福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

恒例の「西原どんど焼き」が盛大に行なわれました

2007年01月14日 | 活動報告

地元「西原地区どんど焼き」が西原小学校校庭で盛大に行なわれました。
街の真ん中で「どんど焼き」?ほんとうに大丈夫?
驚かれる方も多いと思いますが、そこは「地域活動宇都宮一」を自負する西原コミュニティの面目躍如たるもの。

今年で18回目の伝統行事は大勢の老若男女の見事な連携で着々と段取られました。
男性陣による早朝の会場設営、女性と子ども陣による「まゆ玉」づくり(ミズキの小枝に色とりどりの団子を取り付けます)、子ども連が町内を練り歩きお正月のお飾り集め、そして糧食隊による1000人分の焼きそば・とん汁・おでん仕込み・・・午後4時の点火に間に合わせるように・・・。

私たちの幸せの願いを、お空高く運んでいって欲しい・・!

さあ、夕暮れとともに点火!
年の初め私たちに幸せを結んでくれたお飾り、しめ縄や門松が大きな炎となり燃えていきます。
もともと「どんど焼き」は、門松、竹、しめ縄などを地域で集め、小正月(旧暦の正月15日)に天高く焼くもので、出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に天に見送る意味があるとされているそうです。
この火で餅やだんごを焼いて食べると、その年は悪い病気にならないと言われています。

子どもたちに日本の伝統行事や季節の風習を知ってもらうことはとても大切なことです。
西原地区では、ふるさと文化の醸成や、地域の融和団結、青少年の健全育成を目的として、新年の大切な行事として毎年「どんど焼実行委員会」が組織され、準備から実施までをリードします。 

どんど焼きの実施にご尽力いただいた地域の皆さん、そして安全対策に万全を期していただいた消防の方々。ありがとうございました。ほんとうにお疲れ様でした。


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財政が苦しくて・・・に誤魔化されませんように

2007年01月12日 | オピニオン
             新年街宣活動にて・・お騒がせいたしました


またもや政治資金にかかる醜聞

昨日からテレビ・新聞では「有力国会議員の不透明な事務所費問題」を盛んに報道しています。
またか・・・といった思いです。

ざる法、穴だらけ法と揶揄される「政治資金規正法」ですが、年間7000万円もの使途を明らかにしずらいお金は何処から議員に流れ込み、何に使われたんでしょう?
誰がどんな目的で大金を職務権限を有する議員に献金するのか?
見返りを期待することなしにお金が動くことは無い・・・子どもでも解る理屈です。
政治(利権)とカネはやはり切り離せない・・・と、あきらめますか?

「政務調査費」といった議員報酬とは別に交付される議員歳費の不正報道も後を絶ちません。
市民による監査請求で、領収書の改ざんや個人支出への流用を指摘されても、それを受けた議会ではこの問題を不問にしてしまうのが常のこと。
「政治資金の使途はあまりにも不透明」で政治不信の元凶でもあります。

そのほか、首長や幹部公務員が操る「官製談合」や全国に波及している「自治体の裏金問題」など、全ての議員や役所の人がかかわっているわけではないにしても、我々の代表である議員や公の奉仕者である公務員のモラルの低さに触れるたび残念でなりません。
いずれ、不正に対する罰則は軽すぎるし、議員にあっては政府や議会ぐるみでうやむやにされてしまうのがおちです。

我々の税金が不公正・不公平・不均衡に垂れ流される

こんな状況では、「財政が苦しい」の一言で、福祉が切り捨てられたり、年金がお寒くなったり、医療費の負担が増やされたりするのは、なんだか空々しく嘘臭く聞こえるのは私だけではないはずです。
財政が苦しいのは、なぜでしょう?
不要と思われるもの、不急と思われるものに借金(起債)をしてまでドンと税金を拠出してしまうことが当たり前のように行なわれています。
政治家や政党に大金を払った特定の団体・個人に有利なように法規が作られ、我々の税金が不公平・不均衡に消費されていく。
その利益の一部がさらに政治家・政党に還流して、「政治とカネのサイクル」は部外の人たちが本来得られるはずの利得・恩恵を大きく圧迫しています。

