福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

PTAは地域社会の大切な潤滑油 ~「宇都宮市PTA会長会」が開催されました

2007年01月26日 | 活動報告
「宇都宮市PTA会長会・同研修会」が開催され出席しました。

様々な課題を抱えて、社会の変化と子どもたちの実態を考えて、教育の在り方についての議論があちこちで吹き荒れています。
新時代を展望しながら、長い時間をかけて検討を続けた政府の教育再生会議の第1次提言が24日になされたところです。

「ゆとり教育の見直し」「授業時間10%増加」「教育委員会の抜本改革」「教員免許更新制導入」「いじめを繰り返す子供の出席停止措置」「高校での奉仕活動必修化」・・・そして「学校週5日制見直し」などが提言されました。
この提言を現実のものにするには、大規模な法律改正と学習指導要領改定が今後必要になりますので、まだまだ志半ばといったところです。

平成14年度、新学習指導要領のもと始まった完全学校週5日制は、5年の寿命でその見直しがなされようとしています。
すでに、その改定に向けて各学校では研究や準備が進められているところでもあります。

私がPTA活動に携わり始めたころ(6~7年前)は、学習指導要領を改訂して学校教育を完全週5日制に変えるということで世の中はごった返していました。懐かしい・・・。
教育内容と併せて学校における教育課程の編成が大きく変わるのも時間の問題です。

でも、5日制になろうがなるまいが「家庭や地域社会の教育力向上は、人づくりの大切な要素」であることに変わりはありません。
豊かな心と生きる力を子ども達に(大人も)培かわせるために、「家庭、地域社会が連携して教育に取り組むこと」や「各学校の特性・創意工夫を最大限に生かした教育への取り組み」がこれまで以上に求められることは言を待たないでしょう。

「地域に根ざした学校」を実現するには、
「学校が地域に開かれ、地域の文化・交流の拠点としての役割を果たすこと」と、そのお返しに、
「学校の要請に応え、家庭、地域社会が積極的に学校教育を支援すること」が求められます。

家庭と学校を結ぶ役割を担うのがPTA、そして家庭と地域を結ぶ役割をも担えるのがPTAです。
PTAは、まさに地域社会の大切な潤滑油?でもありますね。

各校PTA活動の積極的、意欲的な活動に大きな期待が寄せられています。

その体制づくりの旗振り役を積極的に果たすことを行政には期待するところです。


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