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騎手・中島八弥 東京サラブレットクラブ&シルクHC 一口馬主情報。

東京優駿
第80回 日本ダービー
祝出走
シルクホースクラブ所属
フラムドグロワール3歳牡馬
父母GI馬

東京TC 6歳牡馬 レッドルーファス なかなか準オープンを勝てない

2016年06月12日 | 引退馬

東京TC 6歳牡馬 レッドルーファス

(ウーナマクール10)

OONAGH MACCOOL 10

父: アンブライドルズソング
母: ウーナマクール
母の父: Giant's Causeway
TYPE: 牡・栗毛
BIRTHDAY: 2010.04.29
BREEDER: アメリカ産

叔父、叔母に欧州G1馬が3頭、

強力な母系が大成への道を導く

母ウーナマクールは、英米で走り9戦5勝。G2ランパートH、G2ルイヴィルBCHと重賞を2勝したほか、G2フルールドリスHで2着するなど、一級品の競走成績を残しました。繁殖牝馬となってからは、 2008年に初仔を出産。そして、父に米の一流種牡馬アンブライドルズソングを迎え、2010年に誕生した牡駒が、このウーナマクール10ということになります。父アンブライドルズソングは、2歳G1ブリーダーズCジュヴェナイルの勝ち馬。また、母の父ジャイアンツコーズウェイは、3歳夏から欧州G1戦5 連勝を記録しているだけに、両馬が配合されたウーナマクール10には、仕上がりの早さと成長力を兼備した一流中距離馬となる期待が懸かります。
 母系は、現代欧州を代表する名門のひとつで、ウーナマクール10の叔父には、英G1サセックスSに勝ち、種牡馬入りを果たしたアリロイヤル、独G1オイロパ賞、伊G1ローマ賞を2回ずつ制し、やはり種牡馬となったタイパンがいます。さらに、G1英1000ギニーを勝ったクラシックホースであるスリーピータイムは、ウーナマクール10の叔母。このほかにも、英G3に勝ち、種牡馬となったジェントルマンズディールらが登場してきている母系は、大レース向きの底力とともに、スピード競馬への適応力にも優れています。まさに、素晴らしい血統背景の持ち主であるウーナマクール10。クラシック戦線で大仕事を達成する可能性も、十分にあるはずです。

美浦・藤沢和雄厩舎

募集価格5800万円
中央獲得賞金7197万円
控除前回収率124
収得賞金額1200万円
2013/07/06、3歳未勝利、函館芝1800m、2番人気2着、賞金180万円 曇 稍 四位洋文
2013/08/04、3歳未勝利、函館芝2000m、1番人気1着、賞金460万円 曇 稍 四位洋文
2013/08/31、燕特別500万下、新潟芝2200m、2番人気4着、賞金150万円 晴 良 柴田善臣
2014/02/17、4歳上500万下、東京芝1800m、1番人気1着、賞金750万円 晴 不良 ブノワ
2014/02/24、大島特別1000万下、東京ダ1600m、4番人気1着、賞金1480万円 晴 良 ブノワ
2014/06/01、むらさき賞1600万下、東京芝1800m、4番人気1着、賞金1790万円 晴 良 北村宏
2015/04/26、府中S1600万下、東京芝2000m、1番人気5着、賞金182万円 晴 良 柴田善臣
2015/06/20、ジューンS1600万下、東京芝2000m、4番人気2着、賞金730万円 晴 良 柴田善臣
2015/07/11、五稜郭S1600万下、函館芝2000m、2番人気3着、賞金460万円 晴 良 柴山雄一
2016/04/24、府中S1600万下、東京芝2000m、11番人気2着、賞金741万円 晴 良 ルメール
2016/05/29、むらさき賞1600万下、東京芝1800m、3番人気5着、賞金182万円 晴 良 Mデムーロ
GⅡセントライト記念 7着
19戦4勝【4-3-1-1-2-8
 

2016.06.09

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周
助手「今日は北馬場で軽く乗って調整しました。昨日走り足りなかったのか、今日も終始良い手応えで走っていましたね。それでも以前よりは抑えも利きますし、気性面でも落ち着く場面が増えてきていますよ。特に傷んだところもなく、順調に来ているので、来週良い状態でレースに向かえると思います。頑張ってくれているので、何とか次は結果を出したいですね」

2016.06.08

(藤沢厩舎)
乗り運動、ダク、ハッキングの後、ウッドコースで追い切り(ハロン15秒程度)
助手「ウッドにて単走で乗りました。競馬は来週ですし、まだあまりやりたくなかったので抑え目に乗りましたが、このくらいのペースだとやはり行きたがりますね。また調子も上がってきたようで、すごい手ごたえと行きっぷりでした。疲れがどうかと思っていたのですが、今日の感じなら全く心配しなくてよさそうですね。飼葉の食いもいいですし、来週に向けて確実に状態は上がってきていると思います」

2016.06.02

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
助手「今日から馬場に出して乗り出しました。さすがに少しテンションは高めでしたが、初日という事を考えればこんなものでしょう。使ってきている馬ですし、どこかに疲れや痛みが出てもおかしくないので注意していましたが、今日の感じなら大丈夫そうですね。これだけ使えるように、本当に体質は強くなったと思いますよ。この後の様子を見てペースを上げる時期を探っていきます」

2016.06.01

(藤沢厩舎)
森林馬道で運動。
藤沢調教師「前回はもったいない競馬になってしまいました。もう少し前目の位置取りなら良い勝負になっていましたね。それでもここ2戦、最後にいい脚を使えたように、だいぶ立ち直った感じがしますし、やはり広い東京コースも向いているようですね。もう少し疲れの具合などを見て、行けそうなら6/18(土)の東京11R・ジューンS(芝2000m)に向かうつもりでいますよ。東京のうちに勝たせてあげたいところですね」
※次走の鞍上は戸崎騎手で調整しています。

2016.05.29

5月28日レース後コメント(5着)
M.デムーロ騎手「返し馬でゴトゴトした感じがしましたし、引っ掛かりそうだったのでソロッと出して後ろから進めました。速いところに行けば歩様は大丈夫でしたし、最後は本当にいい脚を使ってくれたので、もう少し前で競馬しても良かったですね。失敗しました。ポテンシャルの高さを感じましたが、今日は上手くいかなかったです」

2016.05.26

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
助手「昨日追い切ったので軽めの調整です。普段よりうるさいということもなく、馬体も特に異常はなさそうですね。トモや股関節の感じを見ても、前走くらいの出来にはあると思います。汗をかきやすい季節になって体重は前走より減るかもしれませんが、飼葉はしっかり食べていますし、体の張り艶を見ても状態がいいのが見て取れますよ。ここでも走れれば本物だと思うので、今回も頑張ってほしいですね」

2016.05.25

(藤沢厩舎)
乗り運動、ダク、ハッキングの後、ウッドコースで追い切り。
5/25(水) ウッド 67.3-51.5-38.2-12.5 馬なり
助手「今日はウッドで追い切りました。朝から気温が高かったので上がりはかなり汗をかいていましたが、入れ込んだりというわけではなく、走りも落ち着いていたので問題ないと思いますよ。トモの入りもしっかりしていましたし、前走前の良い状態でここまできていると思います。今回はデムーロ騎手ですが、最近はかかることもなく、そこまで乗り難しい面も出していないので、力は出してくれるでしょう。良い流れで来ているので、今回も期待したいですね」
※今週日曜の東京9R・むらさき賞(芝1800m)にM.デムーロ騎手で出走を予定しています。現時点での想定馬はフルゲート18頭に対して21頭(うち1度除外優先馬2頭)となっており、除外の可能性があります。

2016.05.19

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
助手「他の馬と隊列を組んで乗りました。他の馬と一緒でもわりと落ち着いて走れているように、気性面は成長が見られますね。昨日しっかりやりましたが、トモや股関節の感じも問題なさそうですし、状態は変わらずにきていると思います。上がりは首を振ってうるさいところを見せていましたが、このくらいのほうがこの馬らしいですし、元気もあるので順調にきていますよ」

2016.05.18

(藤沢厩舎)
乗り運動、ダク、ハッキングの後、ウッドコースで追い切り。
5/18(水) ウッド
内レッドルーファス 52.0-39.5-13.1 馬なり
中バウンスシャッセ 52.8-39.7-12.8 馬なり
外ルノンキュール 53.4-40.1-12.8 一杯
五十嵐騎手「ウッドで追い切りました。前半からわりと速いペースで流れたので、あまり脚が溜まらなかったのか、放してから思うほどは弾けなかったですね。折り合いは全く問題なかったですし、走り自体は良い時と大差なかったので、これで変わってくればというところだと思います。トモもクタッとした感じはなく、以前よりもしっかりしているくらいなので、疲れもなく体調自体は良さそうですよ」

2016.05.12

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周
助手「今日は軽めの調整です。暑くなってきたので汗はかいていますが、だいぶ普段から落ち着くようになってきているので、この程度なら問題ないですよ。引き続き体の張り艶は良い状態を保っていますし、どこか痛いということもなさそうですね。順調に来ていると思います」

2016.05.11

(藤沢厩舎)
乗り運動後、坂路下でダク。その後、坂路1本
5/11(水) 坂路 60.4-45.2-30.1-15.1 馬なり
助手「坂路を15くらいで上がりました。そろそろトモなどに疲れが出てもおかしくないので注意深く見ていますが、今日の感じなら大丈夫そうですね。この馬なりに落ち着いて走れているのも良いと思いますよ。使ってきているので息などはすぐに戻るでしょうし、前走の感じが良かったので、なるべくあの感じを維持できるように進めていくつもりでいます。来週からペースを上げていけば競馬に向けてちょうどいいと思いますよ」


東京TC 3歳牡馬 レッドバルトーク 3歳未勝利脱出はいつか?