私たちが次の世代に残すべきものは、形あるものだけではありません

財政収支のバランスや財政支出の重点配分なんてもっともらしい言葉が使われますが、年間うん十億円もかかる大規模公共事業に税金を投入するなら、介護や医療や教育や福祉といった社会保障が補完されるほうが優先されるべきであると思います。
人間の生活の基本は、健康に生き(食べ・住み・学び)、イザという時や将来の心配に必要十分に備えながら暮らすこと。
それに照らした行政の優先順位を考え、少ない財源で最適なサービスを提供するのが政治・行政の本分であるはずです。
我々が手にすべきもの、次世代へ残すべきものは、形あるものだけではありません。


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後援会だより 配布開始しました

2007年01月10日 | 活動報告

昨日から、「後援会だより第1号」の配布を始めました。
先週末から5時きで、場所を提供していただける後援組織の門戸などで朝立ちもさせていただいています。

いまだに、最初のひと声は恥ずかしいといいますか、どうしても照れくささがあるのですが、いつも気が付くと夢中で・・・あっという間に時間が過ぎていきます。

ほんとうは、人に負けないくらい照れ性です。
笑われるかも知れませんが、ほんとうはそうなんです。
恥ずかしさや照れを忘れさせてくれるのは、わざわざ声をかけてくれたり、笑顔を返していただける温かい皆さんのおかげだなあと心から思います。

年末年始をなんとか無事終えられそうで少しほっとしたせいか、自分には珍しく体調が思わしくありません。
こんな時は、いつも前向きに頑張っている異業種混交の同士の集まりに参加して、刺激を受けさせていただいています。
そこには、現状に居座らず前向きに頑張っている方が多く、歯に衣着せぬ叱咤激励で、自分でもわからなかった自分自身のことに気付かせていただけることに素直に感謝です。

気持ちは十分に元気なので、今、明日以降の資料の準備中です。
何とか、一日でも早く活動の遅れを取り戻したいと・・・。

今夜は冷え込みが一段と厳しいようです。
皆さんもくれぐれもお身体大切にしてください。


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清々しかった新年の邂逅

2007年01月09日 | 活動報告
              我が家の3世代の女たちからも
              本年もよろしくお願いいたします!



昨日のブログで地震(防災)の書き込みをしたからというわけではありませんが、昨夜と今日の正午近くに相次いで大きな地震があり驚いています。
忘れた頃にやってくる天災には、備えを忘れてはいけないなと改めて感じてしまいます。
とりあえず大きな被害が無くて何よりです。

さて、年初の3連休が終わり、今日から仕事始めの職場も多いと思います。
もっとも、流通やサービス業界の方々は、元旦早々大忙しといったところでしょうか?私の友人の多くも元旦から通常業務で汗を流していました。

これまでに、いろいろな方々に新年のご挨拶をさせていただきましたが、中でもうれしかったのが、若い未成年の数人のグループでした。

若いのに、倍以上物の年の私の話を長々聴いてくれて、しっかりと意見も承りました。
皆な明るくてごく普通の若者ですが、社会の抱える様々な問題を驚くほどしっかりと理解していて、社会性も十分と頼もしく感じました。
この先若い人達に降りかかるであろう深刻な問題について話を向けても、しっかりとした意見が返ってきます。
若い人も侮れない。想像以上にしっかりしている。

あどけなさがタップリ残る子たちなのに、その笑顔の明るさと清々しさに、大人からはなかなか感じられない希望を感じさせられました。
新しい世代にはいつだって希望が満ちている。
「後生(こうせい)、畏(おそ)るべし!」そんなあたりまえのことを思い出させていただきとても嬉しくなりました。

