~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

マタニティ・ヨーガ実践二日目

2014-12-29 09:42:29 | いるかこもれび助産院


姿勢チェックしてみましょう。
下記の写真のように腰が丸くなっていませんか


腰痛や消化器系の不調和、肩こりの原因になります。
また、お腹が張りやすくもなります。意外と気が付かないことですね。
姿勢は正しく負荷がかからない状態がベストです。

その為には
食べ過ぎないこと。
同じ姿勢を1時間以上続けないように心がける。
(デスクワークの妊婦さんは、1時間ごとに立て上がり背中を伸ばしてください)
就寝前に心身を調えましょう。

正しい姿勢です…楽な姿勢です。





チャクラ・アーサナの基本形です。

仰向けになり、両膝は肩幅より開き気味が楽でしょう(その時の腰と背中の状態で行ないます)
吸いながら、ゆっくり腰を上げていきます。
腰に痛みがある方は、痛みが現れるとその場で少し深い呼吸をします。
そして更に上げていきます。
(この瞬間が辛い場合があります。ご注意ください)
いるかこもれび助産院にお越しください。行ない方をお伝えします。


上がれば、写真のように手を組みを肩を入れて胸を開くようにします。頑張らないように注意
骨盤を吸う息に合わせて上げます。
そして呼吸を調え、肛門を吐きながらしめていきます。

注意:必ず息を止めたり、反動をつけて頑張らないようにしてください。
   お腹が張ったり、腰痛がひどくなる場合があります。
呼吸がゆっくりできる状態で5呼吸から10呼吸静止します。

注意:骨盤が下がらないようにします。



ゆっくり呼吸に合わせて、両腕を緩め、肩、胸、腰、骨盤と丁寧に戻します。
まるで、陣痛が遠退くような状態だと経産婦さんは言われます。




慣れてこられたら、完成ポーズで踵を上げて骨盤をもう少し上げていきましょう!!

疲れたときにひと呼吸をして…背骨と骨盤を調えてみましょうか。
気分もスッキリしますよ!!

マタニティ・ヨーガ実践

2014-12-28 00:45:36 | いるかこもれび助産院
ヨーガの実践

先ずは下記のアーサナを朝夕一回行ってください。
一週間は継続して毎日行ないましょう。(呼吸と動作が合い、動きがスムーズになります)
呼吸と動作の一致により、アーサナは負担が少なくなり、より集中が深まります。
(気を抜かずしばらく継続してください)
一回のアーサナが気持ちよくなり、赤ちゃんと対話が楽しめるようになります。
(アーサナをしなくても赤ちゃんと対話ができます)
更に、アーサナ後、呼吸法を入れてより集中を深めていきます。呼吸が無呼吸に変化していきます。
瞑想を5分から15分までおこなえるように心がけていきます。

いるかこもれび助産院にて「安産のためのヨーガ」をされる場合は、初回から三回から五回は一週間に一度はお越しください。呼吸と動作が合うようになり、日常生活も疲れにくくなります。
舌の感覚が変化し、自然に赤ちゃんにママ自身にとって「今」必要な食べ物を摂取するようになります。

上記の順序に従い、アーサナを継続していただくと自然に心身は調和され、お産の準備は進みます。

注意事項:食事前後、おやつなどお腹がいっぱいの時はひかえてください。
      お腹がいっぱいですと集中できません。
      赤ちゃんに負担がかかる場合があります。
      消化にエネルギーが必要なとき、運動などにエネルギーを使用するとお腹が張ったり、
      立ちくらみなど気分が悪くなる場合があります。
       (ヨーガだけではなく、すべての行為にご注意ください)
     音楽など聴かず、自らに集中しやすい時間帯を見つけて行ないましょう。 
       (ストレッチ体操ではありません)
     入浴前後はやめましょう。
       (気分が悪くなるときがあります。そして集中ができません)

アーサナや呼吸法そして瞑想により「集中力」が高まり、陣痛時の痛みは緩和し、赤ちゃんのペースでお産が進みます。
お産の時間に関係なく、ママはすべてを受け入れ安心して赤ちゃんの誕生を待つことができます。
努力などは必要ありません。赤ちゃんは自分の力で産まれてきます。      

