とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

子どもを笑わせよう

2012年10月23日 19時59分07秒 | とんねるずコント研究



「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」の初回放送、みなさんごらんになったでしょうか(28日夕方に一部地域で再放送があるようです。お住まいの地域の放送予定をご確認ください)。


思うところはいっっっっっっっっっっぱいありますが、どうもこの番組は初回のみでは判断しきれない、判断しちゃいけない番組のような気がするので、感想を述べるのはとりあえず保留させていただきます。


タカさんとたけしさんのツーショットは、すでに「した」で何度か見てきてはいるものの、いざふたりで番組をやるとなるとやっぱりちがいますね。たけしさんが「コマネチ」の犬小屋から出てきて(笑)タカさんと並んだときの画には、正直、ちょっと胸にくるものがありました。ここまで来たんだな、ついに・・・と。


もうひとつうれしかったのは、東京03とのからみです。とんねるずと東京03は、ぜったい合うと思うんだよね。とりあえず来週が楽しみ。


「日曜ゴールデン」についてひとつだけ言うとすれば---まあこれはたぶんツイッターとかでみなさん言ってることでしょうけど---ニコニコ動画風のツッコミテロップ、あれはもう絶対にやめていただきたい。


テロップが多すぎるとか、そういうレベルじゃない。あれほど気分の悪いものをテレビで見るのもめずらしいです。そういうものをタカさんの番組で見なくてはいけないという事実が、よけいに気分が悪い。作った方には申し訳ないが、わたしは途中からテレビの下部を電話帳で隠して見てました。


見てる一般の視聴者が実況板とかであれをやるのはいいんです(いいのかな?これもどうかと思うけど、とりあえずいいとして)。視聴者が感想をすなおに言ってるだけですから。しかしスタッフがそれをやるのは違うでしょう。「たけし遅いよ!」とかの失礼なコメントをスタッフが考えてるってことに、視聴者が気づかないとでも思ってるのでしょうか?


テロップそのものがどうのというよりも、いかにも若者ウケをねらう下心がミエミエすぎました。視聴者の知的レベルにたいする侮蔑と言われてもしかたがないでしょう。




この番組にかぎらず、いまの多くのテレビバラエティの「若者向け」というコンセプトこそ、テレビを“つまらなく”している大きな原因のひとつなんじゃなかろうか、と最近ふとかんがえています。


以前コメント欄でおしえてもらった、景山民夫氏の『つまり何だ』というエッセイ集を読んでるのですが、「とんねるずはまさにいまのにっぽんだ」(1989年10月27日付)の回にこんな一節があります。


・・・とんねるずのファンは、やはりどうしても、石橋派と木梨派の二派に分かれると思う。単なる勘ではあるが、若い女の子は木梨派で、子供および僕みたいなオジサンは石橋派であるような気がする。大学生の男などは、おそらく、主としてコピーがしやすいという理由から木梨派なのでないか。


ノリさんは他ならぬ仮面ノリダーだったから子供ファンはもちろんたくさんいたでしょうし、タカさん派の若い女子だっていっぱいいた。しかし、景山氏の分類が正確かどうかはべつとして、おもしろいなーと思うのは、景山氏がとんねるずに幅広い世代のファンがいるということを前提として書いていることです。


つまり、とんねるずをかならずしも「若者向け」のタレントとはみなしていないわけ。


そういわれれば、とんねるずには子どもファンがたくさんいたよなあ、と、あらためて思い出しました。「みなさんのおかげです」に限っていえば、仮面ノリダーはまさに「子ども向け」のコーナーだった。それは小林信彦も書いていました。

でも、だからといって大人には退屈だったかといえば、そんなこともなかった。本家仮面ライダーで育った世代には普通にウケたし、それより上の世代にもある種のノスタルジーとかキッチュさがおもしろかったはずです。


子どもにウケたのはノリダーだけではない。チェッカーズや宮沢りえの学園コントも人気でした。テレビを見ているチビッコたちにお正月の書き初めや作文を募集したり、送られてきた似顔絵を番組のラストに紹介したりしてましたよね。たしかノリダー人形とかをもらえたのであった。


仮面ノリダーコントがもっていた倫理性については、仮面ノリダーは黄飛鴻だというエントリーで論じたことがあります(当時香港カンフー映画にハマっていたので妙なタイトルになっとりますが)。


