ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

さらば、「五九郎」!(博多うまかもん通り)

2011年06月29日 | 食べ歩き・酒
♪さよならは 別れの言葉じゃなくて
 ふたたび 会うための遠い約束
 
 僕のいた場所は 2階のテレビ前
 皿うどん できる途中
 
 愛した 定食たちを
 思い出に変えて

 ただ2時過ぎて ご飯物は
 炊いていないけど♪
   
 作詞:出来過 えっちこ      
 作曲:出来過 ひくお     
      歌:欲市丸 阿蘇子

最後の、皿うどん。
やっぱり、油ギトギト。けど、やっぱりうまい!☆☆☆☆☆

お勘定の後で
お母さんがくれた手紙。

一瞬、「告白されるのか?」とドキッとしたけど。

最後まで、真っ正直で誠実なお店でした。

ありがとう!


ありがとう!「五九郎」(福岡・博多うまかもん通り)

2011年06月28日 | 食べ歩き・酒
59年間続いた天神横丁(博多うまかもん通り)の「五九郎」が、明日29日をもって閉店します。

先代の、オヤジさん兄弟から、全焼・復興を経て、今のお母さんの時代まで。

私が福岡勤務になってからでも26年。

間違いなく、一番通った店です。

暖簾をくぐればそこは、
ほとんど我が家。

奇しくも「59」という数字は、語呂合わせ?時の流れの常とはいえ、さびしい限り。

この近辺のサラリーマンにとっては、

「社員食堂」的な存在。

閉店の知らせに、全国のサラリーマンから惜しむ声が入ってるらしい。

名物の「チキンカツ定食」。
よく食ったモンです。

私は、これで大きくなった、といっても過言ではない。

とにかく、長い間お世話になりました。ごくろうさん(笑泣)。☆☆☆☆☆


博多ごろうどん(福岡・新天町)

2011年06月24日 | 食べ歩き・酒
珍しく、新天町で昼飯。

割と新しめのここへ。

天丼とかけうどんのセット(650円)!

まずは、天丼。
かなり、甘めの味付け。

かけうどん。
なかなか出汁が効いててうまい。
麺は博多らしく、やわ麺。けど、しっかりコシもある。☆☆☆☆

店内の壁には、出汁の材料である

昆布や、鰹節、ほかの魚の節などの説明書きが。

なかなか、がんばっとる模様。

次は、基本のごぼ天で。

「トレモロ・カフェ」(福岡・唐の原)

2011年06月23日 | 食べ歩き・酒
久しぶりに九州産業大学近くでの昼飯。


ここは初めて。

旧国道沿いの、割と埃っぽい場所のわりに、

シックなたたずまい。

ビーフシチューランチ(850円?)!
なかなか本格的。

ビーフ、にんじん、ジャガイモなど具沢山。

とろとろ煮込まれて、深い味わい。うまい!

さらに嬉しいのが、
パンがたくさん!

シチューを染み込ませて食べるもよし、

一緒についてくるジャムを塗ってよし。

ごちそうさん!☆☆☆☆

梅雨は、いいっ!

2011年06月22日 | こんなモノを買った
とか何とか、愚痴ってますが。

雨の季節。

雨、といえば、傘。

傘、といえば、忘れ物。

今まで、どれだけの傘を忘れて無くして来たことか。

若い頃、小倉魚町商店街で買った、

8,000円の傘も。

2、3年前に博多大丸で買った、

5,000円の傘も。

高い傘ほど、すぐ無くなるのは、どうしたことですか?

というわけで、最近はビニール傘ばかり使ってる。

ビニール傘ばかりじゃ・・・というので買った

1,500円の傘。

これもやっぱり、この間の出張で無くした。

先日、天神のど真ん中で500円くらいの傘(こんなのに限って、なかなか無くならない)を差してたら、

「パキッ」という音と同時に、

開いた状態のまま、ス~ッと頭の上に落ちてきた。

なんと、突き抜けてヤンの。

開いた状態のまま、ナニをどうしても閉じんのよ、これが。

周りで見てた人は、さぞ面白かったやろな~。

で、

逆上して。

こ、こんなモノを買ったっ!

なんと、皇室御用達の洋傘。
前原光榮商店謹製。

お値段は・・・なんと、21,000円!キャ~~~!!!

私の「傘人生」最高プライス!

新天町、「しばた洋傘店」にて。

で、

ここからは、単なる「見せ自慢」なので、忙しい人は、どうぞお帰りくださいませ。

商品名「グレイン」。

流行の16本骨じゃなく、

「あえて」の10本骨。なんとなく、16本は生理的に嫌なので。

希少な、「ぶどう」の木を使った
持ち手。いい味、出まくり!
名前も彫ってもらってます。

石突き。
先は、磨り減っても交換できるように別部品。

カバーを取ると、こんな感じ。
一目で分かる布地のよさと、縫製の丁寧さ。

で、そのカバーも。
全く手を抜いてません。内側のストライプが泣かせてくれる。

いよいよ、開きまっせ!
開くときの感触は、
「スー」「ドムッ」「カチッ」てな感じ。重厚そのもの。

内側には、さっきのストライプが。
おしゃれさんっ!

10本の骨が集まる要の部分。
「ろくろ」とか言うらしい。
そこの金属が、布地に直接当たらないように、
この部分を布で覆ってる。で、それにもストライプが!