世の中確かにいろいろなことに矛盾や摩擦が生じ、腐りはじめていると感じる部分もあります。
次の世代の為にも、少しでも平和で豊かな社会を。
彼等新しい世代のために、このまちを希望あふれる郷土に保ち変えていくために、先に生まれた世代が努力をする責任を改めて感じました。

子どもたちのために、孫たちのために、そして私たちのために。


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手を差し伸べ合い人と人とを結ぶ絆を大切にする郷土をつくりたい

2007年01月08日 | オピニオン
             地域住民の視点で 郷土を豊かに明るく
             谷議員に同行させていただき、街宣活動です


人の絆や政治・行政への信頼が薄れていく

いじめ自殺、やらせ質問、官製談合、役所の裏金問題・・・。
最近の社会問題の一角です。
いじめ自殺については、その背景もさることながら、それをひた隠そうとした教育現場や文科省の姿勢が何より残念でした。

併せて、年金制度が破綻するらしいとか、医療制度の改悪や財政難を理由とした介護・身障者などの福祉の切捨てが止まりません。
そして、企業の利益を最優先にして、資質のある人々を使い捨てが出来るような派遣・臨時の身分で使うことを許す制度の強化を進める国のやり方。

そんな中で、揺らぎ薄らいでいくのは「良心や信頼」という人間同士が手を携えて生活するための基本的事柄だと感じています。
きっと皆さんも同じような思いではないでしょうか。
勝ちさえすれば良い(特に公職は安泰)。
身に降りかからぬことは他人事(手を貸す余裕も無い)。
我田引水で自分だけ繁盛しようといった、そら寂しい情景がそこにはあります。

安全・安心な街づくりは住民同士の対話の積み重ねから

でも、私たちの国には、奉仕やボランティアという言葉が存在しない遥か昔から手を差し伸べあって生きてきた美しい文化や伝統があります。
少なくとも「地域の連携」や「市民協調・協働」は、対話と交流の地道な積み重ねで容易に実現するのではないでしょうか。

例えば身近なテーマである、
「安全で安心なまちを創りたい」
に照らせば、その基本は地域のつながりを常日頃から温め、防災・防犯など、いざというときに支えあえる関係を日頃からどう作り上げておくかです。

大きな災禍・事件がおきた後で大騒ぎして慌てて対策を練るのが人間の常ですが、それでは遅すぎますし、すべて行政側の責任だ、仕事だ、とも言っていられませんよね。

情報技術がこれほどまで進みながら、防災・防犯情報の受発信体制や人的ネットワークでさえ、改めて考えると、あまりにもお粗末で未整備なことに気がつきます。

市民協働~たとえば 防犯・防災対策

かつて私の実弟が仕事で神戸に住んでいた時に、かの阪神淡路大震災に見舞われ、危うく命を落としかけたことがありました。
崩れかけた弟のアパートに何世帯もの家族が寄り合って、震災後の復興が一段落するまで共同生活していたのが昨日の事のように思い出されます。
弟は当時、震災直後の状況をこう語りました、

「自分の近隣にどんな人が生活し、周囲がどんな地理地形になっているかも知らない人たちが、所々に集まり、崩れた家々が次々と炎に包まれていくのを呆然と眺めているだけだった」
「せめてもう少し、住民一人一人が災害の心構えと備えを持ち、具体的な救済方策を事前に身に付け打ち合わせていれば、命を落とさずに済んだ方は多かっただろう・・・」

現在、宇都宮における市民防災活動で有名なものは、日本赤十字社栃木支部が行なう「防災ボランティア養成講習会」と社会福祉協議会が行なう「災害福祉救援ボランティア養成講座」などです。

それらで学んだ人たちがリーダーとなり、まちの防災活動や災害発生時の対応を、それぞれの地域住人の視点で取り組む「災害対策ネットワーク」の編成が待たれるところです。

当初の取り組みにあたっては、難しい内容は必要ないと思います。
ちょっとした心がけでできる内容だけで十分ではないでしょうか。

例えば、地域の学校と住民(自治会)との交流の場つくるとか、
自分の住むまちを歩いて、安全を確かめるとか、
散歩や出かけの途中で近所のひとと挨拶を交わすこととか、
町内会の行事の案内を触れ回る時には、そっけなく回覧板を置くだけでなく、一声かけるとか、
会合の時に、それぞれが防災対策として実践されていることを披露しあうとか、
そんな誰にでもできることを確認するだけでも大きな成果があると思います。