とんねるずは、当時から本当に子どものファン層を大事にしていたし、子どもたちを笑わせることの重要性をよく認識していたと思う。


実際、それはとても大事なことなんです。だって、子どもたちこそが将来あたらしいお笑いをつくっていくわけですから(とんねるずがそこまで意識していたかは疑わしいけれども)。

それに、子ども時代に、すべてをわすれてお腹の底から笑う経験をするというのはとても大切なことだと思う。そういう経験を人間は絶対に忘れないものです。子ども時代に影響をうけた笑いは、きっと一生の笑いの志向を決めてしまう。


スラップスティックを10倍楽しむ方法のエントリーでも書きましたが、子どもが好む笑いというものを馬鹿にしてはいけない。笑いに対して、子どもはわれわれが思う以上に鋭敏な感覚をもっています。


そもそも笑いというものは「子ども的」である(そうでなくてはならない)から、当然子どもとの親和性は高い。それだけでなく、子どもは笑いによけいなペーソスとか深みとかを求めないので、もっとも原始的というか、つまりもっとも純粋な笑いのコアみたいなものを、直感的に理解して楽しむ能力が子どもにはあるわけです。


もちろん、子どもの判断がすべて正しいというわけではない。直感的であるぶん、見た目オンリーのキャラ芸のようなイージーな笑いを安易にうけいれる欠点もあります。しかしそれを言えば、大人の判断だってたいして信用できませんから、どっこいどっこいでしょう。


つまり何が言いたいかというと「子ども向けの笑いを軽んじてはいけない」ということです。


子どもが抱腹絶倒して、学校から走って帰って見たがるような笑い、記憶に深くのこって大人になっても忘れない笑いというものは、実は大人が見てもおもしろいものです。


たとえば、あのモンティパイソンも、放送当時子どもに人気があった。テリー・ギリアムが「11才がマジックナンバーだ」と言うのをどこかで見たことがありますが、11才でモンティパイソンにハマったという子どもがイギリスでは非常に多かったそうです。

パイソンなんて、どうひっくりかえして見ても子ども向けとは言いがたい。それでも、子どもには彼らのおもしろさが「わかった」のです。

逆に、子どもの知性をみくびって、いかにも「子ども向け」に作られたものはウケない(同じことは「若者向け」の笑いにも言えるのかもしれない)。



いま、日本に、子どもたちが床を転げ回って笑うようなバラエティはあるのだろうか?


個人的に、かなりイイ線をいってると思うのはテレビ東京の「ピラメキーノ」。平日の夕方放送という、完全に子ども狙いの番組であるにもかかわらず、大人が見ても十分おもしろい。「子どもに見せたくない番組」トップ10にランクインするというのは、おもしろい証です。

キャラ-1GPなんて最高ですよね。ピラメキパンダのやさぐれた感じが好きだ(笑)




☆ピラメキーノ☆ 鼻から牛乳~ピラメキーノバージョン~

(視聴者がテレビを撮影してアップしたものです。権利関係で怒られそうだったら即刻リンクを削除します)




子どものファン層を大事にするということは、同時に、子どもに対する責任も自覚しなければいけないということである。これについては、いずれ稿をあらためて書きたいと思ってます。









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14 コメント

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新番 (FUJIWARA)
2012-10-24 12:47:24
見ましたよ~

面白かったです。
まだまだ始まったばかりなのでこういう方向か~というのは見極めれないですが。
ここまでいったら、途中何度も番組名が変わるのも面白いかも(笑)

トークはない番組という方向みたいな感じへとなっていましたが、
ある極めた方々のトークというのは面白いものですよね。

色々な題材がそれぞれ面白いように流れていって。
それが政治の内容であっても独特な解釈があって。
今回はズラでしたね(笑)

バランスが取れたバラエティで王道がいいです。
やはり歌だってあっていいと思いますね。
元気が出るTVでもあったし、ひょうきん族だってたけしさん歌ってましたしね。

ファイアーさんの「子供」っていうキーワードで思ったのですが
過去の偉大なバラエディの特色には「扮装」というキーワードがあったと思います。
たけしさん、ドリフ等当たり前のように出てきました。
そしてもちろん、とんねるず、ダウンタウンの番組にもふんだんに出てきましたよね。

