~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

優しく丁寧に日々過ごす!!

2013-05-29 08:45:38 | いるかこもれび助産院


赤ちゃんと向き合えとか,いろいろな意見が飛び交っています。
しかし、それが本当に大事ですか?


日常生活を一所懸命生きていることが
実はママの体を通して赤ちゃんは感じているのだと活動を通じて感じています。
まず、生活を丁寧に優しい心で皆と共に楽しく生きることだと思います。


直ぐに謝る。
「ごめんなさい。内の子がしたのかな?ごめんね・・・痛かった」と、ママは子の代わりに謝ります。
本当に謝るべき事柄か?
本当は日頃から丁寧に接している、その時の結果だけで、ただぺこぺこ我が子の前で頭を下げる?
謝ればいいという風潮は、ママたち皆で見直していきたいです。
実は自分(ママ)の弁護であり、相手(我が子そして他の親子さん)に失礼な気がしてきました。
「愛」があれば,策はいらない気がしてきています。
叩いた、押した、この行為に原因があります。
叩いた行為は確かにいけないことです・・・しかし、その行為を何故したかを大人たちは感じてあげたいですね。


この間、三才の男のママが私はあまりこの子を叱ったことがないのです。
こんなのでいいのでしょうか?と、質問されました。
「いいのですよ、叱る必要はないのですもの。丁寧に子の行動を見守っていたら結果はママのようになれるのでしょうね」素敵なママと会いました。

「ただ、この頃・・・泣きだすと止まらない。何故泣いているのか本人はわからなくなり,ドンドンひどく泣きだします。だから,しばらく距離を置きます。パパは冷たいと私を責めます。これでいいのでしょうか?」


三歳近くになれば、自我が目覚めて、好き嫌いがはっきりしてきます。
感情で行為の判断をしていきます。
ママのしてくれたこと,して欲しいことが自分の思いと合わなければ、怒り出し,泣きだして止まらなくなります。
自らが何故怒り,泣きだしたかわからなくなります。
そんな時は、子が自ら静まるまで、愛を持って捨てておくことが大事です。
自らが心を静め整理していく訓練になります。
これも,ママが与えてあげられる「良い習慣」です。










あきらめる

2013-05-22 00:17:23 | いるかこもれび助産院
「あきらめる」というブログを先日書きましたところ、
妊娠中にいろいろなことが起こり,イライラしたり戸惑ったりされている妊婦さんよりお便りが届きました。


体の様子も落ち着き、思い通りに助産院で出産できるようになったとか、良かったですね。
その助産院で
安産クラスという名の下に同月に生むお母さんたちの集まりで安産に生むための学びをしてきました。
もし、生まれた子が障害を持ってきたら…
などいろんな話が飛び交いましたがとても濃い内容で良い学びの時間となりました。



「あきらめる」本当にこれは大切なことだとも思いました。ホルモンバランスが崩れヨガをする気持ちになかなかなれず、それでもしようと思う自分がいましたが、うまく気持ちが乗れず、焦って集中できずに過ごしていたことにきずき「今はあきらめよう」と決断しました。それがようやく今できるようになってきた今、心のつっかえが取れてきたきがします。
まだいろんな神経が逆立っている状態ですが、少しずつ「これでいいんだよ」と言い聞かせて前に向かって行く気持ちにしたいと思います。
何も考えない、シンプルに生きること。その気持ちを持てるよう今の出産にむけて行きたいです。




皆さん、その繰り返しを味わいながらお産を受け入れていくのです。
あなたのハートの奥にある「本当の私」は赤ちゃんにも存在します。
まだまだ、神経が苛立ち疲れることもあると思いますが、
深呼吸をして,ハートに「心」を留めてみてください。
そして「本当の私」を感じてみてください。
きっと、安心してきます。


妊娠しているから味わうことができる。
「愛」という私と共に在ることを。
お腹の赤ちゃんを「慈しむ心」が強くなります。


よいお産を祈っています。








妊娠中のヨーガ!!

