ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

鄙にも稀な・・・「レストラン・ラパン」(鳥栖市・弥生が丘)

2009年09月26日 | 食べ歩き・酒
仕事でなぜか、鳥栖市へ。
JR鹿児島本線で鳥栖の手前の「弥生が丘」駅で下車。

ちょうど時分どきだったので、店を探すも・・・

ない!

駅前は、新聞社の印刷工場とか、セメント工場。近代的なマンション群。
田舎のはずなのに、妙に人工的な感じ。

考えてみると、博多駅まで30分ほどなので、佐賀県とはいえ、充分に福岡市内への通勤圏内。
ベッドタウンとして開発されたんだろうな~。

味も素っ気もない街。

しかし、腹が減った。近辺をウロウロ、キョロキョロしてると、ありました!

小ぎれいな明るい店。
店を選べる状況でもないので、即、飛び込む。

店内では、メルヘンチックなウッドテーブルで、いかにも「佐賀のおばちゃん」といった3人組がケーキを食いながら、佐賀弁丸出し(当然)でしゃべりまくってる。

がばい似合わんぞ。

まあ、とにかく1000円ランチを頼む。

ハンバーグ。
なかなか、洗練されててうまい!自家製(と思われる)デミグラスソースが、都会的。

食後には、コーヒーとケーキも。

いやいや、これもなかなか。

お店の女性の対応も垢抜けてて、

鄙にも稀な(失礼!)お店でした。☆☆☆☆

室見川の彼岸

2009年09月23日 | 雑感
連休の最終日。

お彼岸です。

昼飯は、訳もなく娘の石垣土産の「沖縄ソーキそば」。



いや~、はっきり言って、まずい(すまん、娘!)

とんこつ風のような、鶏がらのような、塩のような、はっきりしない、あんまり工夫もされてないようなスープ。

きしめん風の麺も、ただ単に「麺です。それが何か?」とでも言いそうな感じで。

最悪なのが、ソーキ(沖縄風焼き豚?)。煮込んでもない、焼いてもない、これもただ単に「豚肉を調理しましたが、何か?」とでも言いそうで。

これを称して「素朴な」と言ってしまえば、世の手抜き料理はすべて「素朴な郷土料理」に格上げされる。

沖縄の料理が、すべてこんなんとは思いたくないけど、実際、私も何度も沖縄には行きましたが、「これは旨い!」と言う料理に出会ったことがないのも事実で。
唯一印象に残ってるのは、「ゆし豆腐」と言う、豆腐の出来損ない、と言って悪ければ、豆腐の作りかけ(あんまり変わらんか)のようなものくらい。

夜TVQでやってた、「世界のウルトラ民族」と言う番組でも、アマゾンの土人さんたちは、タランチュラやら山猫やらを毛のついたまま焼いて召し上がってたし、マレーシアのジャングルに住む移動民族(普通、こういう人々を、日本では「ホームレス」と言いますが)の皆さんの主食は、そこら辺の木を切り倒して、中の柔らかいところを引っ掻き出してつぶして粉にして、水で溶いたベチョべチョの澱粉のかたまりだったし。

南方では、あんまり食い物、というか食えるものに困らないから、何と言う工夫もしない事が身についているんだろうか。

それが、ある種の「たくましさ」に繋がるんだろうか。

先の大戦で、南方のジャングルにさまよい、餓死なさった兵隊の皆さんのご苦労が、改めて偲ばれます。
蛇を食った話なんかは聞いたことがありますが、まさかタランチュラは食えんよな~。

お彼岸に、ちょっと考えてみました。

で、腹ごなしにわが愛車「レッド・アロー号」を駆って出かけてみました。

室見川近辺。
うららかな初秋の昼下がり。

土手には色鮮やかな彼岸花。

娘の小さい頃は、ここで一緒にスケッチなんかもしたな~。

運動公園の近くには、小さな新しい橋が。
ちょっと前までは、今にも朽ち果てそうな、危なっかしい木の橋で、それはそれで趣があったものでしたが、さすがにネ~。

このあたりでは、みんなでバーベキューなんかもしたっけな~。

なんて、妙にキョーシューに浸りながら対岸へ渡ると、

なんじゃこれは!

何でこんなところに線路が!?