マールジャーラ・アーサナ(ネコの形)

効果
背骨を中心に背筋、腹筋、臀筋のバランスを調えます。
骨盤内の活性化につながります。
骨産道の柔軟性を促進します。(仙腸関節の可動、柔軟性高まる)
胎児が成長していくと、ママの身体に負担がかかり不調和が生じます、腰痛、恥骨痛、肩こり等の予防になります。
日常生活の疲れは起立筋周囲を緊張させ疲れが溜まり、自律神経系の乱れが生じますが解消します。
(胃腸障害、便秘・下痢、不眠症、頭痛、下腹部の張り、恥骨結合の痛み等の原因となります)

肩幅に両手をつき、膝も肩幅に開きます。つま先を立て行ないます。
息を吸いながら、視線と共に胸郭を開くように反っていきます。
視線は頭上を見るよう心がけます。(いきまないようにします)
目を開いて行ないます。
完成の形で5呼吸から10呼吸静止します。(この時は、ひと呼吸ひと呼吸を丁寧に呼吸に集中します)

注意:顎に力を入れないようにします。肩が上がり胸郭が開きません。
   肩は緊張しないようにします。



ゆっくり戻します。
指先は内側に向け、丁寧に呼吸と共に背中を丸くしていきます。(視線は膝に置きます)
5呼吸から10呼吸静止します。

注意:手と手の間は開きすぎないようにします。
   手の位置が前に行きすぎないようにします。(横から見た位置が長方形になるようにします)

ゆっくり戻り、伸ばしに入ります。

注意:手と手が開きすぎたり、肘が曲がらないようにします。
   肩こりがある場合は徐々に伸ばすようにします。
   反動をつけて伸ばすとお腹が張る場合があります。
   日によって体調が変化します注意してください。
   36週頃までに写真のようにしましょう。
  




瞑想後シャヴァ・アーサナ(リラックス)を十分とりましょう。
この時間は母子が一体になり共にリラックスできる大切な時間です。必ず行なうようにしましょう。

肩の硬さは股関節の硬さにつながり、微弱陣痛になりやすくなります。(冷え性も解消しておきます)
他の情報に振りまわされず、自分自身と向き合い主体的なお産をめざしてください。
習慣になるまでは努力が必要です。
この時期の努力は、ママ自身の安心の獲得。
そして自信につながり、子育てへの不安を解消します。

児の躾はママ自らが丁寧に心身と向き合い、正しい生活を実践することです。


いるかこもれび助産院のマタニティ・ヨーガ

2014-12-27 08:18:15 | いるかこもれび助産院
いるかこもれび助産院マタニティ・ヨーガ(安産のためのヨーガ)はお母さんにも赤ちゃんにもやさしいお産を!!
大切に過ごすことにより、「命」を感じていただけるヨーガを目指します!!

赤ちゃんにもお母さんにもやさしい…まんまなお産を。

自宅分娩、助産院でのお産、フリースタイルやアクティブバースのお産を希望される方には最適です。


命をあずかり 
胎内で育み《妊娠》
その時期(とき)がくれば、うまれる≪お産≫
そして、その命に寄り添う≪育児≫
自然の理(ことわり)にそって・・。



お産は自然の営み・・信じて任せる
お産はけして特別なことではありません。
命を生み出す自然のメカニズムは女性に本来備わっているものです。
そのお産の本能が自然に目覚めるように、心と身体を調えていくことがマタニティ・ヨーガの目的です。
陣痛は、赤ちゃんを産みだしてくれる大切なエネルギーです。
赤ちゃんもまた、お母さんと共に頑張っています。


ヨーガを実践していくと、
陣痛は耐えるものではなく、受け入れていくものだということが自然にわかるようになります。
そして、漠然とした不安は消え去り、安心してお産にのぞむことができるのです。
もちろん、お産は何が起こるかわからない命がけのものです。
ヨーガを継続して行なうことが
心の動きを静めることで、どのような結果も、自然な営みとして受けとめていくことができます。

