福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

成人された皆さん おめでとうございます!

2007年01月07日 | オピニオン
今日は成人の日でした。
艶やかな振袖をまとった眩いばかりの新成人の方々に、街角で多くすれちがいました。
あれから何年経ったんだろう?考えてみたら私の半分の年齢なんですね・・・。
私たち壮年期の人間にとって成人式は、ちょっと懐かしくあの頃を思い出してしまう懐古の日でもあり、自分の年齢を確認する日でもあったりします(笑)。

日本中のほとんどの自治体で、今日までに成人式が執り行われたことと思います。
今年の新成人は昨年より4万人減の139万人。県内では2万5478人だそうで、13年前の平成6年をピークに過去最低を更新中。総人口に占める割合は1.1%とのことです。

新成人には学生や社会人、既婚者、子持ちの方等、様々で、人生いろいろ、生き方もいろいろ。
人は皆、違う個性や人生があってこそ面白みもあると思います。

しかし、今の日本は格差拡大社会。
ただただ成長あるのみのイケイケ路線で生まれ育ち、なんとなくでも未来に夢と希望のあった私たちの世代とはいささか事情が異なります。
富める人とそうでない人との二極化が進む社会が、次代を担う若い人々から、教育機会や職業選択といった未来の選択肢を奪いつつある現実は改善されなければならないと切に思います。

若い芽を伸ばし育てる社会に

生まれ育った環境がすべてを決めてしまう社会ではなく、若い人々に夢や希望を抱かせ、若い力を引き出し、伸ばすことのできる社会。努力や情熱やエネルギーを活かすことの出来る社会をつくることが、少し昔(いや・・ずいぶん昔かな(笑))に成人になった私たちの役割であることをあらためて心したいと思います。

そして成人となられた皆さん。皆さんには、自分達の暮らしの基盤である政治への関心をこれまで以上に深めていただき、街づくりの一翼をぜひ担っていただきたいと思います。

大人の仲間入りをした皆さんは、選挙権を手にしました。
政治には関心がない、投票しても世の中は変わらない、投票に行くのが面倒くさいといった理由で、若い方々の投票率が低いことがとても残念でなりません。
大人の証しである選挙権を行使することは、政治に参加する第一歩であり、唯一無二の身近な手段でもあります。
皆さんの力で世の中は変えられます。選挙を棄権しながら社会を批評することがくれぐれもないようお願いしたいと思います。

新成人の皆さんの前途に、幸多かれと心からお祈りしています!


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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