と、一瞬別の場所にワープしてしまったような感覚に陥る。

よく考えると、地下鉄3号線が出来て以来、この辺には来てなかったな~。
親しんだ場所に新しい建物が出来る、のは馴れっこなんだけど、

「線路」ッちゅーのは妙にインパクトあるわ~。

なんかカワイイ感じの3号線車両。
きちんと整列。

なんか、「基地」と言う字は威圧感があるな~。

有為転変。諸行無常。

知らんうちに、結構身近な場所も変わっていくんだな~と、改めて思ったお彼岸の一日でした。


さ、今日は久しぶりに家族4人で外食。と言っても「スシロー」だけどね~
束の間の団欒を、束の間だからこそ大事にしようか。

※お断り:文中、今日からすると差別的表現ないしは差別的表現ととられかねない箇所があります。しかし、作者に差別を助長する意図がないことは、賢明な方なら明白であります。

皆様のご理解をお願いいたします。

男は、S◎Xで決める!

2009年09月21日 | ちょっとマニアック?
突然襲いかかる暴漢!その手には鋭利なナイフ!

メイン・ウェポンにトラブル!迫り来る敵や猛獣!

極限の緊張状態。脳内は、アドレナリンやらドーパミンやらが急激に噴出している状況。

こんな時、自分が拳銃を持っていたらどうするか。

おそらく、よっぽど訓練を受けている者でない限り、拳銃を相手に向けて、闇雲に何度も引き金を引くでしょう。

その時サイト(照準)は?おそらく見えてないでしょう。
ある統計(プロの警察官の行動に関する)では、相手との距離1.5メートルでも、弾が一発も当たらないケースがかなりあるらしい。

セイフティ(安全装置)の解除?たぶん頭にないでしょう。
これも警察官関係の記録で、オートマチックのセイフティを解除せずに引き金を引き、当然発射できず、殉職した例があるらしい。
その警察官の拳銃を分解してみると、必死で引き金を力いっぱい引いたのか、トリガーと連結する「シア」と言う部品が変形していたらしい。

よしんば、冷静にサイトをターゲットにあわせ、セイフティも確実に解除したとして、

不発だったらどうする?

運良く発射できたとして、何発目かでジャム(弾詰まり)が起きた場合どうする?

ターゲットから目を離さず、銃口もターゲットに向けたまま、左手でスライドを引き、不発あるいは詰まった弾をエジェクト、次弾をチャンバーに装填、即座に発射する?

出来っこありません。

大半の人間が、殉職警官と同じ行動を取り、同じ運命を辿る事でしょう。

これらから導き出される結論。

銃は、ダブルアクション・リボルバーに限る!

抜いて、引き金を引けば、弾が出る。
セイフティなんて言うしちめんどくさいものは、ハナッからない。

不発でも、また引き金を引けば、シリンダー(弾倉)が回転して、次のフレッシュな弾を発射できる。

単純・堅牢。信頼できる構造。

私が、何か一丁「相棒」として選べ、と言われれば、迷わず選ぶであろう銃がこれです。

S&W M-10。FBIモデル。



無骨な中にも美しいライン。

強力な38スペシャル弾。


迫力の銃口。
44マグナムじゃないけど、"Go Ahead,Make My Day!"(「さあ、やってみな、俺に撃たせてくれ」)。

余談ですが、この"Go Ahead~"という有名なセリフ(ちなみに、映画「ダーティ・ハリー」でクリント・イーストウッド扮するハリー・キャラハン刑事が、追い詰めた犯人に放つ言葉)、「ダーティ・ハリー」を何10回(我ながら!)見直してもどうしても聴き取れないんですが、本当に言ってるんでしょうか?どなたか知ってたら教えてください。

写真は、リボルバーのモデルガンを作らせたら右に出るもののないコクサイ製。
リニューアル版です。
外観、作動とも文句なし。傑作です。

世は、軍も警察もオートマチック花盛り(らしい)。
現代のオートマチックは、技術的に行くとこまで行っていて、

なるほど、ダブルカアラムマガジンのおかげで多弾数を速射できる。
ダブルアクション、AFPB(オートマチック・ファイヤリングピン・ブロック)などの採用で、安全性も抜かりなし。
ポリマーフレームの採用で、軽量、携帯性良好。
弾の装填も、マガジン交換ワンタッチで素早く可能。

でも、それもこれも、書いたように、相当の訓練(技術面、メンタル面両方の)を積んだ上で、と言う前提が必須。

大多数の人間には、ダブルアクション・リボルバーが最適。
ホーム・ディフェンスには6発あれば充分だし、そもそも、6発以上必要な状況にならないように努める事の方が重要な事。

それに、「手持ちの6発以内で、ケリはつける」ほうが男らしいじゃないか!

