天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

私の中のあなた

2010年03月29日 | Weblog
 2歳の愛娘が白血病に。命を救うには、遺伝子の型の合う骨髄を移植するほかありません。両親が選んだのは、同じ型の遺伝子をもつ子どもをつくること。

 昨年10月公開された映画「私の中のあなた」は、もう現実のものとなっているそうです。訴訟こそ起きていないようですが。

 昨晩放送されたNHKスペシャル「人体“製造”~再生医療の衝撃~」によると、アメリカ・デトロイトのマーク・ヒューズ医師は、こうした子どもをすでに100人以上つくっているといいます。病気の子を持つ親から懇願されたのがきっかけ。最初は断りましたが、自問自答した末に、親の願いを叶える方法を選んだのです。

 「医療とはもともと母なる自然に逆らうもの。必要とあらば母なる神にも逆らう。なぜなら、時に自然は残酷だから」と。