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ばあちゃんのひとりごと

子どもはわがままでいい!!

2015-01-16 08:50:03 | いるかこもれび助産院
私がわがままだった頃って…いつかな?と思い起こします。

「親の心子知らず」と申しますが
親は児のいく末を案じて「あれや、これや」と意見をします。
しかし、子どもは自分のことはよく理解しているものです。
というより、純粋に世の中を見ているところがあり、
正義感や優しさ、駆け引きしない無思慮な傾向があります。
大人になると、護らなければならない家族や社会的地位など、意と反した思いと裏腹な言動や行為をします。
児はそれを見て強い嫌悪感を抱くのはあたりまえのことでしょう。

私もかって、父の言動に腹が立ち「父の考え方は間違いだ」と大声で父を諫めたことがありました。
父は物を投げつけ、私に対してあらわに
「子どもにくせに、世の中のことをなにも知らないのに生意気を言うな」と説教されたことが度々でした。
小学三年生から中高生にかけでした。
実は、大人になり、親になった今でも納得いきませんが。

政治だから親だから…仕方がない なんて。
先人として生きる人たちは「正直で、真心を込めるべきなのです」
なんて、私は父にとっては難しい娘であったようです。

私が高校生まで過ごした家、そして離れです。
懐かしくこの間写真を撮りました。





一人寝起きしたお部屋です。懐かしいな。





親も児もこのようにして、今まで培った観念という「魔物」を退治していきます。

子育てはそのようなことの繰り返しなのです。
そして互いが純粋な円満な意識に気がついていくのです。

児を叱る前に、私たちは正さなければいけないことがあるのでは…。

児は「わがまま」でいいのです。
その行為を親や大人達がどのように受け止め、
児に対して、諭し自らもより良く生きる糧とするかではないでしょうか。

あなたは、今、どう生きていますか。