そういった意識をひとりでも多く高めて、結果、万が一のときの被害を極力少なくできるのであれば、防災はまさに市民協働の成せるわざであると感じています。

喉もとの熱さが過ぎたり、景気に浮かれたりすると、身近な大切なものをすぐに置き去りにしてしまうのが私たち人間の悲しい性(さが)です。

この街が人と人とを結ぶ絆を大切にする郷土宇都宮としてさらに豊かに発展していきますよう、そういった面でも力を尽くしたい、一歩づつでも歩を進めたいと考えています。


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成人された皆さん おめでとうございます!

2007年01月07日 | オピニオン
今日は成人の日でした。
艶やかな振袖をまとった眩いばかりの新成人の方々に、街角で多くすれちがいました。
あれから何年経ったんだろう?考えてみたら私の半分の年齢なんですね・・・。
私たち壮年期の人間にとって成人式は、ちょっと懐かしくあの頃を思い出してしまう懐古の日でもあり、自分の年齢を確認する日でもあったりします(笑)。

日本中のほとんどの自治体で、今日までに成人式が執り行われたことと思います。
今年の新成人は昨年より4万人減の139万人。県内では2万5478人だそうで、13年前の平成6年をピークに過去最低を更新中。総人口に占める割合は1.1%とのことです。

新成人には学生や社会人、既婚者、子持ちの方等、様々で、人生いろいろ、生き方もいろいろ。
人は皆、違う個性や人生があってこそ面白みもあると思います。

しかし、今の日本は格差拡大社会。
ただただ成長あるのみのイケイケ路線で生まれ育ち、なんとなくでも未来に夢と希望のあった私たちの世代とはいささか事情が異なります。
富める人とそうでない人との二極化が進む社会が、次代を担う若い人々から、教育機会や職業選択といった未来の選択肢を奪いつつある現実は改善されなければならないと切に思います。

若い芽を伸ばし育てる社会に

生まれ育った環境がすべてを決めてしまう社会ではなく、若い人々に夢や希望を抱かせ、若い力を引き出し、伸ばすことのできる社会。努力や情熱やエネルギーを活かすことの出来る社会をつくることが、少し昔(いや・・ずいぶん昔かな(笑))に成人になった私たちの役割であることをあらためて心したいと思います。

そして成人となられた皆さん。皆さんには、自分達の暮らしの基盤である政治への関心をこれまで以上に深めていただき、街づくりの一翼をぜひ担っていただきたいと思います。

大人の仲間入りをした皆さんは、選挙権を手にしました。
政治には関心がない、投票しても世の中は変わらない、投票に行くのが面倒くさいといった理由で、若い方々の投票率が低いことがとても残念でなりません。
大人の証しである選挙権を行使することは、政治に参加する第一歩であり、唯一無二の身近な手段でもあります。
皆さんの力で世の中は変えられます。選挙を棄権しながら社会を批評することがくれぐれもないようお願いしたいと思います。

新成人の皆さんの前途に、幸多かれと心からお祈りしています!


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次期統一地方選に関する様々な声

2007年01月06日 | 活動報告
             自然を愛する集いにて・・・ 
             ピンボケです(というより、ほとんど写っていません)
             申し訳ありません・・



これまでの活動で、次期統一地方選に関する様々な声を聞くことができました。

「世の中を変える必要性は感じているが政治には興味が湧かない」
「誰が議員をやっても政治なんて変わらない」
「オール与党の地方議会で野党に何ができるものか」
「女の立場で何ができる」