老若男女がパッと見ただけで誰もが面白いと思わせる雰囲気がありました。
子供のころは鼻の下にマジックで髭を3本書くだけでもケラケラ面白かったものでしたよ。

不況の中セットにお金もかかるんでしょうね。
葬式のセットが出てきましたが、ああいうセット久しぶりに見た感じです。

あとゴールデンでの下ネタですが、小さい頃はそれが大人の世界を知るキッカケにもなりましたし、
まだ見ぬ大人の世界への憧れでもありました。
モロに下ネタ発言、視覚だけの下ネタという訳じゃなくて、
志村さんの番組のコントとかではあるじゃないですか?
怪しげなメロドラマのようなコントとか。

バラエティで勉強した知識も沢山あったと思いますよ。


新番組は
たけしさん×タカさんでしたが。
これが
たけしさん×とんねるずだったらどうだったんだろう?というのが思う所ですね。

あと一般的にはたけしさんもタカさんも暴走するタイプに思われがちだし
本人達もそれは特色だと思っている事(期待されている事)と思います。
でもそういう人が2人集まっても上手くいくもので、
いつもだと所さんがやるようなホワイトボードへのプレゼンは面白かったです。
たけしさんのああいう感じ久しぶりに見ました。
またタカさんの立場も色々いつもと違うのでこれからも見ものの番組ですね。
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Unknown (VSNF)
2012-10-24 17:57:44
ご無沙汰しております。

紹介した著書見つかったようですね。
安心しました。

以前の話題ですけど、照明よじ登りの動画はおそらく削除されていると思います。
活字で見た部分でしたので、最初発見した時は嬉しかったのですが

新番組ですが、失礼ながらここ数年「たけし」主演の地上波バラエティーはひとつも観ていなかったので、番組そのものよりも(この新番組に関する感想などの)「ファイアー」様の本文の方が楽しみでした。(まぁたいへん失礼な話ではあるのですが・・・・・)

チラッと眺めては見ましたが、「ニコニコ動画」風の場面は「やはり苦言を呈するであろう」と思っていました。
まぁ私もそれなら(出演者)本人に直接言う方が、気持ち良いと思っていましたので、ご指摘は嬉しかったです。

「ニコニコ動画」風の画面に関して言えば、若者ウケという要素にプラスして、規制に関するテレビ局側の腰が引けた態度もあると思います。

只今「ゴールデンタイム」に「下ネタ」や「カツラネタ」などをそのまま流すと、どういった団体やら組織やらから抗議(スポンサーも含めた)やら問題やらが起こるかどうかわからないご時世ですので、(スタッフ等)「我々は反対していますよ」という意思表示をああいった形でしたかったのもしれません。

ただ事実としてですが、若者ウケと言いましても、もう「ドリフ」の番組や、「元気が出るテレビ」、「ひょうきん族」、「とんねるず・ダウンタウン」のコント番組などはもう知らない視聴者もたくさん出てきているとは思います。(ちなみに私も著書や「you tube」、ケーブルテレビなどで見直してファンになりました。)

何せもう15年以上前の話ですので・・・・・

話を戻すと、随分前ですが「松本人志」がラジオで「(地上波テレビに関しては)言論の自由すらなくなる。」というような事を言っていたと思うのですが、下ネタひとつにしろ、ああいった腰が引けた姿勢を観て切なくなりました。

長々とたいへん失礼致しました。
あまりテレビを観ない側の意見ですので、推論も交えた部分があって申し訳ないのですが・・・・・
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Unknown (弥平)
2012-10-25 07:55:03
ごぶさたです。
最近『した』の中では「貴明」って言葉がテロップにも出演者の発言の中にも出てこなくて寂しかったんですが、今回は問題の(?)テロップもたけしさんも何度も「貴明」と言っていたのが新鮮でした。その姿勢は続けてほしいです。
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Unknown (chirira)
2012-10-25 17:22:09
お久しぶりです。

新番組、何だか初期の頃の生ダラのようなアヤフヤさが私的にはよかったですww
貴さんがガッチガチなのも(笑)
これからどんな方向に進んでいくのか、カチッと決められたものではなく、成長していく
バラエティ番組として楽しみたいと思ってます。