2016年06月12日 | 引退馬

東京TC 3歳牡馬 レッドバルトーク

(フサイチミニヨン13)

Fusaichi Mignon 13

父: ジャングルポケット
母: フサイチミニヨン
母の父: サンデーサイレンス
TYPE: 牡・黒鹿毛
BIRTHDAY: 2013.04.02
BREEDER: ノーザンファーム

大舞台を彩り続ける屈指の名門、

強力ニックスが新たな歴史を創る

 

フサイチミニヨン13の馬体ポイント

 

 

馬体解説

父ジャングルポケットは現役時代フレーメンを見せることが有名。これは臭いに対して唇を引き上げる生理現象で、普通の馬以上に鼻が利くと推測でき、産駒が何でも興味を示し若さが抜けるのに時間がかかるのは、その発達した機能のせいかもしれません。本馬も耳や尾の動きは若く、鼻孔から上唇にかけて振るわせる仕草を見せ、性格は父似。走る方へ集中してから強くなるタイプです。首の下方が僅かにたわんでいるのも父譲りで、発達した下行胸筋と連結。肩甲横突筋や上腕頭筋の下部にも厚みがあり、前脚の回転力の強さが伺えます。臀部は臀端から飛端にかけて綺麗にカーブしクッション性を完備。肩甲骨の角度は中距離系で、胴にも適度にゆとりがある体型。大物血統の母系からも、年齢を重ねて変身していく楽しみがあります。

(馬体解説/関西競馬エイト 鈴木由希子)

 配合診断

半姉アンブロワーズ(父フレンチデピュティ)は新馬-函館2歳Sを連勝し、阪神ジュベナイルフィリーズでも2着と健闘しました。母フサイチミニヨンは現役時代未勝利に終わったものの、兄弟にフサイチコンコルド(日本ダービー)、アンライバルド(皐月賞)、ボーンキング(京成杯)などがいる良血で、産駒成績によって自身の良血を証明しました。2代母は名牝の誉れ高いバレークイーンです。「ジャングルポケット×サンデーサイレンス」は、トールポピー、ジャガーメイル、アヴェンチュラ、ダイワファルコンなどを出しているニックス。この配合は2代母の父にスピードタイプや軟弱な血が入ると減点で、いかついNorthern Dancer系や、ヨーロッパ型の重厚な血、スタミナに秀でた血を入れるとうまく行く傾向があります。本馬の2代母の父はSadler's Wellsなので悪くないでしょう。ただ、同時にNureyev≒Sadler's Wells 3×3というクロスが生じ、このクロスは力強さを伝えるだけに、ダートを得意とする馬になる可能性もあります。このあたりは実際に馬を見て判断するしかありません。芝・ダート兼用の中距離タイプ。

配合解説:望田 潤 / 栗山 求

美浦・大竹正博厩舎

募集価格2400万円
中央獲得賞金0万円
控除前回収率0%
収得賞金額0万円
 
3戦0勝【0-0-0-0-0-3
 

2016.06.09

(大竹厩舎)
引き運動
大竹調教師「昨日ショックウェーブ治療を行ったので、今朝も引き続き厩舎周りの引き運動で調整しています。明日は坂路下でダクを踏むか、ダートコースで軽めに乗ってみる予定です。想定を見てからになりますが、次走は6/25(土)の函館4R(芝 2600m・丸田騎手)を視野に入れています。ただ、輸送で中2週の競馬は楽ではないので、予定を延ばすことも考えながら、あくまで馬の体調に合わせて進めていきます」

2016.06.08

(大竹厩舎)
引き運動
大竹調教師「レース後は厩舎周りの引き運動で様子を見ていますが、今回は大きなダメージはなく、脚元も特に問題なさそうです。左トモの状態も変わりありませんが、この機会にショックウェーブ治療を行ってしっかりケアすることにしています」

2016.06.05

6月5日レース後コメント(6着)
丸田騎手「頭を上げて掛かってしまって、向正面まで抑えていたので、思っていたようなポジションが取れず後ろからになってしまいました。馬自身は最後まで頑張って走ってくれましたし、力は出し切ってくれたのですが、折り合いが今後の課題になりそうです」

2016.06.02

(大竹厩舎)
引き運動
大竹調教師「追い切った後なので、今朝は厩舎周りの引き運動で疲れを取っています。歩様も変わらず問題なく、左トモの状態はすっかり良くなったように感じられます。ここまでは何とか順調に調整することができたので、あとは競馬に行って気性面での成長が見られれば前進できると思います」

2016.06.01

(大竹厩舎)
ウッドコースにて3頭併せで追い切り
6/1(水) 南W 丸田 87.1-70.4-54.2-39.1-12.8 強め
中ヒラボクカイザー強めを6Fで0.2秒追走2F併入
外ダノンオパール強めを6Fで0.4秒追走2F併入
大竹調教師「3頭併せの一番後ろから出て追い切りました。直線で前に出ると少し突っ張るようなところがありましたが、時計も予定通りに追い切れました。馬体重は昨日の計測で446キロ。なかなか増えてはきませんが、飼い食いは厩舎で今一番良いくらいです。追い切りの後はゲートへ連れて行き、一通り確認しましたが問題ありませんでした。上がりの歩様も今のところ大丈夫なので、今週使う方向で考えています」
丸田騎手「ゴール板を過ぎてからもまだまだ余裕があってしっかり伸びていたので、状態は問題ないと思います。あとはゲートの出と、そこからついて行って道中ポジションを取れるかですね」

2016.05.26

(大竹厩舎)
引き運動
大竹調教師「追い切った後なので、厩舎周りの引き運動で調整しました。今朝の歩様も変わらず大丈夫そうですね。馬体重は444キロと増えてはいませんが、速いところをやって減っていないのは良い傾向ですね。状態次第では予定を延ばすことも考えていましたが、今の感じなら問題なさそうです。週末は長めから追い切ってみる予定です」

2016.05.25

(大竹厩舎)
ウッドコースにて追い切り
5/25(水) 南W 助手 57.0-42.0-13.5 馬なり
大竹調教師「この中間は電気針などで馬体をケアしながら進めています。治療の効果もあり、歩様も気にならなくなってきたので、今朝は大きめのところを乗ってみました。時計はそれほど出していませんが、フットワークなどはだいぶ良くなってきている感じがします。上がりの歩様も今のところ大丈夫そうですが、午後からもしっかりチェックしておきます」

2016.05.19

(大竹厩舎)
坂路下でダク
大竹調教師「牧場でもなかなか体が増えてこないことから、手元に置いて調整することにしました。入厩時の馬体重は444キロなので、これから増やしながら進めていきたいところです。今朝はダクを踏んで歩様の確認だけしました。牧場でも速いところを始めていましたし、週末から時計を出していければと考えています」
※次走は6/5(日)の東京4R(芝2400m)を丸田騎手で予定しています。

2016.05.18

(ノーザンファーム天栄→大竹厩舎)
本日、美浦トレセンに入厩しました。

2016.05.13

(ノーザンファーム天栄)
この中間も順調に調整され、現在はトレッドミルと周回コースを併用して乗り込んでいます。周回コースではキャンターで3000mほど乗り込んでおり、痛めた部分の影響は感じられません。まだ馬体が戻りきっていないので、今後も胃潰瘍のケアを続けながら体調に合わせてじっくり進めていきます。


東京TC 3歳牡馬 レッドリーガル 6/12阪神12R ダ1400m に出走。ダービー出走の兄

2016年06月11日 | 引退馬

東京TC 3歳牡馬 レッドリーガル

(ショウダウン12)

Showdown 12

父: ファルブラヴ
母: ショウダウン
母の父: Darshaan
TYPE: 牡・鹿毛
BIRTHDAY: 2012.03.04
BREEDER: ノーザンファーム

欧州の厳しい舞台で名を上げてきた

母系がいよいよ真価を発揮

欧州の強豪を多数輩出した母系が、

大物誕生の鍵となる

 英で競走馬デビューした母ショウダウンは、勝ち鞍をあげられないまま現役を引退し、繁殖牝
馬となりました。英で勝利を記録したフリーズ(父サドラーズウェルズ)、アバヤーン(父サドラーズ
ウェルズ)、米で1勝をマークしたビーフリー(父セルカーク)などを出産してから日本に導入。レッ
ドデュード(父アグネスタキオン)、現2歳馬ヴァネッサ(父ゼンノロブロイ)に続いて誕生したのが、
父にG1ジャパンC、などを制した世界的名馬ファルブラヴを迎えた牡駒ショウダウン12です。世
界を股にかけてG1戦を8勝した父の血と、G1仏ダービーを制した母の父ダルシャーンの血が相
乗効果を生めば、ショウダウン12のクラシック戦線での頑張りも、十二分に見えてくるはずです。
 母系は欧州の強豪を多数輩出している名門で、祖母ラストセカンドはG2ナッソーS、G2サン
チャリオットSの勝ち馬。ショウダウン12の叔父にあたるオージールールズはG1仏2000ギニー、G
1キーンランドターフマイルSなどに勝ち、現在は種牡馬として活躍中です。また、G1ロイヤル
オーク賞勝ちのアレグレット、G1英チャンピオンSを2回勝っているアルボラーダ、G1オイロパ賞馬
アルバノヴァ、G2愛ダービートライアルSに勝ち、G1愛ダービー、G1英セントレジャーでともに2着
したミダスタッチも、同じファミリーの出身となります。一族に伝わる大レース向きの優秀な底力と
持続力に富んだパワフルなスピードは、ショウダウン12にとっても強力な武器となってきます。

配合診断

 仏2000ギニー馬Aussie Rulesの甥にあたり、近親にも活躍馬が多数出ているMumtaz Mahalにさかのぼる名牝系。3代母AlruccabaはGrey Sovereign 4×3、母ショウダウンはMill ReefとSir Gaylordを通じるナスキロのクロスで、自身はNorthern Dancer 3×5、Bold Reason≒Never Bend 4×5、そしてSeattle SlewとMill Reefを通じるナスキロ+La Troienneのクロスもあります。全体としてはファルブラヴに欧州中距離血統の重厚な斬れ味を付与した配合、といえるでしょう。ファルブラヴ産駒といえばワンカラット、アイムユアーズ、エーシンヴァーゴウなど快速牝馬のイメージが強いですが、牡駒はトランスワープ、グローリーシーズ、タニノシュヴァリエなど父似の中距離型が多いのです。牝駒はFairy Kingに似るけれど、牡駒はファルブラヴに似るというイメージですね。芝向きの中距離馬で、母方の斬れ味が強く出れば東京や外回りでジワジワ差してくる脚質になる可能性もあります。

配合解説:望田 潤 / 栗山 求

ショウダウン12の馬体ポイント

    肩
    肩周囲の筋肉が細分化されている。
    首
    父と異なるストレートネック。
    臀部
    半腱様筋の幅が広く、股関節や膝が強い。
    下腿骨
    長趾伸筋の膨らみが大きく、キック力が強い。

馬体解説

父ファルブラヴは、異なる国で13勝のタフガイ。馬体面では筋肉の隆起が大きく恐竜のようにカーブのあるシルエットで、日本では快速牝馬を多く輩出しています。本馬は肩周囲に父同様の厚みがあり、この時期にしては筋肉の層が細分化されていますが、体高があり、首はストレートでやや長め。胴もゆったりして体型的にはスタミナ派の母父ダルシャーンの影響を感じさせます。臀部はまだ平面的ですが、臀筋群と協力して股関節を伸展させ、膝の支持にも働きかけている半腱様筋の幅が広いのが特徴です。下腿骨は長趾伸筋の膨らみが大きく、股関節に強度が加わってくれば強いキック力を発揮します。スピード系になるか、中距離系かは今後性格によって決まるはずです。

(馬体解説/関西競馬エイト 鈴木由希子) 

栗東・笹田和秀厩舎

募集価格2000万円
中央獲得賞金500万円
控除前回収率25%
収得賞金額400万円
2015/02/22、3歳未勝利、京都ダ1400m、2番人気1着、賞金500万円 雨 良 Aシュタルケ
5戦1勝【1-0-0-0-0-4
 

2016.06.09

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
※今週12日(日)阪神12レース・3歳上500万下/D1400mに四位騎手で出走します。
助手「運動中はいつも通り落ち着いていました。調教中は馬が近づいて来たり、抜かれたりする時は過剰なくらい反応するのに、ひき運動では馬運車の音や他の馬がバタバタしても無反応。この違いはなんでしょうね。馬体重は486キロでした。見た目では細くは映らないし、休み明けとしては上々の仕上がりだとみています。一度使えばさらに筋肉に張りが出てもっと体にメリハリがつくと思いますけどね。イレ込まなければ競馬も同じくらいの体重かなとイメージしていますが、リーガルは外に出さず内面でイライラするタイプなので判断しづらいですよね。以前にも木曜日の計量から大幅に減って出走したことがあったので体重に関してはなんとも言えません。長期休養明けの競馬で相手関係も楽ではありませんが、今回からブリンカーを装着するので最後まで真剣に走ってもらいたいです」