といった厳しい(淋しい)意見や、はたまた、

「若い世代に大胆に因習を打破してもらいたい」
「あなたのような普通の女性が出馬表明したことで街が明るくなった」
「結果はどうあれ新しい流れが生まれそうな楽しい気分になる」
「ぜひ、しがらみのない市民派の立場で改革して欲しい」
といった、もったいないようなお言葉まで実に様々です。

既得権益、特定団体・組織にとらわれない一市民の手作り選挙であること

全く無関心な方がいるその一方では、私から存じ上げない方々が私の知らないところで汗して応援してくださっている。
もっともっと良い街にしたい!
一介の市民の力を結集して政治に反映させたい!
そういった皆さんの思いが私を力強く支え背中を押してくれている。そんな毎日です。

応援のお手紙やメールもいただきます。
そのほとんどが「既得権益、既成政党、特定団体や組織にとらわれない市民の活動を信念を持ち続け貫いて欲しい」といった文面です。
選挙は勝たなければ意味が無いもの。しかし、不正や悪の温床にもなりかねないのが政治(選挙)の世界。
選挙協力を受けた相手側に当選の後便宜を計らうことになる戦い方が全国津々浦々で蔓延していることも事実です。

私の持ち味は、既得権益、特定団体や組織にとらわれない一市民であること。
既存の政治家では言えないこと、やれないことに今後どんどん手をつけて変えていくために、市民によるボランティアの手作り選挙を最後まで貫いていきたいと思います。
今年も一人ひとりを大切にする社会を実現させるために微力ながら励みます。
応援していただいているみなさまには引き続き大変お世話になりますが、どうかよろしくお願いいたします。
寒い日が続きます。くれぐれもお体大切に!

追申)
以前のブログに、「会合・集会、趣味の集まりでもお声掛けいただければ出かけてまいりますす。」と書き込みしましたところ、これまでにいくつかお申し込みをいただきました。
「福田ちえ」ってどういう人だろう?一度会って話を聞いてやろう・・・。そんなお話がもし出ましたら是非お声掛け下さい。
都合を付けさせていただき、市内の何処へでも出掛けさせていただきます。
よろしくお願いいたします!


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新聞切り抜きと積読の本の山

2007年01月05日 | 活動報告
                  大好きな椿 ~「以津の夢」です
                           (何時の夢?)

雨の休日でした。
来客の合間に自室を見渡すと、時間が空いたら読もうと買った本、ためになるから読んでみなよと借りた本、そんな書籍の類が部屋の片隅で山積みでした。
熟読、乱読、そして積読(つんどく)と読書の3態様があるとすれば、乱読さえもままならず、積読の状態で・・・。
果ては、速読が得意の夫に代わりに読んでもらって、作者の趣旨や美味しい部分を口頭で教えてもらったりなどといったものぐさなどもする始末(笑)。

世の中を住みづらくする「改革」もある

新聞切り抜きも、この3ケ月間切り抜いたままにしていた記事の整理作業を、予定の空いた時間に行うようにしています。
行政、財政、教育、年金、福祉、地方分権・・・あらためて眺めると、毎日のように改革の二文字が紙面を賑わしていたことがわかります。
とりまく環境や時代の変化に合わせて、あらゆることに見直しのメスを入れていかなくてはならない。そういったことを謳った記事ばかりですが、現実はどうでしょうか?

高度経済成長が一服し、バブル崩壊で冷水を浴びせられ、少子高齢化と格差拡大の社会を抱えながら、今はまさに変革の舵取りを行なうべき時を迎えていると思います。
将来に禍根を残さぬよう、子々孫々から、あの時の判断がお粗末だったがためにといわれないためにも、今を生きる私たちは常に原点を見据えた見直しの眼を持ち続けたいものです。

さて今日も一日が終わろうとしています。
いつか叶うことなら、慌しい日々の中で時間が止まってくれるなら、積読状態の本を抱えて一週間くらい好きな山の温泉にでも行きたいな~と思ったりもします。
しかしそんな贅沢を夢想するのもほんの束の間。
やることが無くて、時間が有り余りすぎてというのも困りますし、やらなくてはならない事が沢山あることはとても有り難いことです。心から感謝です。
ポッカリ空いた僅かな時間に、読みたい本のページを徒然なるままにめくる小さな幸せを今夜は楽しみます(多分、10頁も読み進まないうちに夢の中かな・・・(笑))


