適に、速くバスを運転することに専念せえよ!

政治家は、いらんパフォーマンスをせず、国民の生活を向上させることに専念せえよ!

科学者は、アホな元タレントの言うことなんか蹴散らして、「一番」をとことん目指せよ!

なんか、今の日本、枝葉の体裁ばっかりに気をとられて、肝腎の幹をしっかり育てることを忘れてるんじゃあないか?
おのれに与えられた使命を、必死になって完遂する尊さを忘れてるんじゃあないか?

上っ面の楽しさ、きれいさ、気持ちよさで、表を糊塗して、なんか本質から逃げてないか?


そんな時代に、来シーズンに向けて石川遼君が挙げた「一意専心」の言葉は、重いぞ~!
18歳から教えられて、恥ずかしいと思わんか?

俺は思うぞ!

ということで、自戒の念を充分に含みつつ、

ええかげんにせーよ!!




「醍醐 花山」(小倉・堺町)

2009年12月29日 | 食べ歩き・酒
おなじみ、とろろ麦飯のここ。

本日は、
カキフライ定食!

とろろ麦飯がウリとはいえ、惣菜にも手を抜いてません。

カキフライ、うまい!!

大粒の、新鮮(と思う)な牡蠣がサクサクの衣に包まれて。

ザクッ、プリプリッ、ジュワア~ッ!

とろろ麦飯も相変わらずで、思わずお代わり。

ごちそうさん!☆☆☆☆

しかし、このお店の配膳係兼勘定係の女の子。

ひとりで走り回りながら、てんてこ舞い。

だけど、笑顔は常に絶やさない。

あんたは、エライ!!

ここは、本物!「万よし」(小倉・紺屋町)

2009年12月26日 | 食べ歩き・酒
最近、割とよく行くところです。

ここの素晴らしさは、挙げていくときりがないんですが、

まず、
お店のつくりが鄙びた、落ち着いた感じでよろしい!

次に、
お店の人の客あしらいが見事!
どんなに忙しい時でも、食べ物や酒の希望を細かく聴いてくれ、的確なサジェスチョンをしてくれる。
しかも朗らか。

さらに、食べ物がどれもうまい!
特に「天ぷらの盛り合わせ」。
ご主人(イケメン!)が自ら一つ一つのネタを、揚がるたびに運んできてくれる。
おかげで、揚げたての熱々を楽しめる。

そして、酒の種類の豊富さと、そのうまさ!
中でも純米酒「百歳」!

欠点は、あまりにうまいので、水の様にカパカパと飲んでしまうところ

今夜は、
冷奴。
飾り気なく、何の変哲もないけど、味わい深い。

腹が減ってたので、
天丼!
誉めちぎっといてなんだけど、これはイマイチ。
といっても、キスやエビなどのネタは、新鮮でうまい。
私のイメージと違っただけ。
甘辛の卵とじにしてて、悪くはないんだけど、おかげで天ぷらの「カラリッ」感がない。
今度から、「卵とじじゃないバージョン」を頼んでみよう。

ともあれ、新しい行きつけが出来て、喜ばしい限り!☆☆☆☆

そんなにうれしいか?

2009年12月24日 | ええかげんにせーよ!
まあ、個人の好みでやってることだから、とやかく言いたくないけど、とやかく言うぞ!

クリスマスが近づいて、うれしいのかも知れんけど、

恥ずかしくないか?

それとも誉めて欲しいンか?

近頃はやりの、「自宅イルミネーション」。上の2つは地味なほうで、閑静な住宅街の中で突然「ここは中州か、ラスベガスか?」ビックリするのもまま見かける。

聞くところによると、これに命を懸けてる馬鹿もいるらしく、ご近所で競い合って、とことんエスカレートしてるケースもあるらしい。
このために何10万、何100万も使ってるアホもいるらしい。

まあ、しかし仮に我が家のまん前でこんなのやられたら、確実に苦情を言い立てに行くね。
幸いにも、うちの近くにはこんなアホは居ないみたいだけど。

家の中でなら、何をやっても構わん。

目にもウルサイ、はた迷惑な自己顕示欲の発露は、ご遠慮願おうか。

そのうち、「イルミネーション殺人事件」なんてのが起こるぞ、きっと。


ええかげんにせーよ!!