リボルバー。またの呼び方は"Six Shooter"。

男は、SIXで決める!

久しぶりの「里帰り」気分?「舞子」(小倉・紺屋町)

2009年09月15日 | 食べ歩き・酒
いやあ~、イチロー、やりましたなあ~。

9年連続の200本安打。
世界最高峰のメジャーリーグで、これだけ高いレベルを保ち続けることの大変さは、常人の想像の域を超えてます。
あんたは、すごい!

ただ、聞くところによると、アメリカ本国での盛り上がりはそんなにないとの事。
まあ、いい意味でも悪い意味でも、単純なアメリカ人の事。
「力いっぱいストレートを投げて、力いっぱいフルスイング。ホームランか、さもなくば三振。正義か、さもなくば悪か。勝利か、さもなくば敗北か。強い者が勝つ。勝った者が強い。」
てな価値観の奴らには、分からんよの~、この味わいは。
そんなことだから、日本に野球世界一(WBC)を2年連続持っていかれるンよ。
わかッとンのか、コルァァ!

って、何を私は一人で興奮してるのか。

記録を破られたウィリー・キーラーに関して。
イチローいわく。
「彼の時代(108年前)のルール(ファウルはストライクにはならない等)だったら、300本は打てるかもね」!!

お~う、言うチャれ言うチャれ!(金子信雄風に)

アメ公が怖おうて、野球ができるかい!!(意味不明)

え~、ところで。

イチロー、といえばマリナーズ。

マリナーズ、といえばシアトル。

シアトル、といえば「舞子」のお母さんの上の娘さん夫婦が住んでるところ。(なんのこっちゃ!)

で、久しぶりに行ってきました。

結構長い間お店が閉まってたので、心配してましたが、「お母さん」、シアトルの娘さんとこでゆっくりしてたとの事。よかった~。

本日は、
刺身の盛り合わせ
新鮮な、赤貝やら、鯛。言うことなし!

そして、
筑前煮&ご存知、イワシの糠だき!

その、きめ細かく、創意工夫がなされ、サービス精神横溢、探究心旺盛、たゆまざる継続性、さらに豪快な醍醐味も兼ね備えて、

これはまさに、
料理界の、イチローやあ~!!☆☆☆☆☆

夏の終わりの、腹パンパン

2009年09月13日 | 食べ歩き・酒
今年は、親戚筋に初盆が2件ありました。

佐賀市内と神崎。私の生まれ故郷の佐賀県です。

で、どういうわけか、盆参りのお礼の手土産は必ず「そうめん」。

というわけで、家にはそうめんがたまります。去年の分も残っていたのでそっちから食べることに。そうめんは何年か置いたほうが、熟成して旨いとも言いますし。

本日の昼飯。
冷やそうめん!
「神の白糸」で(地元では)有名な「井上製麺」謹製!
これを5束!!

最初は、「うわっ!こんなに食べられんよ!」とか言ってたものの、結局完食。

喉越しよく、サラッといけるもんだからつい・・・☆☆☆☆

気付いたときにはすでに遅し。腹パンパンで、う、動けん!

TVで女子ゴルフを見ながら、いつの間にか惰眠をむさぼった、夏の終わりの一日でした。

名誉回復したのか?「小倉飯店」(小倉・鍛冶町)

2009年09月11日 | 食べ歩き・酒
今まで散々悪口を書いてきたここ。

もう2度と行く気はなかったものの、気になるメニューがひとつだけ。

なので、勝手に「名誉回復のチャンスを与える」意味で行ってきました。

そのメニューとは、
ジャージャー麺!

会社の先輩で、ここではこれしか頼まない人がいて、ず~っと気になってました。

しかし、ビジュアルがちょっと○○○っぽくって・・・。

ぐずぐず言わず、実食!

うん、挽肉と野菜の角切りが混ざった少し甘めの味噌。それを太目の麺に絡めてズハズハと。
なかなか美味い部類に入る(まだ意地になってる)。

ただ、食いにくい!
大量の麺が汁気のないところにもってきて、絡まり合ってる。

力づくで麺を引っ張れば、あるポイントに達すると「パシッ」と麺が弾けそうになり、「恐怖のシャツの染み」に恐れおののきながら・・・。

完食!☆☆☆☆

え~、小倉飯店!

