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天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

健康食習慣

2013年12月05日 | 科学
 動物は普通1日一食で、それも獲物が獲れた夕刻に取る肉食動物が多い。人類がチンパンジーと分かれて700万年。ホモ・サピエンス(現世人類)誕生から20万年。ヒトは歴史の大部分で他の動物と同じような狩猟・採集生活をしていました。現世人類の行動や生理・代謝を決める遺伝子セットは、狩猟・採集の生活条件に適応するようにプログラムされていると考えられます。

 ヒトが農耕を始めたのはわずか1万年前。日本人も農耕を始めてからしばらくは、朝起きたら田んぼに行って一仕事してから食事を取る一日二食というのが普通の生活のリズムでした。生育期のほとんどをそれに近い食生活をしていた現在のお年寄りが健康で長寿なのも頷けます。

 「食事は栄養補給が原理原則」を超えた、とりわけ味付けをした食事をするようになってから、いわゆる生活習慣病がでてきました。人間は穀物に依存するような遺伝的システムを持っていないのに、三度三度主食は穀物、おかずはこってり味付けの食生活では、身体に過度の負担となります。


 備考:20万年前のホモ・サピエンスの数は10万人くらい。現在は70億人。ヒト以外で、食物連鎖の頂点に立つ陸生の肉食哺乳類は、地球に約170万個体。その4,000倍以上のヒトが現在地球で生活しています。耕作地は、地球の陸地の約12%、利用可能な状態にある真水は、その1/3を人間が利用。

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