2016.06.08

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 50.9-37.3-24.4-12.5 一杯
※今週12日(日)阪神12レース・3歳上500万下/D1400mに四位騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。
助手「先行するエアカーディナルから時計2つほど間を空けてスタート。併せ馬の予定でしたが前の馬が予定より速くなったようで、なかなか差を詰められず最後まで並ぶことはありませんでした。こっちは前を一生懸命追いかけた分、3F目が極端に速くなってしまい、ラスト1Fを切ったところで肩ムチを入れて気合いをつけてもこれ以上追ってもお釣りがない状態。このラップには僕自身不満が残ります。手足も重いわけじゃないのですが、いい頃に比べて素軽さが物足りなかったですし、走り終わってからの息づかいもいま一つのように感じました。ブリンカー効果で集中力はありましたけどね。この時計ですから負荷は十分かけられたとは思いますが、出来は8割くらいで絶好調とは言い切れません」

2016.06.02

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「運動中は一度も暴れることなく、優等生という感じでしたよ。追い切り後も元気いっぱいで特に変わった様子は見られません。馬体重は492キロ。先週からさらに絞れましたが、カイバをガツガツ食べてしっかり乗り込んでのものなので、徐々に締まってきているとみていいでしょう。見た目ではまだお腹周りにいくらか余裕がありますが、あと2本できるので大丈夫。週末はCウッドコースで長めに乗って息をつくって、来週も坂路でビシッとやろうと考えています」
※次走の鞍上は四位騎手の予定です。

2016.06.01

(笹田厩舎)
本日は坂路にて併せ馬で追い切りました。
 坂路 51.6-37.6-24.3-12.2 一杯
外グレンガイル一杯に0.5秒先着
助手「先週金曜日に初めてブリンカーを着けましたが、運動中に馬が近づいてきたり、抜かれたりする時も耳を絞りませんし、乗り手の扶助に反抗することもなくなりました。ただ、毎日装着しているとレースに行った時に効果が薄れてしまうので、普段は使用せず今日の追い切りが2度目の装着。5馬身ほど後ろから追走し、徐々に差を詰めて残り1Fで並びかけましたが、仕掛けると一瞬にして併走馬を置き去りにしてしまいました。自分からハミを取って加速していったように、やはりブリンカー効果は大きいですね。絶好調時と比べるとまだ素軽さは物足りませんが、今日ビシッとやったので来週はもっと良くなりそうですよ。休み明けでも8割くらいの状態で出走させたいです」
※次走の鞍上は引き続き調整中です。

2016.05.26

(笹田厩舎)
本日はひき運動の調整でした。
助手「運動中は周りがバタバタしても全く動じずのんびり歩いていました。歩様もとくに気になりませんでしたよ。体は大幅に絞れていて馬体重は506キロ。カイバは草を少し減らしていますが、代謝が良くなって汗をかくようになっていますし、順調に乗り込んでいるのでこれくらい減っていても驚きません。ブヨブヨしていた無駄な脂肪が落ちてアバラがうっすら浮いてきましたし、背中のラインもだいぶ良くなってきています。明日はCウッドコースを1周する予定ですが、より集中して走れるようブリンカーを試すことにしました。まずは耳ありのものを使用しますが、コース入りする前に角馬場でほかの馬と一緒に乗って馬が近づいてきた時などのリアクションを確かめてみます」
※次走は6月12日(日)の阪神12R(D1400m)に向かう予定です。鞍上は調整中。

2016.05.25

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 54.7-40.2-25.4-12.2 仕掛け
助手「15-15の予定だったので少し速くなりましたが、これまでよりもストライドが大きくなっていてなかなかの動きでした。相変わらず攻め馬は動きますね。徐々にペースを上げていってトップスピードに乗ったところで見せムチなどでどんな反応をするのか確かめましたが、耳を絞ってはいたもののブレーキをかけて止まろうとする感じはしませんでした。状態がいい時の抱えるくらいの前進気勢も少しずつ戻ってきているようですし、時計を詰めてきたことに合わせて体もだいぶ締まってきました。明日久々に体重を測定しますが、帰厩当初とは跨った感じが全然違うのでだいぶ絞れていると思います」
笹田調教師「順調に乗り込めているし、時計は十分出ています。そろそろ競馬を考えていきます」

2016.05.19

(笹田厩舎)
本日は角馬場でハッキング調整を行いました。
助手「昨日追い切った疲れもあり、出掛けのトモの動きがしんどそうでしたが、ほぐれてくるとピシッとはまる感じでそこまで気になりませんでした。今日は角馬場で軽めの調整。相変わらず横に馬がくると耳をしぼって蹴りにいったように気難しいところを見せていました。このままではレースで集中力を欠くなど悪い方に出てしまいそうなのでステッキで叩いたり、脚を入れたりして怒るようにしていますが、そうすると少しは我慢できるようになっていました。1日、2日で改善するものでもないと思うので時間をかけて矯正していきます」

2016.05.18

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 57.9-42.8-27.5-12.9 馬なり
助手「15-14くらいの指示。15を刻んでしまいの1Fだけ馬なりでサッと動かしてみました。この体で負荷をかけすぎるわけにはいかないので、馬がいける分だけでと思っていたのですが、思っていた以上に動けましたね。入ってきたばかりの頃は重苦しくて坂路1本でもハーハー言っていたのに今はほとんど気になりませんし、無駄な肉も少しずつ落ちてきているようです。まだまだ太いことには変わりありませんが。今後も慎重に進めていきますが、今週末からCウッドコースでの調整を始める予定なので長めの距離をしっかり乗って体力をつけていきます」

2016.05.12

(笹田厩舎)
本日は角馬場にてハッキング調整を行いました。
助手「500mある角馬場をハッキングで6周しました。帰ってきてから初めて乗りましたが、まだ緩いし、だいぶ太いですね。緩さは休んでいた分なので、これから乗り込んでいけばビシッとハマッてきそうな印象を受けました。550キロある体もどうにかして絞らないといけませんが、トモを痛めた経験のある馬なので一気に時計を出すようなことはせず、慎重に進めることになるので時間をいただければと思います。明日は角馬場から坂路を1本乗って、日曜日は15-15くらいのところを消化することにしています」

2016.05.11

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 59.5-43.9-29.0-14.2 馬なり
助手「帰厩してからの歩様はとくに問題ありません。乗ってみると確かにトモの踏ん張りが利いていないように感じますが、元々甘い馬なので地道に乗り込んでいけば変わってくるでしょう。まだいい頃と比べて前の捌きが少し硬くて、完歩を数えてもピッチ走法気味になっていることがわかるのでストライドを大きく、伸び伸び走れるようにしていきたいです。馬体重は550キロくらい。見た目でもだいぶ緩んでいる感じなので、どう絞っていくのか考えないといけません」
笹田調教師「緩んでいますが、走りは問題ありません。来週も15-15くらいで調整して大丈夫そうならペースを上げていこうと考えています」


東京TC 1歳牝馬 レッドオルガ 調教では手先の軽いフットワークを見せています

2016年05月08日 | 引退馬

東京TC 1歳牝馬 レッドオルガ

(エリモピクシー14)

Erimo Pixy 14

父: ディープインパクト
母: エリモピクシー
母の父: ダンシングブレーヴ
TYPE: 牝・黒鹿毛
BIRTHDAY: 2014.04.26
BREEDER: ノーザンファーム

偉大なる母を継ぐ栄光の集大成へ、

兄弟の悲願であるGI制覇をリアルに描く

栗東・藤原英昭厩舎

募集価格6000万円

中央獲得賞金0万円

控除前回収率0%

収得賞金額0万円

0戦0勝【0-0-0-0-0-0

2016.04.28

 (ノーザンファーム早来)
順調に調教が進んでおり、4月16日からは坂路調教も再開しました。現在、週3日は屋内周回コース 2400mをキャンターで乗り込み、週2日は屋内坂路コース800mをハロン16秒のペースで登坂、週1日はトレッドミルでの運動を行っています。まだ華奢でこれから力が付いてくるところでもありますが、少しずつ競走馬らしい体つきになってきており、調教では手先の軽いフットワークを見せています。暖かくなりグッと成長してくる雰囲気がありますし、これから走りのバランスもさらに良くなってくることでしょう。無理することなく、じっくりと進めていきます。馬体重は438キロです。

2016.04.15

(ノーザンファーム早来)
この中間はリフレッシュを図るため、2週間ほどトレッドミルでの運動のみの期間を設けました。4月12 日からは騎乗調教を開始。現在は周回コース2400mをキャンターで乗り込んでおり、近日中には坂路調教も再開する予定です。馬体は体高が伸びて、幅も出てきており、全体的に一回り大きくなりました。馬体重は着実に増加し、精神面でも落ち着きが増していることからリフレッシュの効果がうかがえます。今後も本馬の心身の成長度合いにあわせて、調教メニューを調整しながら進めていきます。馬体重は438キロです。

2016.03.31

 (ノーザンファーム早来)
引き続き週3日は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込み、週2日は屋内坂路コース800mをハロン16秒で登坂、週1日はトレッドミルでの運動を行っています。馬体はやや体高が伸びてトモにはしっかりと筋肉がついてきました。馬体の成長に伴って着実に力をつけており、フットワークも重心が低く無駄の少ないものになってきました。精神面にも余裕が出てきており、以前よりも落ち着きが増しています。調教や普段の様子からも心身の成長がうかがえる本馬ですが、まだ小柄で飼葉の喰いが細いところもありますので、引き続き馬体の成長を見ながらじっくりと進めていきます。馬体重は426キロです。

2016.03.15

(ノーザンファーム早来)
現在、週3日は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込み、週2日は屋内坂路コース800mをハロン16秒で登坂、週1日はトレッドミルでの運動を行っています。小柄な馬体ではありますが、馬体重は着実に増加しており、力がついて走りのバランスも良くなってきました。気性面は以前より力んで走ることは減ってきたものの、テンションが上がりやすいところがあります。心身ともにまだまだ成長が必要ですが、遅生まれでこれから変わってくる本馬ですので、焦ることなくじっくりと進めていき、本馬の素質を上手く引き出していければと考えています。馬体重は 430キロです。

2016.02.29

 (ノーザンファーム早来)
現在、週3回は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込み、週2日は屋内坂路コース800mをハロン17秒のペースで登坂、週1日はトレッドミルでの運動を行っています。馬体に大きな変化はありませんが、坂路調教では現在のペースでもしっかりと最後まで走ることができており、着実に力をつけています。気性面はテンションが上がりやすいところがあり、調教でも少し力んで走っていますので、余裕を持った走りが出来るよう、上手くコンタクトを取りながら進めていきます。馬体重は422キロです。