日常の感動!「グリル小柳」(小倉・紺屋町)

2009年12月23日 | 食べ歩き・酒
毎度毎度のここです。

で、毎度毎度の
Bランチ!

いい加減飽きても良さそうだけど、結局これに戻ってくるンよね~。

本日は、定番のハンバーグ、エビフライに、ポークピカタと、牡蠣をチーズで焼いたの。

なんとこの牡蠣のうまいこと!

丸々としたプリップリのを一口でいくと、
アツアツのエキスが口の中いっぱいに!

しあわせ!☆☆☆☆

そのほかのうまさは実証済み。
ここの良さは、その日その季節でいいものをプラスしてくれること。
何度も食べたけど、一度として同じ組み合わせがない。

ここのご亭主、相当の研究熱心さとサービス精神の持ち主と、お見受けする。

けど、何度も書くけど、牡蠣がうまい!!

明日にでも、「牡蠣フライ」を食べてみようかな。

醜く、美しい!

2009年12月21日 | 映画
観てきました。「イングロリアス・バスターズ」

inユナイテッドシネマ・キャナルシティ13。


感想?当然、最高!!

冗長で雑駁、グロテスクで悪趣味。

けど、

どうしようもなく、エレガント。クール。チャーミング。美しい!

とにかく、タランティーノ節炸裂!

オープニング・クレジットからぶっ飛ぶ!
いきなり、「荒野の1ドル銀貨」のテーマが!

これによって、「マカロニ・ウェスタン」の、残酷な中にも美しい殺戮の予感が俄然ヒシヒシと。

「KILL BILL2」でもそうだったけど、タランティーノ、マカロニ大好きなんやね~。

タランティーノ好き、戦争映画好き、ドイツ軍好き、な耽美派(?)の映画好きにはタマりませんぞ~!!
主演はご存知、
ブラピ。だけど意外なほどに影が薄い。

で、実質上の主役は、
このおっさん!
これが、トコトン曲者なんよ~。

美女も出てきます。
飾りではなく、重要な役どころを。
彼女は悲劇の女優を熱演。

鉄砲好きも狂喜乱舞!
ワルサーP38、ワルサーPPK、ルガーP08、MP40、MG42、モーゼルKar98Kなんかがワンサと!

そしてこのシーンから、

美しくも、オドロオドロしい、驚愕の殺戮が始まる!!

ナチスの、「ユダヤ・ハンティング」から生き残った少女。
辛くも逃げ延び、今はパリの小さな映画館の経営者。
肉親を惨殺された彼女の、壮大な復讐劇はこの映画館で幕を開ける・・・。

細かくは、ネタバレになるので控えるけど、ここの一連のシーンは、もう30年位前の映画「追想」(原題は「古い銃」。ロミー・シュナイダー主演のほう。ロシアのアナスタシアではないほう。)の、アッと驚くクライマックスを思わせる。

たぶん、タランティーノはこの映画を観て、衝撃を受けてたんじゃないかな~。

話は逸れるけど、この「追想」、すごい作品です。
この、妙に甘ったらしい邦題から連想されるような、恋愛モノではなく、メチャクチャ硬派の、重く、緻密で、サスペンスフルな、しかもとてつもなく美しい映画です。
原題のほうが、当たり前だけどシックリ来る。
今度DVDでまた観てみよう。

で、この「イングロリアス・バスターズ」。

観ようによっては、冒頭書いたように、冗長で、退屈な、延々と続く会話のシーン。
けど、その会話のやり取りの内容の濃いこと!
持続する緊張感。散りばめられたウィットやユーモア。凄み。ちょっとした「ミニ知識」まで。
そして、その会話の間で見せる、各キャラクターの動作の美しいこと!
食べる。飲む。煙草を吸う。本のページをめくる。字をしたためる。