ノリダーが社会現象を巻き起こしていた時、ANNで2人が声を大にして言っていたのを
鮮明に覚えています。

「オレ達をブームにしないで!!」

当時の人気は今の一発屋どころの騒ぎじゃなかったですよね。
本人たちも『ブーム』の頂点から転がり落ちる恐怖みたいなものを痛切に感じてたんだ
ろうと思います。
子供の興味の移り変わりは早いですもんね(;^ω^)
一気にスターダムにのし上がった一発屋の行き着く先は、大抵が奈落の底・・・・。
でもとんねるずは違いました。
まさに『時代を先どるニューパワー』で、次々に新たな手法で視聴者を巻き込んでいき
ました。
これもきっと貴さんの先見の目が鋭かったからに違いないと思っています。

ちなみに・・・・
やっぱり私、憲さんワンフーなもので・・・(^_^;)
貴さんが重い腰を上げて動き出した今、憲さんは一体何をしてるんだろうかとひたすら
気になる今日この頃です・・・
そして、この調子で武道館ライブは実現するのだろうかと・・・
色々悶々としています(苦笑)
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FUJIWARAさん (ファイアー)
2012-10-26 22:57:03
返事が遅くなってごめんなさい。

>ある極めた方々のトークというのは面白いもの

車の中でのふたりのトークが一番濃かったかも?
たけしさんのエピソードって破壊的におもしろいですしね。
あと、タカさんが車を運転する姿をすごくひさしぶりに見た気がしたんですが・・・

>たけしさん×とんねるずだったらどうだったんだろう?

うわーそのほうがまったく予想つかないなあ(笑)
なんらかの形でノリさんに乗っかってきてもらいたいですね。
あと所さんとかビートきよしさんとか?(笑)
歌もいいですねえ。とんねるずもたけしさんも歌える人だもんね~♪
たけしさんの歌、ひさびさ聴きたいなあ。

>扮装

それで思い出しましたけど、たけしさんもタケちゃんマンだったんですね。
昔はヒーローもののパロディがまだやれたから、自然に子ども受けになったんですね。
最近はヒーローもの自体がセリフパロディみたいになっちゃってるからなあ・・・

>下ネタ

子どもは好きですよね(笑)
景山民夫も書いてますけど、子どもはちょっと大人びたものに憧れるものだから~と。
大人はクリーンなものばっかり見せたがりますけどね。
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VSNFさん (ファイアー)
2012-10-26 23:11:26
返事が遅くなってすみませんでした。
『つまり何なんだ』おもしろいですね。
恥ずかしながら景山民夫さんの著作は読んだことがなかったんです。
とんねるずに関しては他にもいろいろ響くところがあったので、
また今後の記事に生かしていくことになるかもしれません。
ありがとうございました。

>「ニコニコ動画」風の場面は「やはり苦言を呈するであろう」と

あ、そう思われましたか^^;
いや、わたしごときが「苦言」なんてものでもないんですけど・・・
ここに書いたからといって現場に伝わるはずもないんですが、
こうしてみなさんと話し合えるきっかけになったなら良かったです。

>規制に関するテレビ局側の腰が引けた態度

そのへんを逆手にとったってことなんでしょうか。
仰るように番組の中身はどっちかというと上の世代にウケそうだから、
どこかに若者アピールを出さないと、ということなのかもしれませんね。

発売中の週刊文春にフジテレビの危機みたいな記事があって、
めずらしく読んでみたのですが、今のテレビはほんとに意外なところで
規制に引っかかったり、制約が多いようです。
「視聴者のターゲットを明確にしないと」とフジのエラい方が話してました。

VSNFさんはリアルタイムでとんねるずワンフーというわけではなかったのですか?
だとしたら、すばらしいですね~!
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弥平さん (ファイアー)
2012-10-26 23:13:38
おひさしぶりです!
そうそう、呼び方ね!
たけしさんが「なんて呼べばいいのかわからない」って言った時、
わたしもテレビの前で「そりゃ貴明でしょ当然!」と叫んでました(笑)
だけど、たけしさんはとんねるずをいままでなんて呼んでたんだろ?
返信する
chiriraさん (ファイアー)
2012-10-26 23:27:44
コメント感謝です!