2016.02.15

(ノーザンファーム早来)
現在、週4日は屋内周回コース2400mをキャンターで乗り込み、週1日は屋内坂路コース800mをハロン17秒ペースで登坂、週1日はトレッドミルでの運動を行っています。気性面はまだ幼さがありますが、馬体は少しずつ緩さが解消されてきています。馬体の成長に伴って調教での動きには徐々に力強さも出てきました。多少、飼葉の喰いが細いところがあり、馬体もまだまだ成長の余地を残していますので、今後も本馬の成長を見ながら進めていきます。馬体重は426キロです。

2016.01.29

 (ノーザンファーム早来)
引き続き、週4日は屋内周回コース2000mを軽めキャンターで乗り込み、週1日は屋内坂路コース 800mをハロン17秒のペースで登坂、週1日はトレッドミルでの運動を行っています。馬体は体高が伸び、トモに徐々に筋肉がついてきました。父の産駒らしく調教での動きは良いものがありますが、まだ力不足といったところです。気性面も幼いところがあり心身ともに成長途上ですので、引き続きしっかりと体力をつけ、成長を促していきます。馬体重は421キロです。

2016.01.15

(ノーザンファーム早来)
現在、週4日は屋内周回コース2000mを軽めキャンターで乗り込み、週1日は屋内坂路コース800m をハロン17秒のペースで登坂しています。小柄な馬体ですので、成長を促すために調教メニューを調整しながら進めています。心身ともに幼いところがあり、まだまだパワーアップの必要はありますが、調教で見せる柔軟性のある走りには高い素質を感じます。生まれも遅めでこれから力を付けていくタイプですので、基礎体力の強化を図るべくじっくりと進めていきます。馬体重は428キロです。

2015.12.28

 (ノーザンファーム早来)
現在、週4日は屋内周回コース2000mを軽めキャンターで乗り込み、週2日は屋内坂路コース800m をハロン17秒のペースで登坂しています。馬体や体調などにも特に問題はなく、順調に調教のペースアップを図ることができています。馬体はやや体高が伸びて、全体的に筋肉が付いてきました。調教では軽快なフットワークを見せており、チャカチャカとした父の牝駒らしい一面も見せるようになってきました。引き続き本馬の成長を見ながら、基礎体力の強化に努めていきます。馬体重は418キロです。


東京TC 6歳牡馬 レッドルーファス 恐らくこの馬は、自分の気持ちさえ乗れば走ってくれるタイプ

2016年05月08日 | 引退馬

東京TC 6歳牡馬 レッドルーファス

(ウーナマクール10)

OONAGH MACCOOL 10

父: アンブライドルズソング
母: ウーナマクール
母の父: Giant's Causeway
TYPE: 牡・栗毛
BIRTHDAY: 2010.04.29
BREEDER: アメリカ産

叔父、叔母に欧州G1馬が3頭、

強力な母系が大成への道を導く

母ウーナマクールは、英米で走り9戦5勝。G2ランパートH、G2ルイヴィルBCHと重賞を2勝したほか、G2フルールドリスHで2着するなど、一級品の競走成績を残しました。繁殖牝馬となってからは、 2008年に初仔を出産。そして、父に米の一流種牡馬アンブライドルズソングを迎え、2010年に誕生した牡駒が、このウーナマクール10ということになります。父アンブライドルズソングは、2歳G1ブリーダーズCジュヴェナイルの勝ち馬。また、母の父ジャイアンツコーズウェイは、3歳夏から欧州G1戦5 連勝を記録しているだけに、両馬が配合されたウーナマクール10には、仕上がりの早さと成長力を兼備した一流中距離馬となる期待が懸かります。
 母系は、現代欧州を代表する名門のひとつで、ウーナマクール10の叔父には、英G1サセックスSに勝ち、種牡馬入りを果たしたアリロイヤル、独G1オイロパ賞、伊G1ローマ賞を2回ずつ制し、やはり種牡馬となったタイパンがいます。さらに、G1英1000ギニーを勝ったクラシックホースであるスリーピータイムは、ウーナマクール10の叔母。このほかにも、英G3に勝ち、種牡馬となったジェントルマンズディールらが登場してきている母系は、大レース向きの底力とともに、スピード競馬への適応力にも優れています。まさに、素晴らしい血統背景の持ち主であるウーナマクール10。クラシック戦線で大仕事を達成する可能性も、十分にあるはずです。

美浦・藤沢和雄厩舎

募集価格5800万円
中央獲得賞金7015万円
控除前回収率121
収得賞金額1200万円
2013/07/06、3歳未勝利、函館芝1800m、2番人気2着、賞金180万円 曇 稍 四位洋文
2013/08/04、3歳未勝利、函館芝2000m、1番人気1着、賞金460万円 曇 稍 四位洋文
2013/08/31、燕特別500万下、新潟芝2200m、2番人気4着、賞金150万円 晴 良 柴田善臣
2014/02/17、4歳上500万下、東京芝1800m、1番人気1着、賞金750万円 晴 不良 ブノワ
2014/02/24、大島特別1000万下、東京ダ1600m、4番人気1着、賞金1480万円 晴 良 ブノワ
2014/06/01、むらさき賞1600万下、東京芝1800m、4番人気1着、賞金1790万円 晴 良 北村宏
2015/04/26、府中S1600万下、東京芝2000m、1番人気5着、賞金182万円 晴 良 柴田善臣
2015/06/20、ジューンS1600万下、東京芝2000m、4番人気2着、賞金730万円 晴 良 柴田善臣
2015/07/11、五稜郭S1600万下、函館芝2000m、2番人気3着、賞金460万円 晴 良 柴山雄一
2016/04/24、府中S1600万下、東京芝2000m、11番人気2着、賞金741万円 晴 良 ルメール
GⅡセントライト記念 7着
18戦4勝【4-3-1-1-1-8
 

2016.05.05

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで2周。
助手「今日も北馬場で乗っています。そろそろ連戦の疲れが出てもおかしくないので、走りの感じを注意して見ていますが、ここまでの様子だと大丈夫そうですね。全く疲れがないというわけではないのですが、トモや背腰の感じも乗っていて気になるほどではないですよ。せっかくきっかけを掴んで次の競馬が大事になると思うので、いい状態でレースに向かえるように立ち上げていきます」

2016.05.04

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場で軽く乗る。
助手「今日は天気も悪かったので、北馬場で落ち着かせながら軽く乗っておきました。使った直後はさすがに疲れがあるかなという感じでしたが、日に日に回復してきている様子で、今はもう大きなダメージはなさそうですよ。トモや股関節の感じも悪くないと思います。次の予定まで少し時間があるので、前走くらいの状態に持っていけるように調整していくつもりでいます」

2016.04.28

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北Cコースをダクで半周
助手「今日は雨で馬場も悪いので、北のCコースを半周乗って調整しました。昨日は使った後で少し疲れが出ている様子でしたが、今日乗った感じではトモの雰囲気も良かったですし、昨日よりは良くなっていると思います。次走は 5/29(日)の東京9R・むらさき賞(芝1800m)に向かうことになったので、この後もしっかり疲れを取って、良い状態で出走できるように進めて行きます。飼葉もしっかり食べていますよ」

2016.04.27

(藤沢厩舎)
運動のみ。
藤沢調教師「やっとやる気を見せてくれましたね。今回は頑張って走ったようで、ここ何戦かよりも馬体全体に疲れが出ているように見受けられます。元気なら中1週で2400mも考えましたが、疲れを考えると少し間隔を空けてあげたほうが良さそうです。だいぶ体質もしっかりしてきたとはいえ、一気にガクッとくる可能性もあるので、様子を見ながらどうするか決めていきたいと思います」

2016.04.24

4月24日レース後コメント(2着)
ルメール騎手「この枠だったので無理せず後ろから行きましたが、今日はペースが速かったのもあって、馬が凄くリラックスして走っていました。勝った馬は強かったですが、この馬も最後まで止めずにしっかり走ってくれましたよ。今日は馬が走りたがっていた感じで、気分良く走っている印象でした。前に乗った時はどこか痛いところがあったのか、気持ちが乗らずに突っ張った走りでしたが、今日は全く違いましたね。恐らくこの馬は、自分の気持ちさえ乗れば走ってくれるタイプなのでしょう。これでも全力ではない感じですし、もっと走れる馬だと思います」

藤澤調教師「最近は痛いところもなく状態は安定していましたが、今回は特に良さそうでしたね。本来の力を思えばこのくらいは走れますが、体質が強くなってきたことも大きいと思います。あとはレースを使ってきましたから、この後にガクッとこないといいですね」

2016.04.21

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。
杉原騎手「北馬場で軽く乗りました。以前よりも乗りやすくなっているので、今日のような軽めの内容でもわりと上手に走ってくれますね。トモの感じも前回と同じくらいで悪くないと思いますし、背腰も大丈夫そうですよ。前回もスタートからゴールまでずっと気持ちが競馬に向いているというわけではなかったと思うので、今回も気持ちの面がカギになりそうですね。状態は良いので変わってもおかしくないですよ」

2016.04.20

(藤沢厩舎)
乗り運動、ダク、ハッキングの後、ウッドコースで追い切り
4/20(水) ウッド 55.2-40.4-13.4 馬なり
助手「今日は隊列の4番手で最後まで並べずに走らせました。やはり以前よりも折り合うようになってきていますね。完全に収まってはいませんが、抑えればきちんと指示に従うようになってきていますよ。今は痛いところもないようですし、状態は引き続き良いと思います。使って来ていて息もできているので、このくらいの負荷でちょうどいいくらいでしょう。広い東京コースは合っている印象なので、ここで何とか変わってきて欲しいですね」

2016.04.14

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場で軽く乗る。
助手「昨日追い切ったので、軽く乗って調整しました。短い間でも放牧に出して気持ちも落ち着いたのか、今日のような悪天候の中でもわりと問題なかったですね。それなりに疲れはありますが、トモも含めてガクッときているわけではないですし、ケアもしているので前回と同じくらいの状態では来ていると思います。来週まで体調を整える感じで進めていきたいですね」
※次走の鞍上はルメール騎手を予定しています。

2016.04.13

(藤沢厩舎)
乗り運動後、坂路下でダク。その後、坂路1本
4/13(水) 坂路 56.9-41.9-27.9-13.9 馬なり
助手「今日は坂路を単走で上がりました。今回はいつもよりも落ち着いている様子で、坂路での走りも我慢が出来ていましたね。単走でプレッシャーがないのも良かったのでしょうが、収まり良く走ってくれました。トモや股関節の感じも特に問題なさそうですし、息の入りも良いので、使ってきていますが疲れなどは気にしなくて良さそうです。もうそれほどやらなくても仕上がると思うので、今の雰囲気のまま来週まで持っていきたいですね」

2016.04.07

(藤沢厩舎)
乗り運動後、坂路下でダク。その後、坂路1本
4/7(木) 坂路 70.2-51.6-33.8-17.0 馬なり
杉原騎手「今日は坂路を軽く上がりました。トモの感じも問題なかったですし、馬体も重いということはなさそうですね。短い放牧だったので調子は維持できていると思います。まだ雨が降る前だったのでそれほど気持ちが散漫になることもなく、落ち着いて走れていたのも良かったですね。使ってきていて息も出来ているでしょうし、気持ちを安定させながら進めていきたいと思っています」

