とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

久世光彦 死ス

2006年03月03日 00時44分15秒 | ワンフー日記
2006年3月2日、演出家・作家の久世光彦さんが逝去されました。享年70才。

つらいです。

大好きだった、久世さんのドラマの世界。
徹底したスタイルを持ったアーティストでした。
徹底的にエンターテイナーでした。
日本の家族を見つめ続けた作家でした。

最後に見たドラマは「夏目家の食卓」。漱石一家の物語です。
「文豪」をどこにでもいる「変人」として、娯楽として描いた久世さんのセンスは、やっぱりすてきだと思った。
久世さんの興味が、昭和初期や明治大正へむかったのは、時代の必然だったのかもしれません。
家族が日本人のユートピアであったのは、もう遠い昔です。

とんねるちゃんも、お世話になりました。
「時間ですよ」の歴史にとんねるずが参加できたのは、とてもうれしいことでした。


何か大切なことが終わっていく気がします。

ご冥福を心から祈ります。





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