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「後援会だより」新年号を作成いたしました

2007年01月05日 | 活動報告
今年も多くの皆様から年賀状をいただき、ありがとうございます。
残念ですが、公職選挙法の関係で、選挙に出馬表明している者が選挙区内の方々に対し年賀状、寒中見舞いなどの時候のあいさつ状をだすことが禁止されておりますので、この場にて厚く御礼申し上げます。

年賀状には、励ましの言葉がたくさん記されていました。
一通の書状に心温かにされる事が多いのですが、嬉しい限りです。

年賀状から、この1年間での様々な方々の生活の変化が良くわかります。
結婚した方、別れてしまった方、子どもを授かった方、脱サラ・独立して新天地ではりきっている方、家族を亡くされた方、新居を構えて引っ越した方・・・といった具合に。
様々な人生がぎっしり詰まった一枚の葉書。
わが家の一年間も振り返りながら、様々な思いが駆け巡ります。

我が家の年賀状を見ないと、正月がきた気がしないといったヨイショを言ってくださる方もいたり・・。
年賀状の言葉を心に刻み込んで、今年のパワーといたします。

年賀状に代わりまして、「後援会だより」新年号を作成いたしました。
今月中になるべく多くの皆さんにお届けできますよう、現在準備を進めさせていただいております。
ぜひご一読いただけますようお願い申し上げます。


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中心市街地活性化の有効打は?

2007年01月04日 | オピニオン
               近い将来 二荒山神社前はこんな風景に?


夫と二荒山前に出かけてきました。
宇都宮市では中心市街地の再開発を6つの拠点をベースに進めています。
相生地区のパルコ周辺、JR西口のララ・スクェア(旧ロビンソン)は有名ですが、今後平成21年までに馬場通り二荒山神社前のかつての上野百貨店(旧館・新館とも)が、商業・業務・公共公益施設(8階建)と住居・商業複合施設(24階建)に生まれ変わる予定です。

二荒山神社前の高層マンション建築については、景観を著しく損ねるといった理由から反対運動が拡がっていることは周知の通りです。
住民説明や広報公聴が十分になされないまま行政の独断専行で推し進められているといった内容で、ついには計画撤回側が提訴に踏み切ったとのこと。
必要な段取りは踏んできたとする行政側の主張との食い違いが、今後の裁判を経て折り合いをみるのか注目したいところです。

二荒山神社前に24階建の高層マンション。
パルコ(10階建)の2倍以上ののっぽビルですから、仮に計画が現実になると、その威容はきっと凄まじいものになるはず。

中心市街地に人を呼び戻し、シャッター通りを早急に解消したい。
そのために、老朽化したビルを周辺と一体にして収益性の高い大きな施設に建て替える。繁華街にある土地を有効活用する意味では納得のいく方策であるといえます。
ゆとりある都市空間や歩行者空間ができれば、街は安全・快適で魅力的なものに生まれ変わるでしょう。

お正月の某紙の論評に、「宇都宮はたいていのものが揃っているが、心に残るものがひとつもない不思議な街」と述べられたものがありました。
評したのは県外在住の有識者の方です。

まちの顔となるものがない。あれこれ取り組んではいるもののどれも場当たり的で、長大なグランドデザインが見えてこないためでしょう。
宇都宮城の復元も今年の春にひとつの節目を迎えるそうですが、民意をさらに集めて是非とも成功事業にしていただきたいと切に思います。

これからの中心市街地の役割は?