成長する番組、いいですね!!そういうなが~い目で見たいですね。
最近のテレビ局は、視聴率が伸びないとすぐ番組をやめてしまうからこわいですけど・・・
たけしさんも「編成局長がコロコロ変わる」ってちらっと言ってましたけど、
そういうところにも問題があるのかもしれない。

>「オレ達をブームにしないで!!」

ああ~言ってましたねえ・・・
あらためて考えると、良い言葉ですね。
若造芸人が言う言葉でもないって感じだけど、やっぱり冷静だったんですね、ふたりは。
子どもちゃんたちって、やっぱり移り気なんですか^^;
実態をあまり知らないまま書いてるので・・・子ども向けにも危険があるってことか・・・

>憲さんは一体何をしてるんだろうかと

chiriraさんのブログでノリさんがヒロミさんのライブに出てたって知りました。
ちょうど番組の時間だったんだ~
いまノリさんがちょっと引いてる感じ?なのも、きっとなにか理由があるはず!と
勝手に思ってるんですけどね。どうなんだろう。
タカさんの出方があまりに急だから、どうも何か目的があって、
そのための準備的なことを始めてるんだろうか、とか・・・たぶん考え過ぎですね(笑)

いや、でもノリさんはタカさんの番組見るんじゃないですかね?逆もしかりで。
かなーり前ですけど、タカさんのドラマ、「レッツゴー永田町」かな?あれを
「めずらしく憲武がホメてた」ってタカさんがレディオ・イシバシーノか何かで話してませんでしたっけ?
「ああやっぱりちゃんと見るんだなあ」ってニンマリしたおぼえがあります(笑)

武道館・・・この感じだと来年ですね。
やってくれますよ、絶対に!!やってくれなきゃ困るもの!


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Unknown (VSNF)
2012-10-27 17:50:44
返信ありがとうございました。

うっかり忘れていたことなのですが、著書に関してもう一冊あるのですが、「小林信彦」氏の著書「時代観察者の冒険」という著書の中で、「とんねるず」について取り上げているのですが、ご存知でしたでしょうか?

まだ駆け出し(シングル「歌謡曲」を出した直後あたり)の頃の文面ですが、予知的な事が書かれていたと思います。

こちらも数ページにわたって分析がなされておりますので、ご存知ないようでしたら参考になるかもしれません。

ちなみに申し訳ないのですが、私は「野猿」世代です。

ですが、こうした文章などは後世に残るという意味でも、かなり貴重であるとは思います。

リアルタイムでしたら、私も「小林信彦」氏同様「追っかけ」になっていたかもしれません。

新番組に関しては、初回分だけであれだけ決めつけた言い方をしてしまい、申し訳ありません。
何か押さえつけるような雰囲気を感じましたので(あのニコニコ動画風は今後も続けていくのでしょうか?)

あと以前書けなかったことですが
>(ノリさんの番組について)超豪華キャストをそろえておきながら、使いこなせないってどういうこっちゃ

同感です。
というか地上波の番組全体に言えると思います。

私などはもっと若い世代の芸人(「とんねるず」に影響受けたり、インスパイアされた芸人も含めて)を上手く使いこなせればなぁと思ってしまいます。

もしそうなれば、15年程前の「志村けん」氏(あるいはドリフ)みたいに、良さが見直されるのでは?などと思ってしまいますが

まぁ素人がたいへん生意気なことを言ってしまい、申し訳ありませんが・・・・・

また今回も長々と失礼致しました。
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VSNFさん (ファイアー)
2012-10-28 03:27:32
いつもご意見や感想をありがとうございます!
先日の番組の感想は、もちろん見た方それぞれ出すのが当然ですし、
ご意見が聞けて良かったですよ!

「時代観察者の冒険」は読んでいます。
“追っかけ”してたそうですね、小林信彦は(笑)
読んだ時ほんとにうれしかったです。
最近はどう感じてるのかなあ。

>超豪華キャスト

正直言うと、「何やってんだテレビ」にもちょっとイヤな予感を感じてしまったんですが・・・

若い芸人さんはほんとに数が多いですからねえ。
かえってキャスティングが大変だったりするのかなあ。
「おかげでした」では若手を割とうまく使っていると思うんですがどうですかね?
マッコイ人脈がうまく生かされてるというか。

VSNFさん、野猿世代でらっしゃるんですか!
お若いのですね!
文章がすごく落ち着いた雰囲気だから大先輩と思っていました(すいません)・・・
すごく勉強されていますね!
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