ひげ坊主の散漫な日常

アラ還オヤジのとりとめない日々を、独断と偏見のみで、気ままに書きます。なので、すべて個人的感想です。万端、悪しからず。

初訪問。「ボン田中」(福岡・赤坂)

2012年06月20日 | 食べ歩き・酒
「二日酔いだからカツカレーでも食べよう」って

俺は脂ぎった植草甚一か。

念のため、赤坂「美松」に向かう。

情報通り、「当分の間休業します」の張り紙が。

50年の歴史に、終止符?いや、そんなはずはない!

再開を祈る。

その足で、同じ赤坂の「ボン田中」へ。初訪問。

「特製カツカレー」(880円)。

サックリ、シットリのカツ。
8年間かかって、賄いからお客に出せるようになった、という秘伝のルウ。

うまし!☆☆☆☆

ここは、牛丼、カツ丼なんかもあって、それらもうまそう。

「美松」が再開しても、通いそうな予感。

メニューのウラには、こんなのも。

四川料理「三鼎」(福岡・須崎公園近く)

2012年06月07日 | 食べ歩き・酒
福岡・須崎公園近くの四川料理「三鼎」でディナー。

まずは、
「三鮮芦笋(壱岐産アスパラガスと海鮮の炒め物)」。

エビと、イカと、アスパラ。
すべてが新鮮!淡白な味わいで、素材の良さが分かる。

うまし!

続いて、

「黒豚の酢豚」。

豚肉を薄切りして、巻いたものをサクッと揚げて、
上品な甘酸っぱいアンをかけて。

ちょっと珍しい。うまし!

忘れちゃならない、ていうか忘れるはずもなく、

紹興酒!
5年もの。上品な口当たり。うまし!

これが、本日のメイン。

「水煮魚」(白身魚の唐辛子煮込み)!

ドス赤黒いスープ、というか油の表面いっぱいに浮かぶ、無数の唐辛子。
地獄図絵にみるように、ボコボコ沸騰している。
このコワモテ。凶悪な表情。
そして、それらの間からほの見える、美女の太腿のような、妖艶な魚の白身。
恐怖と、それと同量の欲望に突き動かされて、
目をつぶって挑みかかる!
果たして、これぞ四川料理!っていうしかない、キョーレツな辛さ!
たちまち噴き出す額の汗!それをなだめすかすように、白身魚の甘み。
そこにすかさず、紹興酒が火を注ぐ!
快楽を伴う悪夢。

狂乱の一品。う、うまし!

ここでたまらず、
「す、すみませーん。ちょっとこれに合う箸休めお願いしまーす!お任せしますんで。」と、
お店の人にSOS。
なにかなー、杏仁豆腐かなー、マンゴープリンかなー。
いやいや、それはデザートやろう。じゃあ、素麺みたいの?う~ん。

出してくれたのが、これ。

葉物野菜のあっさり炒め。
名前を聞いたけど、忘れた。

これが実に効果的。
甘塩辛い味付けに、ちょっと青臭い野菜の風味が、口中の火照りを覚ましてくれる。
ほっと一息。うまし。

締めの一品は、

「海鮮焼きそば」。

コシのある細麺を、味わい深い牡蠣ソースで炒めてる。

これまた、うまし!


うまい料理に、にこやか、丁寧、的確なお店の人の応接。
勘定の時には、奥の厨房から料理人が笑いかけてくれた。


いいお店です。☆☆☆☆