≪妊娠中の過ごし方≫
★安産のためのヨーガを継続して行ない、心身を調えます。
妊娠初期から臨月まで心身と向き合うためのヨーガを実践しています。


肉体的の効果

全身の気の流れが調い、仕事や日常生活の疲れをとり身体を楽にします。
赤ちゃんの成長と共にママの下腹部の負担は大きくなりますが
大腿部、下腹部を支える筋肉群(腹腔内、骨盤内、背筋、腹筋)などが
整うので妊娠中期から後期が過ごしやすく赤ちゃんもママも楽しく過ごせなます。
なにより、赤ちゃんの成長と発達を援助します。

精神的の効果

呼吸が安定していきます。自然に心も安定します。
妊娠中やお産への不安を解消します。

また、呼吸が調うことは、
陣痛時のエネルギー(収縮、押し出す力)をコントロールできます(陣痛緩和になります)
陣痛時の恐怖や不安は軽減します。

特に臨月のヨーガでは、今まで以上に身体や心の内なる変化に注意が必要です。
心地よいと感じるアーサナを深い呼吸に集中しながら、ていねいに行ないましょう。
また、この時期には、瞑想を通じての胎児と対話が互いの命を感じるようになり至福感に充ち満ちてきます。

マントラヨーガは心身の調和に効果的です。
マントラは聖音とも言われ、赤ちゃんとママを一体にします。
そして自然との調和…まんま(然)すべてが調和します。
これらの実践は、心身が調いお産に向けての不安や焦りが解消されます。
何より大切な「命」感じるようになります。
私たちは「命」は「愛」駆け引きがない、まんまな姿と考えています。


★規則正しい生活を心がけましょう!
特に、胎児の順調な成長や発達には、規則正しい食事が大切です。
食を通じて命の大切さを感じながら、生命力溢れる旬の食材をバランス良くいただきましょう。
(『まんま おたべ』小冊子をご参考にしてください。)
また、生まれてくる赤ちゃんとの生活をイメージしながら、
部屋の整理や掃除をしたり、入院や産後の準備をするのも良いでしょう。
このように巣作りをすることで、お産に向けての覚悟ができていきます

★冷えを予防しましょう!
最近、冷え性の方が増えているようです。
冷えは、万病のもと。
全身の循環を悪くするだけでなく、逆子やお産を停滞させる原因にもなっているのではないかと言われています。
偏りのある食事の改善。
足浴や半身浴などの温熱療法。
ヨーガのアーサナや呼吸法そして瞑想を行ないましょう。

次回はアーサナをご紹介します。
お正月を健やかにお過ごしください。

妊産婦さんへ

2014-12-26 06:39:38 | いるかこもれび助産院
妊産婦さんへ

妊娠したら、是非「いるかこもれび助産院」を訪ねてください・・・。

妊娠中の不安やトラブルを解消することはもちろんのこと。
積極的にお産を受け入れる方法をご一緒します。
大事なのは、不安を安心に変えていくことです。
それは、多くの知識に頼ることではなく。
自分自身の内あるハートの「真の愛」に辿り着くことです。
確かに存在します。
青い空を見上げて「美しい」と思えるとき。
街角のアスファルトの割れ目から芽を出し小さなお花を見て「可愛い」と感動する心。
それは、計らいもない、純粋な心だと思います。
純粋な心こそが「真の愛」なのではと感じるのです。

皆さんは、苦痛の答えが自らの内あることに気がついていないだけなのです。
それを知ったなら、不安はなくなります。
一度、そんな境地になってみませんか。
妊娠中は素直です・・・純粋になりやす傾向があります。
信じてください・・・あなた自身と愛おしい赤ちゃんを。
まずは、積極的なお産ですよね・・・。


確かに、産んでみないとわからないことあります。
子育てはママの自由はなくなる上に、
赤ちゃんは何故泣くのかわからない。
夜もユックリ眠れない。
しんどいことばかりですね。

しかし、赤ちゃんが命を預けられるのはママしかいないのです。
瞳をいつも見てください・・・愛おしくなります。
そして自らの拠り所であるハート「真の愛」を信じてください。


この時期が、人として「真の愛を感じる」大事な時です・
すでに存在する「真の愛」を感じるには「無償の愛」しかないのです。


わかって欲しい世のママたちに・・・その手伝いが私たちの活動です。


この写真は親子の写真です。
背中の向こうには上の子が安心して遊びます。
下の子はママの胸の中・・・上の子もママの胸の中で安心した時期があったのです・・・だから安心し遊べるのです。






大事な大事なこの時期のサポートが、後の「不安から現れる・・・いじめや登校拒否、虐待、ネグレクト」
すべては安心で改善されると信じています。
改善策はいろいろな方法はあるでしょう。
しかし、根本的な解決は「愛・・・安心」だと思えるのです。
ひとり一人が「真の愛」に辿り着くことでしょう!!