さて、国の社会資本整備審議会が出した答申では、これからの街づくりのあり方として、大都市への一極集中を促進支援し、地方でも市街地へ公共・商業・文化・文教施設を一極集中させることを提言しています。
高齢化社会などをにらみ、歩いて用を済ませられるまちづくり、が提言の趣旨です。
理想とするものは脱車社会。公共交通機関で日常生活の用が足りる社会。
理想は確かに素晴らしいのですが、現状はなかなかそうはいかないでしょう。
特に車保有率全国1,2位を争う、完全車社会の我が郷土栃木県では・・・。

栃木の施設には広大な駐車場が絶対必要だと思います。
繁華街で人を呼ぼうとすればなおさらだと思います。
駐車場が容易に利用できることを連想できない施設は、高齢者、身体障害者はもちろん、大概の人にとって、近づきがたい施設・繁華街なんです。

現実の生活から車を切り離すのは至難の業。
シャッター通りが増えたのは、ひとえに駐車場がないからだと思います。
公共交通網が網の目のように張り巡らされ、車での移動がかえって不便な東京のような街とは違うわけですし。

人は利便な手段をどうしても選びます。
忙しい人ならば、買い物は少ない回数で済ませたい。スーパーなどへ行って、3つも4つもの買い物袋は極力短い時間で運び終えたいと考えるのが人情。
そうした生活態様と中心市街地の環境は、どうしても乖離しています。
行きたいお店が中心市街地にあっても、駐車の不便さから足が遠のきがちになっていると私は考えています。

今年の早い時期に調査研究結果がまとめられ示されるLRT(新交通システム=宇都宮市大通りの路面電車?)整備にしても、あったらいいなぁ~の次元を超えて十分に有用性の議論をしていただきたいと思います。
街づくり政策のほんとうの有効打に成り得るのか。
利害の絡んだ場当たり施策による負の遺産に絶対ならないようにしていただきたいと思います。

街づくりは誰が決めるのか・・・?
そこに生活する市民が決めるわけです。
あたりまえですが、市民の声を十分に聴き、市民の声を反映したものにしていかなければなりません。
中心市街地は、商業だけでなく、情報発信の拠点であり、人々の憩いと交流の場など様々な要素があると思います。
いろいろな機能を持ってこそ中心市街地です。
仮に利権企業優先の議員や行政マンが先導する施策であれば、正しい街づくりはできません。
着工直前で紛糾している馬場通り二荒山神社前の再開発の轍を踏まないよう、みなさん一人一人が魅力ある街づくりに参画する感覚をもって、賢い選択をしていきましょう。


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「硫黄島からの手紙」を観て思うこと

2007年01月02日 | オピニオン
昨日、映画「硫黄島からの手紙」を観てきました。
怖くて、悲しくて、重くて・・・、これまで戦争映画を観たいと思ったことは実は一度もなかったのですが、この映画だけはいつか観なければという思いがあり、時間がポッカリ空いた元旦の夕方、急遽ベルモールに駆せてきました。
劇場内は、やはり年配の方が多かったように思います。

実際の戦場を彷彿させる戦闘シーンや、自決、惨殺シーンがあまりにリアルすぎて(終始暗いトーンの画面が余計に沈うつな雰囲気を醸していました)、途中で目を伏せる場面も度々ありました。
作品・ドラマを観るというよりも、現実の一部を切り取って見せられた・・・といったところでしょうか。

主演の渡辺謙さんの名演はさすがでした。
それ以上に二宮和也さんの自然な演技が心に残りました。これが本当に普通の日本人かな・・・今の若い人にも解りやすい好演をしていたと思います。
でもやはり、観てよかった~ スカッとした 感動した といった類の映画ではありませんでした。
「このような悲惨な現実があったことを、後世の人は決して忘れてはいけないよ」と心の奥深くで告げられたような、そんな映画でした。

平和な世の中に生きる私たちは、やはりこの史実を記憶に留めねばならないし、目を背けたり忘れたふりをしてはいけないでしょう。
戦争映画が毎年毎年作られるのは、人に、平和と戦争について常に考え続けさせるためでしょうか・・・。

