とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

無痛音楽教育 3才からのとんねるず

2006年11月13日 14時24分43秒 | とんねるずの歌
1992年5月5日こどもの日発売のミニアルバム。

とんねるずの音楽を聴くと、いつも思うんです。
「自由だなあ~」・・・って。

演歌にアイドルソング、昭和歌謡にレゲエ、そしてロマンチックなバラード・・・本職の"歌手"ではないからこそ、どんなことでもやれる、それがとんねるずの音楽。

たとえば「星降る夜にセレナーデ」のように純粋で優しい曲は、純粋すぎるがゆえに、普通のシンガーはあえて避けて通るかもしれない。でもとんねるずが歌うと、多くの人の心にのこる名曲になる・・・。
いまふと思ったんですが、この曲って坂本九の「上をむいて歩こう」に似てますね。

『無痛音楽教育 3才からのとんねるず』が発売された経緯はよく知らないんですが(ご存じの方、おしえていただけると幸いです~)、まさにこれも、とんねるずの自由な音楽性の象徴ではないでしょうか。

まあ、多分単純に、とんねるずにとって「こどもの世界」がすごくおもしろかったんでしょうね。


「ガラガラヘビがやってくる」

いわずとしれた、「みなさんのおかげです」オープニングテーマ。
これは、かなり売れたんじゃないですかあ?
「あんまりコンコン言ってると、最近こどもたちがコンコンコンコン言い出して問題になってるんだよ。おならじゃないのよと同じ」
と、コントでノリさんがタカさんに注意してたのを思い出します(笑)。


「どうしてかな?」

なんでもかんでも、なんで?なんで?って、聞きまくる時期があるんですよね、こどもって。
わたしも、あんまりしつこく聞いて母親を怒らせたおぼえがあります(笑)。
「なんで なんで なんでかな きゅうに きゅうに おとうと できたの」
レゲエ調の可愛い曲です♪


「デクノゾウ」

おつぎはロックンロール!
「ワシントン じょうやく まもってくれても きのよわい せいかくじゃ なめられっぱなし」
よいこのみんな、「ワシントンじょうやく」って、わかるか~い?
わからないことは、このさい辞書でしらべてみようね~♪


「おねがい かみさま」

パパとママが離婚しちゃいそうなお子さんの、なかなかに切ない胸の内。
「ちちおやさんかん ママがきたって クラスのみんなのつめたいめ みょうじが きょうから かわっては あだなも きょうから かわっちゃう」
子供には子供の、事情があるんだよねえ。しょうがないんだけどね。
タカさんソロ。


「パパのどうぶつえん」

一転、ノリさんソロは、競馬好きな父と息子のエレジー。
「さんまのからくりテレビ」の替え歌コーナーみたいね(笑)。
あるいは北野武監督『菊次郎の夏』のようだ・・・こちらは競輪ですが。
この曲で「しんのすけ」で登場するのは、誰なのでしょう?
クレジットがないんだけど。


「はっぴい ばあすでい」

とんねるずのハーモニーが美しい、新時代のバースデーソング。
「きょうは ナオちゃんの たんじょうび なかよくは ないけど これも つきあい」
子供のつきあいも、けっこうたいへんなんだよね。うん。
いろいろ気ィつかってるんですよ。
そこんとこ、わかってもらいたいんだなあ。


以上、6曲。

さっきょくとへんきょく:ごとう つぐとし
さくし:あきもと やすし、いしばし たかあき、きなし のりたけ


げんき だして みんなで うたおう とんねるず♪





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3 コメント

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美桜さん (ファイア-)
2007-04-19 18:16:51
美桜さん、はじめまして!
返事がたいっへんおそくなってしまって、本当に本当にごめんなさい!!
スパム(的)コメントが非常に多いものですから、お初の方からのコメントにちょっと慎重になってしまって・・・
とんねるちゃんファンの方からのくわしいコメントをいただけて、たいへんうれしく思っております!どうぞ「こっそり」なんて仰らずに^^またよろしかったらいろいろ教えてくださいね!

アルバムが作られた経緯、こういうことだったのですね。
きっかけは「ガラガラへび」だったのかあ~。
3才から、の意味もようやくわかりました。何だか習い事の教則みたいな可愛いタイトルですよね^^
返信する
発売された経緯 (美桜)
2007-04-18 03:09:37
はじめまして!
実は最近こちらのブログの存在を知った
とんねるずファンでございます。
これからもこっそりとw 見させてもらいますので
どうぞよろしくお願いいたします。

初コメントなのにさっそくなのですが、
このアルバムが発売された経緯についてを。

多分ラジオで言ってたと思うんですけど、
『ガラガラヘビ~』の購入者に
子供が多いという話をしてて、そこから
「子供たちにも聴いてもらえるアルバムを」
ということで、このアルバムが作られた…ような。

2才くらいじゃまだ言葉はわからないだろう。
でもきっと3才くらいなら大丈夫なんじゃないかな。

だから対象者が「3才以上」で
『3才からのとんねるず』というタイトルに。

歌詞も全部平仮名や片仮名にして、
絵本のように読んでもらえたら、ということで
カラフルかつシンプルに可愛く。

結構本当に「3才以上の子供」を意識して
作られたアルバムだったんですよ。
実際に購入するのは
親である大人なんですけどねw


記憶していることをかき集めて書いてみましたが、
もし間違っていたらすみません。
(そもそもこれを経緯と言っていいのかな?)

長々と失礼しました。

追伸・間違ってたら誰か訂正をよろしく!w
返信する
こんにちは (競馬大好き野郎)
2007-04-05 14:44:43
いつも役に立つ情報ありがとうございます


私もブログを始めましたので

もしよろしければ暇なときにでも見に来てください


では頑張ってくださいね
返信する

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