福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

他人(国)まかせにできない時代が来ています

2007年01月24日 | 活動報告
午後から体が動かず(鬼のかく乱?)
充電しながら、みのもんたさんの「激ズバッ!こんな日本に誰がした・・・血税タレ流し列島」を観ていました。
夕張市の破綻に関する特集に、思わず釘付けになりました。

つい数年前まで、国は景気対策の最も有効な施策であるとして、税金を大量投入し、巨額な借金を積み重ねながら公共事業投資を大々的に行ないました。
国の施策に追随して積極的な公共事業支出を地方自治体も行なうべし・・・。借金も大いに善し・・・と、当時は繰り返し国からの檄が飛んだとか・・・(元公務員で財政に携わった夫をはじめ、当時の施策を知る役人の方々は異口同音にそう言います)。

結果は皆さんもご承知のとおりです。
煽られて、散財して、ひとまかせで目算を誤って、破綻して・・・、最後は夕張の自己責任と見放され、待っていたのは住民の惨劇。
みのもんたさんも、敢えて同情の念を隠して言っていました、

「その道を選んだのはあなた方住民(住民の代表である議会)なんだ・・・」と。
厳しくもまさに現実です。


地方自治体(市議会など)の議員活動は、国政選挙のようにマスメディアに大きく取り上げられることはまずありません。
でも私が考えることのひとつは、市民の皆さまが日々の暮らしの中で感じている「おかしいな・・・」といった今や将来への不安、生活の中での理不尽な苦労や負担の多くは、国政で解決するというより身近な市政で変えられることが沢山あるのではないかということです。

例えば、地域福祉、地域医療、
高齢者福祉や医療の問題、介護の問題、
子どもを産み育てやすい社会づくりのための子育て世代への支援策、
学校や家庭や地域といった現場での対応が大切な教育問題、
そして財政運営への点検など・・・

国の法律や方針を変えただけではすぐに変わることのない問題は、これから地域での対応が大切になってきます。
世の流れが否応なしにそうなっています。
番組では、9割を超える地方自治体が、近い将来の財政破綻を我が事のように考えているとの驚くべき調査結果も報告されていました。

そういう意味でも、地方自治体(議会)での対応が大切です。
地域の現場で思いを具現化できることが沢山あります。
私たちが市議会・市政に求めなければならないことは山ほどあります。

私たち市民にとって大切なことは、日々を暮らす地元の生活で、「心配・苦労が減った」「楽しく過ごせるこのまちが好きになった」と実感が持てることだと思います。

気にして感じて動かなければ何も変わらない。
動くこと、声を上げることで変わる。
充電を終えて、明日からもまた頑張って動き回りたいと思います。
皆さんもお体はくれぐれも大切にしてください。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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