「見直した!」とまでは言わん。が、「もう二度と来ん」というのは撤回しよう。

また、気が向いたら来るわ。

美酒和彩「かいほう」(小倉・馬借)

2009年09月08日 | 食べ歩き・酒
財布が軽い。

でも寿司が食いたい。

そんなわがままなあなた、ええ店ありマッセ!

ここの「寿司ランチ」、1000円ポッキリ!

「握り」10個に、茶碗蒸し、味噌汁、その他惣菜がついてます。味、量ともに大満足!

「握り」は少々小ぶり。
だけど、「ねたがデカけりゃ文句なかろ?」みたいに、勘違いした寿司より100倍まとも。
「寿司」の客は、「寿司」を食いに来るのであって、「刺身」を食いに来てるのではないのであるからして。

店内は結構広く、個室はゆっくり落ち着ける。
お店の人の対応も良し。

最後にデザート(ほんの一口、冷たいチョコレートケーキ)にコーヒーもついて、


ごちそうさん!☆☆☆☆

けど、これはたぶん「赤字覚悟のサービス」。

いつか、夜来ないと申し訳ない。財布が(多少なりとも)重い時にね。

残暑を乗り切れるか?「田舎庵」(小倉・鍛冶町)

2009年09月06日 | 食べ歩き・酒
暑い。
強烈な残暑がまだまだ続きます。

さすがに疲れ気味。スタミナを付けにゃあ。

ということで、「残暑」、「スタミナ」、「ヘルシー」、「うまい」これらのキーワードから導かれるものは?

これですがな、これ。

小倉で、鰻と言えばここ!という名店。

当ブログ史上、最高価の昼飯、「うな丼(竹)」(2100円)!!


とうとう、俺もここまで登り詰めたか・・・

しかし、んん~!?

蒲焼の表面がパリッ?
噛んでみるとサクッ?

違う。俺のイメージと違う。

「高い」鰻の蒲焼のイメージといえば、

箸でスルッと切れる。中はふっくら。噛めば、口の中でホロッ。ネットリ、ご飯と甘辛のタレが混ざって口の中はお祭り状態!!

というもの。

違う。俺のイメージと違う。

もちろん、不味くはない。

実は、メニューの検証の時点で、「天然鰻・うな丼(3500円)」というものがあって、しかしこれはさすがに思い切れなかった。

ということは、今食ったうな丼は「養殖」という事で、こういう結果なのか?

うーん。

そういえば、博多の鰻の名店、「吉塚うなぎ」でも、「せっかくなら、これっ」というものは、3000円以上してたような・・・。

よし。

冬のボーナスが出たら(オイオイ)、これにチャレンジしてみようじゃないか!

それまで、評価は保留!

けど、本当を言えば、「小倉でうなぎ」といえば、なんと言っても旦過市場の、今はなき「うまば」!

ここのうな丼は、最高だったな~これを読んで、激しく頷く人の顔が見える。
市場の中の、細い路地に佇んでた、キッタナイ店。
ふっくら、アツアツの蒲焼が、豪快に二階建て!ここに幸あり!!

カムバ~ック、「うまば」!!

愛すればこそ!「ニーハオ」(小倉・旦過市場)

2009年09月05日 | 食べ歩き・酒
いつも、味・量・値段とも「間違いのない」ここ。

本日は、その名前に惹かれて、

「中華焼きそば」!

って、単なる「皿うどん」やないの!この程度なら福岡・天神横丁の「五九郎」でさんざん食ってきてるワイ!

もちろん不味くはないけど、特徴がない、特徴が!

昼飯にことさらエキサイトメントを求める私もどうかとは思うが、

ここには、もっと魂を揺さぶるような「何か」を求めたい!

愛するが故の、☆☆☆!

でも、オプションでつけた「水餃子」は、相変わらず絶品!

「かすうどん 大福」」(小倉・中津口)

2009年09月05日 | 食べ歩き・酒
以前紹介した、昼飯レポートの訂正&新情報です。

名前負けならぬ、名前勝ち!?「かすうどん」(小倉・紺屋町)
              
                    ↓

                「かすうどん 大福」(小倉・中津口)

です。何もかも違ってました(恥)すんません。

で、食って来ました。

「釜玉うどん」!

当然、「大盛り」を頼んだのですが、運ばれてきたのは「並」。
ちょっと落胆。

でも、これ自体はOK!

程よいコシの麺、とろとろの卵、クリスピーな天かす。☆☆☆☆

腹の空きスペースには、サービス(これが嬉しい!)の塩にぎり2個を詰め込んで、本日の昼飯、つつがなく終了お~。