いるかこもれび助産院が行なう本当のヨーガ!!

2014-12-24 23:27:04 | いるかこもれび助産院
皆さんが誤解されているヨーガに対する知識を見直し、正しいヨーガを知っていただきたいと思います。
近年は育児は妊娠中からとよく聞くようになってきました。
妊娠、そしてお産…子育てと母は休むことなく児と向き合い命を感じます。

ヨーガは妊娠初期からはできない・・・いいえ できます。
初期からのヨーガをお勧めします。
妊娠初期は,身体が妊娠の状態を受け入れられないで右往左往します。
だから、つわりやだるさ、マタニティブルー(鬱状態)が現れます。
不安はどんどん膨らみ一般状態も悪くなります。
胃腸障害、呼吸困難など症状として現れます。

初期のヨーガは軽いアーサナで呼吸が調い、それによって集中がおこります。
集中は瞑想へと進み,心身ともに安定していきます。

本来、妊娠と同時に母体は胎児を護るという配慮はしています(母が気がついていないだけです)
何故気がつかないのでしょうか?
私たちは,常に意識は外側を向き身を守るために働いています。
だから、妊娠という状態に気がつかず、微妙に変化している内側を感じられないのです。
しかし、確かに妊娠という事実は児が育つ母体へと調え始めます。
そうです。今までと違う身体へと変化し始めるのです。
その変化に右往左往してしまいます。

そこで、ヨーガを行じることで、呼吸が調い内側へ集中がおこり始めます。
明らかになった我が身を感じることができます。(現実を把握します)
毎日の軽いアーサナと瞑想です。
毎日アーサナを続けていただくと一週間もすれば集中力が高まり瞑想はできるようになります。
不安や心身の不定愁訴は軽減されます。

ラージャ・ヨーガ・・・呼吸に合わせてアーサナ(体位)を行ないますと呼吸が調い心は安定していきます。
その繰り返しが集中力を高め、瞑想に入りやすくします。
瞑想は、心の変化を制御し脳の活性化をいたします。
(リラックス状態になり脳内伝達ホルモンの産出を促進します)
この作業は物事をとらえる心の傾向と方向を変えていきます。
不安を作り出すことがなくなり、存在する苦痛感は自然に消去されます。

精神的な効果とともに
各細胞から老廃物を取り除き、各組織を活性化します。
妊娠中の身体を護り分娩の準備になります。




ラージャ・ヨーガと平行して同時に進めていきます。
何故悩むのか?
何故不安が起こるのか?
不安を作り出しているのは誰?
私って何者なのか?
新しい命は何故私を選んだのか?
命の尊さ平等観などを学び腑に落としていく知識のヨーガ。

母は子育て、そして社会的役目などを義務として行為していくヨーガを行為のヨーガ。

我が子を愛すること(無償の愛)・・・駆け引きしない愛。恐れを知らない愛。永遠な愛。
この愛はすでに存在していることや存在そのものに気づき体感し始めます。
無償の愛は恐れを知りません。
ですからお産を主体的に自らが分娩すると覚悟をします。
このヨーガは信愛のヨーガです。





アーサナ(体位)が一般に知られていますが、それだけでは安心は獲得できません。
長い期間をかけて今まで培った傾向(性格)を見直しす良い機会となります。
妊婦さんは素直になる時期です…だからヨーガが効果的なのです。

この学びは分娩後もママ・ヨーガとして継続します。
知識のヨーガは「いるか広場」や「こもれびのへやでトークセッションママのココロを解きほぐす」で行ない
アーサナクラスとともに楽しみながら,自らの命を感じていただける助産院なのです。