戦争は、武力による国と国との覇権争いですが、いつの世も戦争推進を唱え仕掛けるのは国の中のごく一部の勢力です。
第二次世界大戦では日本陸軍の上層部が戦争を画策し、消極的であった当時の政府や海軍をついには押し切って開戦させたと言われています。
戦争をするのは国民の総意のもと総力を挙げてというのではなく、一部の政権勢力や軍事勢力の選択が国権の発動となっているに過ぎないケースがほとんどでしょう。
誤った政治判断が、一般の市民をまきこみ戦地に追いやる。
お国のためとか、世界平和のためといったもっともらしいお題目をつけながら。
それでも戦場に行けば、家族、子ども、恋人のために、目の前の敵を殺られる前に殺らなければならない。
われわれ市民が出来ることはただひとつ。
戦争に突入する前に、戦争を止める世論を大きくすることだけ。

過去の戦争で、人類史上最も多くの犠牲をはらった日本人であるからこそ、戦争の悲惨さと今あたりまえのようにある平和の大切さを改めて心に刻まなければと思います。

ほんの60年前に、天皇を神として命を捧げることが唯一崇高と教えられ、死ぬことが生きることより尊いとされていた時代があったこと。
堂々と「必ず生きて元気で帰ってくるよ」と家族に言えなかった時代があったことを。
そして、どんなに生きたくても許されず、「靖国で、次の世で会おう」としか言えず命を捧げた多くの日本人がいたことを、絶対に忘れてはいけないと思います。
また、忘れないことが、多くの犠牲者に対して平和に生きる私たちができる弔いであると思います。

戦後60年、戦勝国アメリカはその後も世界平和を謳いながら戦争を繰り返し、現在もイラクの地で退くに退けない戦争のさなか。
敗戦国日本も、満を持して再軍備への道を着々と歩んでいます。

教育基本法改正、防衛庁の省昇格、反逆罪制定、国民投票法そして憲法改正による戦争・軍隊放棄条項(第9条)の撤廃・見直しの動きです。

手始めに教育基本法が改定され、愛国心をかつてのように国が教え始めます。
命令一つで祖国の為に命を投げ出す人間を再び教育でつくりあげようとしているといった一部の世論・・・くれぐれも邪推であってほしいものです。



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2007年 明けましておめでとうございます!

2007年01月01日 | 活動報告
             地元「十三(とみ)町自治会」の新春の集いです
             お囃子の軽快な音頭で今年も幕をあけました! 



旧年中は大変お世話になりました。
皆様方のご指導ご支援ご厚情に感謝いたしますとともに、2007年も更なるお引き立てをよろしくお願い申し上げます。

暖冬の12月でしたが、さすがに25日以降は冷え込みが厳しい日が続き、やっとお正月らしくなりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。今日は、空気も澄んで、雪化粧を施した日光の山並みが美しく一望できました。

さて、2007年がいよいよスタートしたわけですが、景気の回復が取り沙汰されまずはなによりの感がありますが、平穏の一言で片付けられない、明日何が起きてもおかしくない、ここ最近の世の流れを感じます。

先が見えない難しい時代になったと思います。
次々と起こるこれまでの常識を超えた事件や出来事に慣れやあきらめを感じ、自分の身に直接降りかからなければ少し騒いだ後は過去の事・他人事といった風潮の世の中にも不安はつきません。
兎にも角にも、心が押しつぶされそうな悲しい出来事が少しでも起こらない1年であって欲しいと祈念いたします。


個人的にはとにかく忙しい歳末でした。
私が係わった会議・会合や、お引き受けした資料作成、お声掛けいただき出席した集会など、後援会組織づくりと平行して準備・実施したため、ほとんど余裕なく動いていました。
新年のスタートラインに滑り込みセーフといった感じです。

人は一人では生きていけません。同じ時空でめぐり会った人の中で、心を通じ合わすことができる人を大切に、充実した時を刻んでいきたいものです。

平穏な年になることを何より願いたいものです。
末筆ながら、今年1年の皆様方のご繁栄とご健康を心よりお祈り申し上げます。



 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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