2016.04.06

(藤沢厩舎)
乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで2周。
藤沢調教師「牧場でもトモや股関節の感じが良かったので、東京で使うつもりで昨日戻しました。なかなか結果が出ませんが、続けて使えるようにだいぶ馬はしっかりしてきていますよ。戻ったばかりで気が入りすぎるので、今日は北馬場で乗っておきましたが、明日からは普通にやっていくつもりでいます。競馬の内容としては前走も悪くなかったので、次はさらに前進させたいですね」
※次走は4/24(日)の東京9R・府中S(芝2000m)を予定しています。

2016.04.01

(ミホ分場)
マシン60分。
担当スタッフ「競馬を使った後ですが、股関節の感じは良く、筋肉痛も出ていません。この後はケアしながらマシンで疲れを取って行って、問題なければ週末から徐々に乗って行く予定です」

2016.03.30

(藤沢厩舎→ミホ分場)
レース後、ミホ分場へ放牧に出ました。
藤沢調教師「競馬の後もガクッとはきていないのですが、続けて使ってきたので一息入れることにしました。前走は良い形になったかと思ったのですが、あそこから逃げ馬を捕えられないあたり、まだ本気ではないのか、中山が合わないかというところですね。折り合いに問題がなかったのは収穫でしたが、走り方などまだ教えていかないといけないことも多いですね。少しリフレッシュしてもらってまた戻したいと思います」


東京TC 3歳牡馬 レッドリーガル 検疫馬房内で脚を滑らせたか寝違えの可能性が高いとみています

2016年05月08日 | 引退馬

東京TC 3歳牡馬 レッドリーガル

(ショウダウン12)

Showdown 12

父: ファルブラヴ
母: ショウダウン
母の父: Darshaan
TYPE: 牡・鹿毛
BIRTHDAY: 2012.03.04
BREEDER: ノーザンファーム

欧州の厳しい舞台で名を上げてきた

母系がいよいよ真価を発揮

欧州の強豪を多数輩出した母系が、

大物誕生の鍵となる

 英で競走馬デビューした母ショウダウンは、勝ち鞍をあげられないまま現役を引退し、繁殖牝
馬となりました。英で勝利を記録したフリーズ(父サドラーズウェルズ)、アバヤーン(父サドラーズ
ウェルズ)、米で1勝をマークしたビーフリー(父セルカーク)などを出産してから日本に導入。レッ
ドデュード(父アグネスタキオン)、現2歳馬ヴァネッサ(父ゼンノロブロイ)に続いて誕生したのが、
父にG1ジャパンC、などを制した世界的名馬ファルブラヴを迎えた牡駒ショウダウン12です。世
界を股にかけてG1戦を8勝した父の血と、G1仏ダービーを制した母の父ダルシャーンの血が相
乗効果を生めば、ショウダウン12のクラシック戦線での頑張りも、十二分に見えてくるはずです。
 母系は欧州の強豪を多数輩出している名門で、祖母ラストセカンドはG2ナッソーS、G2サン
チャリオットSの勝ち馬。ショウダウン12の叔父にあたるオージールールズはG1仏2000ギニー、G
1キーンランドターフマイルSなどに勝ち、現在は種牡馬として活躍中です。また、G1ロイヤル
オーク賞勝ちのアレグレット、G1英チャンピオンSを2回勝っているアルボラーダ、G1オイロパ賞馬
アルバノヴァ、G2愛ダービートライアルSに勝ち、G1愛ダービー、G1英セントレジャーでともに2着
したミダスタッチも、同じファミリーの出身となります。一族に伝わる大レース向きの優秀な底力と
持続力に富んだパワフルなスピードは、ショウダウン12にとっても強力な武器となってきます。

配合診断

 仏2000ギニー馬Aussie Rulesの甥にあたり、近親にも活躍馬が多数出ているMumtaz Mahalにさかのぼる名牝系。3代母AlruccabaはGrey Sovereign 4×3、母ショウダウンはMill ReefとSir Gaylordを通じるナスキロのクロスで、自身はNorthern Dancer 3×5、Bold Reason≒Never Bend 4×5、そしてSeattle SlewとMill Reefを通じるナスキロ+La Troienneのクロスもあります。全体としてはファルブラヴに欧州中距離血統の重厚な斬れ味を付与した配合、といえるでしょう。ファルブラヴ産駒といえばワンカラット、アイムユアーズ、エーシンヴァーゴウなど快速牝馬のイメージが強いですが、牡駒はトランスワープ、グローリーシーズ、タニノシュヴァリエなど父似の中距離型が多いのです。牝駒はFairy Kingに似るけれど、牡駒はファルブラヴに似るというイメージですね。芝向きの中距離馬で、母方の斬れ味が強く出れば東京や外回りでジワジワ差してくる脚質になる可能性もあります。

配合解説:望田 潤 / 栗山 求

ショウダウン12の馬体ポイント

    肩
    肩周囲の筋肉が細分化されている。
    首
    父と異なるストレートネック。
    臀部
    半腱様筋の幅が広く、股関節や膝が強い。
    下腿骨
    長趾伸筋の膨らみが大きく、キック力が強い。

馬体解説

父ファルブラヴは、異なる国で13勝のタフガイ。馬体面では筋肉の隆起が大きく恐竜のようにカーブのあるシルエットで、日本では快速牝馬を多く輩出しています。本馬は肩周囲に父同様の厚みがあり、この時期にしては筋肉の層が細分化されていますが、体高があり、首はストレートでやや長め。胴もゆったりして体型的にはスタミナ派の母父ダルシャーンの影響を感じさせます。臀部はまだ平面的ですが、臀筋群と協力して股関節を伸展させ、膝の支持にも働きかけている半腱様筋の幅が広いのが特徴です。下腿骨は長趾伸筋の膨らみが大きく、股関節に強度が加わってくれば強いキック力を発揮します。スピード系になるか、中距離系かは今後性格によって決まるはずです。

(馬体解説/関西競馬エイト 鈴木由希子) 

栗東・笹田和秀厩舎

募集価格2000万円
中央獲得賞金500万円
控除前回収率25%
収得賞金額400万円
2015/02/22、3歳未勝利、京都ダ1400m、2番人気1着、賞金500万円 雨 良 Aシュタルケ
5戦1勝【1-0-0-0-0-4
 

2016.05.06

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重554キロ。
牧場スタッフ「この中間も周回コースと坂路を併用して順調に乗り込んでいます。歩様が安定しているので今週火曜日に16-16くらいのところを消化しました。思ったより時計が速くなって15-15になりましたが、問題なく動いていました。いい頃と比べるとまだトモの踏ん張りが物足りなく感じますけどね。それでも追い切った後も歩様に反動は見られないのでペースを上げても大丈夫でしょう。今後についてですが、笹田調教師によると厩舎で調整を進めたいということなので明日の検疫で帰厩する予定となりました」

2016.04.29

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重554キロ。
牧場スタッフ「この中間も順調に調整しており、先週末から坂路でも乗り出しました。ペースは17、18秒ほどです。キャンターではまだ右トモが入ってこない感じですが、それは休んでいた分もあるでしょうね。普段の歩様は気になりません。このまま反動が出なければ来週、再来週と週ごとにペースを上げていく予定です」

2016.04.22

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター2000m。馬体重548キロ。
この中間の調整も順調です。毎日周回コースをF20秒ほどのペースで乗っていますが、相変わらず右トモの踏み込みが甘く、回復途上といった印象です。週末にトレッドミルで強めのキャンターで動かしてみて問題がなければ来週から坂路を併用して調整していくことにしています。

2016.04.15

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター2000m。馬体重540キロ。
この中間は周回コース中心に調整しています。歩様は悪くなっていないのでF22秒くらいのゆっくりしたペースで乗っていますが、苦しいところがあるせいか何度も手前を替える姿が目立ち、右トモにも頼りなさを感じる状況です。しばらくはペースを上げず慎重に進めていきます。

2016.04.08

(ノーザンファームしがらき)
角馬場調整、周回キャンター1000m。馬体重536キロ。
トレッドミルによる調整をクリアできたので、今週初めから角馬場で乗り出しました。ハッキングから始めましたが、歩様は問題ないので獣医師と相談して馬場入りさせることになりました。雨で馬場が悪かったので1日遅らせて今日からコース入り。少しテンションが高かかったもののすぐに落ち着いて走っていました。しばらくは周回コース中心で様子を見ることにしています。

2016.04.01

(ノーザンファームしがらき)
トレッドミル調整。馬体重528キロ。
歩様は週を追うごとに良くなってきているのですでにトレッドミルで最速まで上げて動かしています。このまま問題なければ来週中に角馬場などでハッキングを始めることができそうです。体調は安定しており、馬体の張りや毛ヅヤもぐんぐん良化しています。

2016.03.25

(ノーザンファームしがらき)
トレッドミル調整。馬体重522キロ。
歩様が良くなってきたので、今週半ばからトレッドミルでキャンター調整を始めました。今のところ反動は見られず、問題なくメニューを消化しているので来週初めからはもう少し速いペースで動かしたり、角馬場でハッキングを挟んだりして様子を見ることにしてします。馬体重はこれ以上増えないよう注意していきます。

2016.03.18

(ノーザンファームしがらき)
トレッドミル調整。馬体重526キロ。
先週末エコー検査などを行いましたが、痛めている場所を特定するには至りませんでした。歩様もまだ完全に良くなったわけではなく、どこか気にしている様子なのでトレッドミルでのダク調整に留めて様子を見ています。歩様が正常に戻ってからキャンター調整を始めることにしています。

2016.03.11

(ノーザンファームしがらき)
マシンのみ。馬体重524キロ。
到着後は引き運動を続けてきましたが、歩様は日に日に良くなっているので、昨日からマシンでの調整を始めています。明日、エコー検査を行って問題がなければ来週からはトレッドミルでも動かすことにしています。

2016.03.04

(笹田厩舎→ノーザンファームしがらき)
本日ノーザンファームしがらきに移動しました。
助手「昨日午後、獣医師に診てもらって筋肉注射を打ってもらいました。歩様は先週末よりマシにはなっていますが、獣医師が傷めた右トモの筋肉を触診すると結構な反応を示すので、まだ休養が必要な状況です。急激に良くなるものではなさそうなので、牧場でもすぐに動かすのは難しいのではないでしょうか。帰ってきてすぐこのようなことになり申し訳ありませんでした」

2016.03.03

(笹田厩舎→ノーザンファームしがらき)
本日は引き運動の調整でした。
助手「元気が良すぎるので暴れてさらに悪化することがないよう、厩舎前のスペースで20分ほど引き運動を行いました。常歩はだいぶマシになっていますが、今日の午後に周辺の筋肉の修復を促す注射をもう一度打つことになりそうです。それでさらに楽になるといいですね。明日、ノーザンファームしがらきに移動することになりました」

2016.03.02

(笹田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
笹田調教師「土曜日に帰厩しましたが、検疫を終えた時点で歩様がかなり悪く、右後肢を地面に付けられない状態でした。装蹄師によると爪などに異常は見られないということで、獣医師に診てもらったところ、右トモのお尻付近、半腱半膜様筋などを痛めているのではないかとのこと。股関節など深い部分の筋肉を傷めていることも考えられますね。はっきりした原因はわかりませんが、検疫馬房内で脚を滑らせたか寝違えの可能性が高いとみています。痛み止めや筋肉注射を打つなどして治療していくらかはマシになっていますが、騎乗調教ができる状態ではないので、今週中に放牧に出すことになりました。帰厩してすぐのことで大変申し訳ありません。復帰まで数ヶ月は必要かと思いますが、しっかり立て直します」