何か、ヨーロッパ人の美しさを見せつけられるようで、ウットリとさえしてくる。

こんな、瑣末なディテールにトコトンこだわる。

それがひいては、独特の「タランティーノ・ワールド」を創り上げる。

根っからの「映画小僧」。

これは、彼の代表作になるだろう。アカデミー賞なんかには、
縁がなさそうだけどね。

好き嫌い、毀誉褒貶、いろいろあるだろうけど、

私にとっては、本年の、ベストシネマ!!文句なし!☆☆☆☆☆







これぞ、久留米ラーメン!?「龍の家」(博多・キャナルシティ・ラーメンスタジアム)

2009年12月20日 | 食べ歩き・酒
久しぶりにラーメンスタジアムへ。

8店舗。客が行列を作ってる店、閑古鳥が啼いてる店ある中、

少し迷った末に、或る意味「基本」の久留米ラーメンの店へ。
ラーメン(600円?)

うん、申し分なし!

少しドロッとするくらいコッテリのスープ、コシのある細麺。
トロトロのチャーシューは、絶品!!

最初は固麺で注文したら、私には若干硬すぎ。
替え玉は「普通」に。

替え玉しても、スープのパワーは落ちず、いい具合に茹でられた麺と共に、丼に何も残さず、完食!

けど、「ラーメンは500円以内!」という私の信念から、☆☆☆☆



煩悩がああっ!「かすうどん大福」(小倉・中津口)

2009年12月19日 | 食べ歩き・酒
久しぶりの来店。

さて、今日は何にするか・・・。

壁にはたくさんのメニューが。
「かすうどん」「肉うどん」「釜揚げ」「焼きうどん」・・・

お店の女将さん?の説明が、何を聞いても美味そうに。

悩んでると、ふと目に入ったのが、これ。

「かすチャンポン」(だったか?)

いわゆる「チャンポン」ではなく、そのココロは、「うどんとそば、かす、肉、卵が入ってて、いろんな味を楽しめる」。

確かに。

うどんの豊満さ、そばの小粋さ、肉の官能、かすの刺激、卵の癒し、なんかがいっぺんに味わえる。

一杯で5度美味しい!☆☆☆☆
さらに珍しや、そばの「替え玉」まで。満足、満足。

けど、これを食ってしまったら、余計に他のメニューが気になったりして・・・。

全品制覇するしかないのか・・・。

麺食いの煩悩は、果てしなく・・・


B級万歳!「たわけや」(小倉・堺町)

2009年12月16日 | 食べ歩き・酒
名古屋名物味噌カツのお店。
久し振りの訪問。

本日は、なぜか、「メンチカツ気分」。

メニューを見ると・・・ない!

やむを得ず、
肉野菜定食(?)

あきらめきれず、お店の女性に「メンチカツは、ないよね~」と聞くと、
「メンチカツはないけど、メンチ棒ならありますよ~」と。

試しに頼んでみる。

写真上の長い物体がそれ。約20センチ。200円(だったかな?)。

ソースをつけて一口。

ふむ、挽肉とタマネギのみじん切り。からりと揚がったコロモ。
それらのコンビネーションはなかなか・・・って、こりゃ長いだけでメンチカツそのものヤンケ!

相変わらず笑かしてくれる。

肉野菜のほうも、濃い甘辛でうまい!

どこに出しても恥ずかしくないB級の昼飯は、愉快なうちに滞りなく終了。

☆☆☆☆





麺食いの悦楽!「鳥松」(小倉・魚町商店街)

2009年12月13日 | 食べ歩き・酒
ここの焼き鳥は、安くてうまい。

昼は初めて。

焼き鳥屋なのに、

坦々麺!

「宇宙一」の、博多・呉服町「しま屋」には及ばないまでも、なかなか結構。

プリプリの麺と、クリーミーな感じのスープ。
ドサッと乗っかってる新鮮な水菜がいいアクセント。

「しま屋」より嬉しいことがひとつ。

坦々麺のクセに、
替え玉あり!

久々に、「麺を食う悦び」を実感。☆☆☆☆