開いた時のストッパーは、
針金を曲げたようで、一見華奢だけど、
「グラ」とも動かない。

それは、閉じた時のストッパーも。

表は、こんな感じ。
パーン、と張ってます。

石突きの根元も、布で補強。

「特選 MAEHARA TOKYO」の文字も誇らしく。


ズッシリと持ち重りのする傘。

う~ん、なくせません、なくせません。

「しばた洋傘店」の柴田社長。
親切で穏やかな紳士。
私の名前を、社長自ら彫ってくれてます。


このお店、なんと、今年で創業105年!

新天町に来てからでも65年!

「本物」しか扱わない、心意気も高らかに。


というわけで。

さあ、かかって来い、雨!

と、思いながら5日が過ぎて。

急に最近晴れやがんの。

実は、まだ1度も差してない。

ええ~い、はよ降れ、雨!

けど、「BREE」の日焼けも・・・

降るな、雨!けど、降れ、雨!

・・・煩悩、限りなし。











梅雨は、いやっ!

2011年06月21日 | こんなモノを買った
「さあ、これから適宜『日光浴』による変化をご報告しよう。

乞う、ご期待!ってか」

と、威勢よく言ったはいいものの・・・。

肝心の日光がないっ!

「直射日光で2~3週間」との言いつけを守るべく、

むなしく梅雨空を見上げる日々。

とりあえず、梅雨の晴れ間に1日だけ日光浴。
ベランダにこんな感じで。
ちなみに、下に敷いてるのは、

サッカー元日本代表キャプテン、宮本選手のユニフォーム。
ではなくて、それを模したひも付き袋(なんていうのかな?)。

半日の日光浴の成果が、

これっ!


こっちは新品状態。


う~ん。

まあ、「軽い日焼け」程度か。

こんな感じで、「完成」まで気長にやっていこうかな。

えいっ、雨よ、やめっ!(こまわり君風に)


大人の居酒屋!「満ち幸」(福岡・天神)

2011年06月20日 | 食べ歩き・酒
天神のど真ん中、

「一風堂」やら、韓国料理の「辛辛」やら、「ぶあいそ」やら、

「平成」の飲食店が立ち並ぶ中、「昭和」の香りぷんぷんと

まるでエアポケットのように佇むこの店。

通りから間口がちょっと引っ込んでることもあって、

意識から、すっぽりと抜け落ちてしまいがちな店。

なにやら、「座敷わらし」のような・・・

だけど、一歩店に入ると。

「本格志向」のあなたを引き付けてやまない空間が広がる。

合板なんか使ってない、どっしりとしたテーブル。

奥に進むと、「座敷」と呼ぶにふさわしい畳の間。

何より、数多くの種類の料理がどれもうまい!

まずは、
突き出し。
アサリと何とかのぬた?よー分からんけど、手は抜いてない!

次に、
小魚の素揚げ?
サクサクしてうまし!

さらに、
サバの刺身。
これにはビックリ!抜群に新鮮なことは言うに及ばず。

こりっ、とした食感、なのにとろっ、ととろける舌触り。

まだまだ。
小鯛の「あぶってかも」。

箸でむしるとこんな感じ。
これも、身がプリプリ!味もよー染みとるわ。

恥ずかしながら、この時まで「あぶってかも」っていう魚がいるのかと思ってた。

料理法の名前なのね。

最後は、
豚バラの生姜焼き。

う~ん、これはちょっと塩が効きすぎ。

酒のアテ、というより、ご飯のおかず。


という感じで、おおむね良好な店。☆☆☆☆

まあ、ここのよさは、ガキじゃ分からんわな。

けど、3人いるお姐さんたちは、

なぜかピチピチのギャル!

まさに、大人の居酒屋!


旅情も、味のうち!?

2011年06月12日 | 食べ歩き・酒
で、

毎度あわただしい東京での仕事を終え、

「のぞみ」で帰途に着く。

「ン?飛行機じゃないの?」と、必ず聞かれるけど、

博多~東京くらいなら、新幹線のほうがいい。

飛行機は、飛んでる時間は確かに短いけど、

前後の時間。空港までの乗換え。わずらわしいゲートでの検査。

乗り場まで歩かされる距離の長さ。窮屈な座席。

そして、墜落の恐怖!

その点、新幹線はいい。

都心から都心へ。乗り換えなし。飛び込みOK。

フリーパス。乗り心地よし。

万が一故障したって、

停まるだけ。

飛行機は、停まったら落ちるからね~

博多まで5時間半。

弁当食って、酒のんで、景色を眺めて、本を読んで。

ウトウト眠って。

あっという間に到着。言うことなし。

今回の、「旅の友」は、東京駅で買った
柔らか穴子弁当(1,000円)!

文字通り柔らかい、
甘辛の穴子がご飯の上に整列!

味?ウ~ン、それほどでも・・・☆☆☆

ただ、新幹線の快い揺れに身をまかせながら食うと、

1レベル上がる感じ。「旅情というものであろう」(by池波正太郎)

今回のお土産。目黒地蔵尊名物
揚げ饅頭。

こちらは「ごまバージョン」。

一口やると、こんな感じ。
う~む。

ごまが香ばしい。

けど、全体的な印象は、

安道名津。

あんドーナツ。ま、いいか。