2016.02.26

(ノーザンファームしがらき)
※27日(土)の検疫で帰厩予定となりました。
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重530キロ。
この中間も順調に調整しています。帰厩に備えて先週土曜日に13-13を消化しました。抜群の手応えで楽々と坂路を駆け上がり、息づかいも全く問題ありませんでした。今週は普通キャンターでの調整程度に留めていますが、毛ヅヤ、馬体の張りともに良く、気も適度に乗っています。本馬は明日の検疫で栗東トレセン・笹田厩舎に帰厩する予定となりました。

2016.02.25

(ノーザンファームしがらき→笹田厩舎)
2月26日(金)の検疫で帰厩予定となりました。

2016.02.19

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重527キロ。
先週末に14-14を消化するなど再びペースを上げました。坂路では軽く仕掛けただけでビュッと加速してすぐにトップスピードに乗りますし、バランスの良いフットワークで走っています。馬体の張り、毛ヅヤ共に良好で以前より迫力も出てきました。明日も14-13ほどのペースで追い切ることにしていますが、本馬は態勢が整ったことから来週の検疫で栗東トレセン・笹田厩舎に帰厩する予定となりました。

2016.02.12

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重526キロ。
この中間も順調に調整しています。今月末に帰厩する可能性が高いことから今週土曜日から再びペースを上げることになりました。帰厩まで15-15や14-13など週2本速いところを消化して態勢を整えていくことにしています。

2016.02.05

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重527キロ。
先週同様速いところは消化せず、普通キャンターの調整を続けています。坂路でも抑えるのがキツイくらいの行きっぷりを見せており集中力も高まってきました。太りすぎないようカイバの量を減らしていますが、いいシルエットを保っていて馬体に張りが出てきています。低周波などで定期的に背腰をケアしながら進めていきます。

2016.01.29

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重522キロ。
年明けから詰めて調整してきたので今週は速いところは消化せず一旦ペースを落としました。楽をさせた分、体は少し増えて大きく見せていますが、緩ませてはおらずトモの張りも良好です。来週から通常メニューに戻しますが、本格的にペースを上げるのは帰厩のメドが立ってからになりそうです。

2016.01.22

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重517キロ。
週に2本速いところを消化するなど調整は順調です。週に1本は14-13ほどのペースで乗っていますが、坂路を持ったままの状態で楽々と駆け上がっています。集中力や息づかい、それに筋肉の張りもいい頃に近づいてきたようです。体調面や脚元などに不安はなく、帰厩に向けて明日も15-15を消化することにしています。

2016.01.15

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重518キロ。
この中間も順調で帰厩に向けて週に2本速いところを消化しています。先週末に坂路でラストの1Fを14秒ほどのペースで乗りましたが促されるとすぐに反応して弾むような走りを見せていました。馬体重に変化はありませんが体は締まってきていますし、常歩からしっかり踏み込めるようになるなどトモの甘さも徐々に解消されつつあります。明日も15-14を消化する予定です。

2016.01.08

(ノーザンファームしがらき)
周回キャンター3000m、坂路1本。馬体重518キロ。
この中間も順調に調整しており、週に2本15-15を消化しています。まだトモに弱さが残っていますが、体はよく動いているので、坂路での行きっぷりやスピードの乗りが良くなり楽々と坂路を駆け上がれるようになりました。帰厩を視野に入れ、明日からは15-14くらいのところを始めます。


東京TC 3歳牡馬 レッドバルトーク 馬が幼いですし、競馬に集中できていない感じです

2016年05月08日 | 引退馬

東京TC 3歳牡馬 レッドバルトーク

(フサイチミニヨン13)

Fusaichi Mignon 13

父: ジャングルポケット
母: フサイチミニヨン
母の父: サンデーサイレンス
TYPE: 牡・黒鹿毛
BIRTHDAY: 2013.04.02
BREEDER: ノーザンファーム

大舞台を彩り続ける屈指の名門、

強力ニックスが新たな歴史を創る

 

フサイチミニヨン13の馬体ポイント

 

 

馬体解説

父ジャングルポケットは現役時代フレーメンを見せることが有名。これは臭いに対して唇を引き上げる生理現象で、普通の馬以上に鼻が利くと推測でき、産駒が何でも興味を示し若さが抜けるのに時間がかかるのは、その発達した機能のせいかもしれません。本馬も耳や尾の動きは若く、鼻孔から上唇にかけて振るわせる仕草を見せ、性格は父似。走る方へ集中してから強くなるタイプです。首の下方が僅かにたわんでいるのも父譲りで、発達した下行胸筋と連結。肩甲横突筋や上腕頭筋の下部にも厚みがあり、前脚の回転力の強さが伺えます。臀部は臀端から飛端にかけて綺麗にカーブしクッション性を完備。肩甲骨の角度は中距離系で、胴にも適度にゆとりがある体型。大物血統の母系からも、年齢を重ねて変身していく楽しみがあります。

(馬体解説/関西競馬エイト 鈴木由希子)

 配合診断

半姉アンブロワーズ(父フレンチデピュティ)は新馬-函館2歳Sを連勝し、阪神ジュベナイルフィリーズでも2着と健闘しました。母フサイチミニヨンは現役時代未勝利に終わったものの、兄弟にフサイチコンコルド(日本ダービー)、アンライバルド(皐月賞)、ボーンキング(京成杯)などがいる良血で、産駒成績によって自身の良血を証明しました。2代母は名牝の誉れ高いバレークイーンです。「ジャングルポケット×サンデーサイレンス」は、トールポピー、ジャガーメイル、アヴェンチュラ、ダイワファルコンなどを出しているニックス。この配合は2代母の父にスピードタイプや軟弱な血が入ると減点で、いかついNorthern Dancer系や、ヨーロッパ型の重厚な血、スタミナに秀でた血を入れるとうまく行く傾向があります。本馬の2代母の父はSadler's Wellsなので悪くないでしょう。ただ、同時にNureyev≒Sadler's Wells 3×3というクロスが生じ、このクロスは力強さを伝えるだけに、ダートを得意とする馬になる可能性もあります。このあたりは実際に馬を見て判断するしかありません。芝・ダート兼用の中距離タイプ。

配合解説:望田 潤 / 栗山 求

美浦・大竹正博厩舎

募集価格2400万円
中央獲得賞金0万円
控除前回収率0%
収得賞金額0万円
 
2戦0勝【0-0-0-0-0-2
 

2016.05.06

(ノーザンファーム天栄)
担当スタッフ「中間背腰にショックウェーブ治療を行いました。経過も良好なため、トレッドミルで動かし始めています。歩様も問題ないので、このままじっくり進めていきます。内視鏡で覗いたところ胃潰瘍の傾向が見られたため、治療薬を投与して内蔵面も合わせてケアしながら進めていきます」

2016.04.29

(ノーザンファーム天栄)
担当スタッフ「昨日入場して今日からウォーキングマシンに入れています。トレセン在厩時より歩様は少しずつ良くなってきているので、しばらくはマシンに入れて経過観察しながら進めていきます」

2016.04.28

(大竹厩舎→ノーザンファーム天栄)
大竹調教師「昨日の午後、再度歩様をチェックしましたが、左トモを特に気にしているようです。今朝、ノーザンファーム天栄に向けて出発しました。到着後、再度向こうの獣医師に診てもらい、必要に応じてショックウェーブなどで治療してもらう予定です」

2016.04.27

(大竹厩舎)
引き運動
大竹調教師「レースで左前脚の球節と左トモを捻ってしまったようです。レントゲン検査の結果、骨に異常はありませんでしたが、大腿二頭筋を痛がって歩様にも出ていますし、右前脚にソエも出て、こちらも気にする素振りを見せています。飼い食いは落ちていませんが、2600m走って体も減ってしまっているので、近日中にノーザンファーム天栄へ放牧に出すことにしています」

2016.04.24

4月24日レース後コメント(6着)
丸田騎手「ゲートを出ないのは想定内。大きいストライドを崩さないように走っていれば、そのうち手応えが出てくると思っていました。ペースが落ちたところで少しずつ進出していけましたが、道中も後ろの馬を気にしたり、間に挟まれると周りを気にしたりするところがありました。手応えの良さそうな馬の後ろをついていって、これなら勝負になりそうと思っていたのですが、3コーナーで外に逃げていってしまって。直線に入って手前を替えたところでステッキを入れたら更に外へ逃げていきましたし、ステッキを持ち替えたら今度は内へ。ゴール前で内から馬が来ても気にして外に逃げるようなところがありました。まだ2戦目で慣れていないということもありますが、馬が幼いですし、競馬に集中できていない感じです。権利を取ってペースの落ち着く新潟の外回りを使えればと思っていたのですが…すみません」

2016.04.21

(大竹厩舎)
引き運動
大竹調教師「追い切った後なので、厩舎周りの引き運動で様子を見ました。馬房では落ち着いていて飼葉は変わらずまずまず食べていますが、馬体重は446キロとあまり膨らんではきていません。まずは輸送を無事こなして、ゲートインまで落ち着いていてほしいですね。丸田騎手の感触は悪くなく、調教で得たことから色々と考えて乗ってくれると思うので、そのあたりにも期待したいと思います」

2016.04.20

(大竹厩舎)
ウッドコースにて併せ馬で追い切り
4/20(水) 南W 丸田 54.0-38.8-12.6 馬なり
外マサノヒロイン馬なりを4Fで0.2秒追走1F併入
丸田騎手「先週と同じで内側から追走しましたが、今日は手応えも悪くなかったですし、まずまずの動きだったと思います。追えばもっと動いたと思いますが、セーブしておきました。この感じなら今週使っても良さそうですね」
※今週日曜の福島5R(芝2600m)に丸田騎手で出走を予定しています。

2016.04.14

(大竹厩舎)
引き運動の調整
大竹調教師「追い切った後なので、厩舎周りの引き運動で様子を見ています。なかなか身にはなってくれないのですが、飼葉は変わらずしっかり食べています。昨日の追い切りの息遣いや動きが物足りなかったので、来週の動き次第では新潟開催まで延ばすことも考えています」

2016.04.13

(大竹厩舎)
ウッドコースにて併せ馬で追い切り
4/13(水) 南W 丸田 83.3-68.5-53.0-38.0-13.4 強め
外バンダムザブラッド馬なりを6Fで0.4秒追走1F併せで0.2秒遅れ
丸田騎手「今日は併せ馬の後ろにつけて追い切りました。内側で窮屈な走りになってしまったせいか、追い出してから思ったほど伸びてくれませんでしたね。先週乗った感じでは勝負になる能力が十分あると感じたので、1頭で伸び伸び走らせた方がいいタイプなのかもしれません」

2016.04.07

(大竹厩舎)
ウッドコースにて追い切り
4/7(木) 南W 丸田 70.0-54.4-39.6-13.4 馬なり
大竹調教師「1本目なので単走で無理せず馬なりで追い切りました。今日は丸田騎手に乗ってもらいましたが、こういう癖馬は得意なのでレースも丸田騎手でと考えています。馬体重は453キロとさらに増えてきていて、今のところ飼葉食いもしっかりしています」

