アール・ブリュットの関係で、
京都発23時、東京丸の内着7時30分(?)の
長距離バスに乗って。
前日の豪華3列シートとはちがい、
4列シートに押し込められて。
さすがに体中痛い。
けど、京都→東京が、なんと3千5百円!
車中泊で、ホテル代もいらず。
「貧乏旅行」には、もってこい!
というわけで。
花のお江戸は、
江東区佐賀の
「三菱倉庫佐賀町トランクルーム」へ。
東京スカイツリーも見えます。
本籍が佐賀の私には、「佐賀」と言う地名が妙に懐かしく。
昔、江戸詰めの佐賀藩士が、堀が巡らされた地形を見て、
このあたりの景色は、わが故郷に似ている。
と言ったことからついた町名げな。
その頃の面影は、もう、どこにもないけどね。
仕事が済んで、三菱倉庫の人の案内で、本社を見学。
日本橋に堂々と建つ本社ビル。
昭和初めの建築げな。
平成の、薄っぺらいビルとは、比べ物にならん存在感。
もともと、日本郵船が母体、との事で。
よ~く見ると、船の形を模している。
聞くと、その舳先は「三菱本社」を向いている、との事。
てな、「企業グループ内ウンチク」なんかを聞くと、
つい、反発したくなる私ですが、
案内してくれた人(私と同年のおっさん)の人柄からか、
その、匂い立つエリート意識にもむしろ好感。
日本を引っ張ってきた、そしてこれからも引っ張っていく、
「正しい保守本流」を頼もしく思ったことでした。
http://www.mitsubishi-logistics.co.jp/
で、翌日。
お昼の門前仲町。
路地裏にありました。
小料理「つしま」。
粋でいなせな大将。
「大将は、対馬のご出身?」と聞くと、
「いや、私は青森ですよ、ベランメエ!」
と、わけがわからん状態。
まあ、こうしていろんな地方の血によっても、
「花のお江戸」は生き続けるのかなと。
最後は、奮発して。
金目鯛の煮付け定食(1300円)!
新鮮かつ柔らかい煮付けに、文句なし!
☆☆☆☆
昼だけど、広島の銘酒「賀茂鶴」の冷やで。
仕事にかこつけた、酔いどれ紀行も帰途に向かうのであった。
帰りは、さすがに新幹線。
博多までの旅程、5時間半。
ムチャクチャ早く感じたのは、言うまでもない。