2016.04.06

(大竹厩舎)
坂路1本の調整
4/6(水) 坂路 助手 73.6-54.5-35.6-17.1 馬なり
大竹調教師「入厩後の馬体重が440キロと輸送のせいか大きく減ってしまっていたので、週末はダクのみに留めて軽めで様子を見ました。現在は447キロまで回復しましたが、それでもまだ前回の競馬より少ないので、乗りながらさらに増やしていきたいところです。今朝は坂路を軽めに上がって様子を見ましたが、明日はウッドコースへ入れて速いところをやってみる予定です」

2016.04.01

(ノーザンファーム天栄→大竹厩舎)
担当スタッフ「この中間も順調に乗り込んでおり、今週も坂路で週2回3F40秒程度の追い切りを消化しました。馬体重は入場当初より大きく増えてはいないものの、見た目には細く見せてはいません。今週木曜日には、大竹調教師が来場して状態を確認しています。本馬は福島開催での出走に向けて、明日の検疫で帰厩する予定となりました」

2016.03.25

(ノーザンファーム天栄)
担当スタッフ「この中間も周回と坂路を併用して順調に進めていて、坂路で週2回速いところを消化しています。ペースは先週と変わらず3Fで40秒くらいのところを乗っていますが、動きも良く速いところを重ねていってもテンションが上がってきているようなところもないので、帰厩に向けて更に乗り込んでいきます」

2016.03.18

(ノーザンファーム天栄)
担当スタッフ「この中間も順調に進めており、坂路で週2回速いところを消化しています。ペースとしては先週と同じくらいでl、今朝も14-14くらいのところを乗りました。馬なりで持ったままで上がってきたように、動きは乗りこむごとに良くなってきていますね。今後は帰厩に向けて、もう一段ペースを上げて仕上げていくことになると思います」

2016.03.11

(ノーザンファーム天栄)
担当スタッフ「この中間も順調に進めていて、今週から坂路で週2回3F42秒くらいのところを始めています。動きも問題なく、速いところを始めてからも落ち着いてメニューを消化できているので、このまま帰厩に向けてペースを上げていきます」

2016.03.04

(ノーザンファーム天栄)
担当スタッフ「この中間から乗り出して、周回コースと坂路を併用しながら乗り込んでいます。今週は坂路で15-15を消化していて、順調にペースアップすることができています。体も少しずつ戻ってきていますし、次の目標も決まっているのでどんどん乗り進めていきたいと思います」

2016.02.26

(ノーザンファーム天栄)
担当スタッフ「昨日こちらに来ましたが、馬体は特に問題なさそうなので今日からトレッドミルに入れています。元々難しいというか子供っぽいところのある馬ですが、少しは疲れもあるのかここまでは大人しくしていますね。使ったぶん体は減っているようですが、そこまで細いということはなさそうですし、先生から福島を使うと言われているので、膨らませながら乗り込みも進めていきたいと思っています。まだまだこれから変わってきそうな感じなので、うまく成長させながらやっていきたいですね」

2016.02.25

(大竹厩舎→ノーザンファーム天栄)
本日、ノーザンファーム天栄へ移動しました。


シルクHC 6歳牡馬 フラムドグロワール 右前浅屈腱炎で全治9ヶ月以上の診断 このまま引退

2016年05月08日 | 引退馬

シルクHC 6歳牡馬 フラムドグロワール

(シルクプリマドンナ10)

母シルクプリマンナはオークス馬、

父ダイワメジャーで大物誕生の予感

父 : ダイワメジャー
母 : シルクプリマンナ(母の父 ブライアンズタイム)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2010.03.31
BREEDER : 安平町・ノーザンファーム

美浦・藤沢和雄厩舎
募集価格4000万円
中央獲得賞金7457万円
控除前回収率186
収得賞金額1150万円
GI朝日杯FS 4着
GINHKマイルC 3着
GI東京優駿 10着
GⅢ京成杯 10着
GⅢラジオNIKKEI賞 4着

2012/06/09、2歳新馬、東京芝1400m、1番人気1着、賞金700万円 雨 稍 横山典弘

2012/09/30、2歳OP芙蓉S、中山芝1600m、2番人気2着、賞金607.4万円 晴 良 横山典弘 

2012/10/20、2歳OPいちょうS、東京芝1800m、2番人気1着、賞金1535.7万円 晴 良 横山典弘

2012/12/16、2歳GI朝日杯FS、中山芝1600m、5番人気4着、賞金1100万円 晴 良 ウィリアムズ

2013/01/21、3歳GⅢ京成杯、中山芝2000m、1番人気10着、賞金0万円 晴 良 横山典弘

2013/05/05、3歳GINHKマイルC、東京芝1600m、8番人気3着、賞金2354.6万円 晴 良 横山典弘

2013/06/30、3歳GⅢラジオNIKKEI賞、福島芝1800m、3番人気4着、賞金560万円 晴 良 田辺裕信

2014/06/21、相模湖特別1000万下、東京芝1400m、3番人気2着、賞金598.8万円 晴 良 北村宏

10戦2勝【2-2-1-2-0-3(新馬勝ち、GI 3着)】

 

出走予定

 

フラムドグロワール/脚元に疲れが見られるため、大事を取って今週の特別登録は見送りました。

所有馬情報

フラムドグロワール[父 ダイワメジャー : 母 シルクプリマドンナ]

        フラムドグロワール

在厩場所:美浦トレセン

調教内容:

次走予定:

 

藤沢和雄調教師「先週、ゲート試験に受かってから、右前の繋部分に腫れと熱感が出るようになりました。歩様には出していないのですが、調教を休み様子を見ていました。ただなかなか腫れと熱感が引かなかったので、詳しい検査を行ったところ、浅屈腱炎の診断が出ました。浅屈腱炎でも珍しい症例で、浅屈腱の下の方の二股に分かれた内側の方に炎症があり、ちょうど屈伸するところなので難しい場所のようです。復帰に向けてここまで調整を続けていたのですが、直前まで来ておきながらこのようなことになり誠に残念です。申し訳ございません」

 

検査結果を踏まえ、今後について協議を行っています。

所有馬情報

フラムドグロワール

 右前浅屈腱炎で全治9ヶ月以上の診断を受けたことから、今後について協議した結果、復帰までには相当の時間が掛かる見込みであり、その過程において再発のリスクも高いと言わざるを得ず、このような状況では、維持出資金等ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。近日中に登録抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。

最新情報

フラムドグロワール

 右前浅屈腱炎で全治9ヶ月以上の診断を受けたことから、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。7(木)に登録抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。

 


シルクHC 4歳牝馬 オリエンタルダンス ガッツのある騎手を探したところ、中谷騎手が空いていた

2016年05月08日 | 引退馬

シルクHC 4オリエンタルダンス

(ダンスノワール12)
父 : キングカメハメハ
母 : ダンスノワール(母の父 SS)

TYPE : 牝・黒鹿毛
BIRTHDAY : 2012.01.14
BREEDER : 白老ファーム
英名:Oriental Dance
意味:東方舞踏
低重心のフレームは詰まりがよく、素早い動作を可能にする機動性
に優れています。さらに臀部と肩の筋肉量や、四肢の柔軟性にも恵
まれ、毎日の走りに隠しきれない弾力感が現れます。母系の鋭い悍
性と父の賢明さを兼備した気性が、競走馬としての資質をさらに高
め、非凡なスピードとセンスで主役の座を狙います。

美浦・佐々木晶三厩舎
募集価格2200万円
中央獲得賞金2480万円
控除前回収率113
収得賞金額900万円
2014/07/26、2歳未勝利、中京ダ1200m、3番人気2着、賞金200万円 晴 良 浜中俊
2014/12/06、2歳未勝利、阪神ダ1200m、1番人気2着、賞金200万円 晴 稍重 浜中俊
2014/12/20、2歳未勝利、阪神ダ1200m、1番人気1着、賞金500万円 晴 良 浜中俊
2014/12/20、500万下、小倉ダ1000m、4番人気3着、賞金190万円 晴 良 浜中俊
2015/08/08、500万下、小倉ダ1000m、4番人気3着、賞金190万円 晴 良 浜中俊
2015/09/05、500万下、小倉ダ1000m、3番人気2着、賞金300万円 曇 良 浜中俊
2015/09/19、500万下、阪神ダ1200m、3番人気4着、賞金110万円 曇 良 浜中俊
2016/03/05、500万下、小倉ダ1000m、6番人気2着、賞金280万円 晴 良 鮫島駿
2016/03/26、500万下、中京ダ1200m、4番人気1着、賞金700万円 晴 良 鮫島駿
GⅢチューリップ賞 17着
14戦2勝【2-4-1-1-0-6

最新情報

オリエンタルダンス

 30(水)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。

所有馬情報

オリエンタルダンス[父 キングカメハメハ : 母 ダンスノワール]

        オリエンタルダンス

在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき 30日に放牧

調教内容:

次走予定:未定

 

佐々木晶調教師「レース後も変わりありませんが、ここ2走は一生懸命頑張ってくれたことですし、状態の良い内に早めに一息入れて次走に備えようと思います。クラス編成が行なわれるまでに何度か1000万クラスで競馬をしてどれだけ通用するか確認したいと思っているので、牧場での状態を確認しながら今後の予定を検討したいと思います。今日(30日)、ノーザンファームしがらきへ放牧に出しました」

所有馬情報

オリエンタルダンス[父 キングカメハメハ : 母 ダンスノワール]

        オリエンタルダンス

在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき

調教内容:ウォーキングマシン調整

次走予定:未定

 

厩舎長「昨日、こちらに無事到着いたしました。体を見る限り、そこまで疲れは出ていない感じはしますが、落ちついてドッと疲れが出る場合もあるので、今週一杯はウォーキングマシンで軽めの運動で調整して、来週初めに跨って状態を確認してから調教メニューを検討したいと思います。馬体重は452kgです」

近況

オリエンタルダンス[父 キングカメハメハ : 母 ダンスノワール]

在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき

調教内容:坂路でキャンター

次走予定:未定

 

厩舎長「先週は状態を確認するために軽めで調整しましたが、思いのほかダメージがなかったので、今週から坂路調教を開始しています。今の感じならそこまで時間は掛からないと思いますし、予定が決まり次第それに合わせてピッチを上げていきます。馬体重は474kgです」

近況

オリエンタルダンス[父 キングカメハメハ : 母 ダンスノワール]

在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき

調教内容:坂路でキャンター

次走予定:未定

 

厩舎長「乗り出してからは順調そのもので、これまでと比べると疲れもなく、硬さも出ていません。状態も良さそうですし、調教師と相談した結果、『今月中に戻して次走に向けてトレセンで進めていきます』と仰っていましたので、いつでも戻せるように調整します。馬体重は473kgです」

最新情報

オリエンタルダンス

 19(火)に栗東トレセンへ帰厩しています

近況

オリエンタルダンス[父 キングカメハメハ : 母 ダンスノワール]

在厩場所:栗東トレセン 19日に帰厩

調教内容:

次走予定:新潟5月14日 八海山特別・ダート1200m

 

佐々木晶調教師「昨日(19日)こちらに帰厩いたしました。今朝から早速調教を開始していますが、特に状態も変わりないようなので、これから仕上げに入って行こうと思います。1000万クラスになると速い馬が多いのでどれだけ対応してくれるかわかりませんが、最近のレース振りが良くなっていることもありますし、頑張ってくれると思います。新潟5月14日に八海山特別・ダート1200mがありますので、そこを目標に仕上げていきます」

調教タイム

オリエンタルダンス

 助 手 4.27栗坂良 56.3- 41.6- 27.5- 13.7 馬なり余力

近況

オリエンタルダンス[父 キングカメハメハ : 母 ダンスノワール]

在厩場所:栗東トレセン

調教内容:角馬場でハッキング、坂路でキャンター 27日に坂路で追い切り

次走予定:新潟5月14日 八海山特別・ダート1200m

 

佐々木晶調教師「今朝(27日)、坂路で追い切りました。再来週の競馬予定なので無理はさせませんでしたが、硬さも適度で収まっていますし、良い状態を維持していますね。前回の様な競馬が出来れば能力の高い馬ですし、1000万クラスでも十分やれると思っているので、万全の状態に仕上げていきたいと思います」

調教タイム

オリエンタルダンス

 中 谷 5. 4栗坂良 53.0- 38.9- 25.7- 13.0 強目に追う

近況

オリエンタルダンス[父 キングカメハメハ : 母 ダンスノワール]

在厩場所:栗東トレセン

調教内容:角馬場でハッキング、坂路でキャンター 4日に坂路で追い切り

次走予定:新潟5月14日 八海山特別・ダート1200m[中谷雄太]

 

佐々木晶調教師「今朝(4日)、坂路で追い切りました。鮫島克駿騎手が次走乗れるかどうかまだはっきりしなかったこともあり、ガッツのある騎手を探したところ、中谷騎手が空いていたのでお願いしました。中谷騎手に感触を確かめる為に追い切りに跨って貰いましたが、『硬い馬だと聞いて乗りましたが、思っていた程硬くもなかったですし、とても乗り易い馬でしたよ。前日の雨の影響で時計の掛かる馬場になっていましたが、最後まで脚をと取られることもありませんでしたし、しっかり走ってくれました。積極的な競馬をすれば力がありそうなだけに競馬がとても楽しみです』と言っていました。少しでも怖がって騎乗すると馬にも伝わってしまうようなので、それが成績にも出ているのでしょうね。相性も良さそうですし、来週の競馬が楽しみです」


シルクHC 5歳牡馬 グランドサッシュ 先に抜け出した勝ち馬を捉えられず、2着でゴール

2016年05月08日 | 引退馬

シルクHC 5歳牡馬 グランドサッシュ

(レイサッシュ11)

母レイサッシュは3勝

父ハーツクライ

父 : ダイワメジャー
母 : シルクプリマンナ(母の父 ブライアンズタイム)

TYPE : 牡・黒鹿毛
BIRTHDAY : 2011.02.27
BREEDER:社台コーポレーション白老ファーム
首差しのしなりと力強さ、内面の健康度を表す丸みのある胴回り、やや短めの
繋や角度の浅い飛節、そして機能的なバランスに秀でたコンパクトなサイズ。本
馬の馬体に目を凝らすとサッシュ系の特長が随所に表れています。加えて全体
の滑らかなシルエットやキリっとした精悍な顔つきには独特の品格が備わり、手
先が軽くバネに優れた走りからも、いかにも切れ味勝負の芝コースを得意としそ
うです。芯の通った意志の強さは実戦において挫けぬ心となり、さらに一線級
で戦い続けるタフな精神力として長きに渡る活躍を約束しているかのようです。
美浦・武市康男厩舎
募集価格1800万円
中央獲得賞金5491万円
控除前回収率305
収得賞金額750万円

2013/08/10、2歳新馬、函館ダ1700m、2番人気1着、賞金700万円 晴 重 津村明秀

2014/04/27、3歳500万下、東京芝1800m、6番人気2着、賞金290万円 晴 良 横山典弘

2014/06/15、3歳以上500万下、東京ダ1600m、3番人気3着、賞金190万円 晴 良 大野拓弥

2014/08/03、3歳以上500万下、新潟ダ1800m、3番人気5着、賞金73万円 晴 良 大野拓弥

2014/12/13、3歳以上500万下、中京ダ1800m、1番人気1着、賞金670万円 晴 良 津村明秀

2015/02/01、4歳以上1000万下、東京ダ2100m、9番人気3着、賞金260万円 晴 重 津村明秀 

2015/03/28、名鉄杯(1000万下)、中京芝2200m、7番人気3着、賞金330万円 晴 良 松田大作 

2015/05/31、青嵐賞1000万下、東京芝2400m、7番人気1着、賞金1500万円 晴 良 岩田康誠 

2015/10/24、1000万下、東京芝2400m、3番人気4着、賞金160万円 晴 良 岩田康誠

2015/10/24、名古屋日刊スポーツ杯1000万下、中京芝2200m、5番人気5着、賞金132万円 晴 良 松田大作 

2016/02/06、箱根特別1000万下、東京芝2400m、5番人気3着、賞金384万円 晴 良 ルメール 

2016/03/06、潮来特別1000万下、中山芝2500m、4番人気5着、賞金150万円 晴 良 田辺裕信

2016/04/02、安房特別1000万下、中山芝2500m、6番人気2着、賞金609.6万円 晴 良 田辺裕信

22戦3勝【3-2-4-1-3-9(新馬勝ち・レコード勝ち)】

 

調教タイム

 

グランドサッシュ

 

 調教師 3.30南D良 68.8- 53.7- 39.8- 13.3[8]G前仕掛け

所有馬情報

グランドサッシュ[父 ハーツクライ : 母 レイサッシュ]

        グランドサッシュ

在厩場所:美浦トレセン

調教内容:南Dコースで30日に時計

次走予定:今週土曜の中山・安房特別〔田辺〕

 

武市康男調教師「追い切りはいつものようにダートコースで行いました。先週から考え直し、今週は普通のハミでブリンカーを着けずに行いましたが、少し右に入ることは入るのですが、気になるほどではありませんでした。先週もブリンカーが効いているのかどうか微妙な感じはしていましたが、今日(水)の感じですと、着けなくてもさほど変わらないように思います。気が小さい馬で、あまり余計なものを着けると悪影響を及ぼす可能性もあるので、今回の競馬はいつも通りリングハミだけで臨みたいと思います。またトモを使えていないようなところがあるので、この中間はネックストレッチを着けて、詰めて走れるように修正しています。今までは追い出すと頭が下がり、ハミに突っかかってダラッとなっていたのが、今回は頭が上がって首を使えるようになってきました。この中間は色々試すことができ、調教での走りにも変化が見られます。これが競馬にも繋がってくれるといいのですが・・。トップハンデは見込まれた感もありますが、現級勝ちがあるのでしょうがないでしょう。この評価に見合うだけの走りができればと思っています」

レース結果

グランドサッシュ

 4/2(土)中山10R 安房特別 1000万下(混)[芝2,500m・14頭]2着[6人気]

 

まずまずのスタートから先団に付け、道中は4・5番手を追走、残り600m付近から差を詰めに掛かり、直線では馬場の中ほどから懸命に差を詰めましたが、先に抜け出した勝ち馬を捉えられず、2着でゴールしています。

 

田辺裕信騎手「前が飛ばす展開でしたし、楽にいいポジションが取れて2周目の3コーナーまではいい感じだったのですが、どうしても勝負処で内にモタれてしまいますね。本当ならば勝ち馬のさらに外へ出して行きたかったのですが、左に引っ張っても口が利かずに肩から右に入っていたので修正し切れませんでした。直線で左手前に替えてからはまた伸びてくれだだけに、あそこがスムーズならばもっと際どい競馬が出来たと思います。返し馬などでもモタれる仕草を見せるので、左回りの方が絶対にいいともなかなか断言できませんね。時計が速くなるよりは適度に時計の掛かる馬場は合っていると思います」

 

武市康男調教師「今日はパドックから気合が乗っていましたし、ピリッとした感じがありましたね。この中間は時間をかけて調整させてもらったおかげで、走りのフォームはだいぶ良くなったと思っていたのですが、どうしても勝負処で手応えが怪しくなってしまいますね。直線ではまた伸びてくれるだけに、あそこでのロスさえなければと思う内容なのですが、どこの競馬場でも同じ感じですからね。次の開催の前半に長距離戦がありますが、またハンデ戦で斤量も軽くはないでしょうから、ここで一息入れてあげて昨年勝った青嵐賞を目指したいと思います」

最新情報

グランドサッシュ

 7(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

近況

グランドサッシュ[父 ハーツクライ : 母 レイサッシュ]

在厩場所:7日に福島県・ノーザンファーム天栄に放牧

調教内容:軽めの調整

次走予定:5月29日の東京・青嵐賞

 

武市康男調教師「勝負所でモタモタしてしまうという課題だけは残りますが、ある程度の目途が立ったレースだったと思います。競馬の後も通常の疲れはありますが、大きな問題はありません。予定通り放牧を挟み、2回東京最終週の青嵐賞に向かいたいと思います」

 

近況

グランドサッシュ[父 ハーツクライ : 母 レイサッシュ]

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄

調教内容:トレッドミル

次走予定:5月29日の東京・青嵐賞

 

天栄担当者「続けて3回使った割に、ダメージは少ないですね。馬体もそれほど崩れることなく戻ってきました。今回は右回りもこなしてくれたということを考えると、以前よりしっかりしてきているのかもしれませんね。背腰に若干の疲れがあったので、今はトレッドミルだけにして疲労回復を図っていますが、週末ぐらいから乗り出せると思います」馬体重475㎏

近況

グランドサッシュ[父 ハーツクライ : 母 レイサッシュ]

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄

調教内容:周回コースで軽めのキャンターと週2回は坂路コースで15-14、週1回は15-15

次走予定:5月29日の東京・青嵐賞

 

天栄担当者「競馬の疲れも取れたので、坂路コースで進めています。特に問題はなく、動きはいつも通りで悪くないですよ。予定のレースに向けて進めていけると思います」馬体重469㎏

近況

グランドサッシュ[父 ハーツクライ : 母 レイサッシュ]

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄

調教内容:周回コースで軽めのキャンターと週3回は坂路コースで14-14

次走予定:5月29日の東京・青嵐賞

 

天栄担当者「順調に進めています。少し楽をさせたので、動きが少し重いかなという感じがしますが、まだもう少しこちらで乗り込む時間があるので、これから上げていけると思います」馬体重470㎏

近況

グランドサッシュ[父 ハーツクライ : 母 レイサッシュ]

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄

調教内容:周回コースで軽めのキャンターと週2回は坂路コースで14-13、週1回は14-14

次走予定:5月29日の東京・青嵐賞〔田辺〕

 

武市康男調教師「来週の検疫で帰厩させる予定です。鞍上は引き続き田辺騎手に依頼しています」

 

天栄担当者「先週は重かった動きも乗り込むごとに良くなってきました。来週の検疫ということですが、良い状態で送り出せると思います」馬体重477㎏