2013-05-21 08:17:00 | いるかこもれび助産院
妊娠おめでとうございます。

マタニティ・ヨーガとは
マタニティ・ヨーガは近代に行われるようになりました。
マタニティ・ヨーガも
ラージャ・ヨーガ。ギャーナ・ヨーガ。カルマ・ヨーガ。バクティ・ヨーガです。
ただ、妊婦さんが古典ヨーガはできませんが、
ヨーガの教えにある「本当の私」「普遍的な愛」に気づくことが目的です。


※本当の私って・・・通常、悩み、苦痛を感じている私ではなく、ハートの奥深くに存在する。
傷つくこともない、傷つけることもない、純粋な意識なのです。すべての人に存在すると教えます。
そうなんです・・・皆、悩むことも悔やむこともいらないのです。あなたはすでに「本当の私」なのですから。


ヨーガそのものは万人が「本当の私」に気づくために
この世に生を受け「教えを聞き、熟考し、瞑想し、実践して体得する」を成すためのものです。
ヨーガは生活そのものなのです。
暮らしの中で、繰り広げられる様々な行い(業)が楽しいことや苦しいことを感じ、
幸せに暮らしたいと願っているのです。
幸せについてを考え、実践していくのがヨーガです。


妊娠、分娩、出産、育児も暮らしの中のひとコマです。
当たり前の事を丁寧に行なうことで、ひとときの幸せであったり、楽しい子育てにつながります。


妊娠中にヨーガをどのように生かすか。
赤ちゃんの存在を守るためにホルモンの変化が起こります。
結果、ママの体に負担がかかる場合があります。それがつわりかもしれませんね。
時が解決してくれることでしょう。
ただ、肉体に気持ち(心)に執わると辛い症状が続くことになります。
この現実を知り、熟考し、軽いアーサナし、瞑想し、また熟考し、体得していきます。


その為に、下記の軽いアーサナ(妊娠初期も可能なアーサナ)を実践し、瞑想をお勧めします。



</object>

YouTube: マタニティヨーガ(安産のためのヨーガ)





</object>

YouTube: マタニティヨーガ(安産のためのヨーガ)




次回は妊娠中期のアーサナをお知らせします。




妊娠中の体と心の調和!!

2013-05-20 07:00:00 | いるかこもれび助産院
私も妊娠中はそれはひどいつわりがありました。
丁度この時期でした・・・いちごばかり食べていたように記憶しています。
ゆで野菜を味をつけずにおやつに食べていましたね。
だんだん体は疲れてきます・・・同時に気持ちもふさぎがちになりました。
でもね。
お腹には,確かに我が子が息をし、一心に母を信じ成長していることは事実です。
初期は始まりです・・・自らが心と体を守りましょう。
  ~強くなってください~


Dsc03400


妊娠に気づき、喜びも束の間・・・つわりの時期は、気分も優れず憂鬱になりがちです。
これらは、妊娠によるホルモンのバランスの変化によって、心が不安定になりやすいのです。
病気ではありません・・・しかし、だるく全身が重く感じることでしょう。


毎日の食事は健康な体をつくる大事な要素であることを言い聞かせ、心を強く保つようにします。
大変な事でしょう。でも、あなたはすべきなのです。
なぜなら、母だからです。


心の不安定な時は、食べ過ぎたり、味つけが濃くなったり。
また、つわりのために食べなくなったり・・・元気がなくなっていきます。


・心を常に穏やかに保つように心がける。
 ヨーガのアーサナや瞑想は体の調子を調え、
 不安定になりやすい妊娠中の心を安定させることに大きな手助けとなります。


・良い食習慣をつけるようにする。


・いただく命に感謝し、丁寧に心を込めて調理する。
 感謝の気持ちは、自ずと食材を大切に無駄なく使うことにつながります。


・素材選びは慎重に、旬のもの。
 四季を通じて自然が与えてくれる食べ物をいただくことは、心身を調えることにつながります。


・味付けは、素材そのものの味を生かした味付けにします。
 
・出汁を丁寧にとることも大事になります。
 つわりの時期はご飯の炊ける湯気や出汁の湯気も気分を害することがあります。
 気分の良いときに、出汁はとるようにします。
 2・3日分はペットボトルで冷蔵庫で保管することができます。


 出汁の取り方:しいたけの戻し汁(椎茸を広口瓶に入れ水を注ぎ冷蔵庫で保管する)
        昆布もつわりがきついときは、椎茸と同じようにつけて取ることもできる。
        旬の野菜のゆで汁は味噌汁に使用する。



心身は、食材を丁寧に調理し、楽しくいただくことで調います。
心が満たされてくれば、食事の量も少なく、まろやかな味わいを好むようになります。




 






妊娠と食事!!

2013-05-19 09:09:29 | いるかこもれび助産院
普段私たちは、当たり前のように毎日三食の食事を摂っています。


何故?食べるの?
お腹が空いたから?
それとも、食べる時間だから?
決まったように時間が来れば食べています。


食事について、考えてみませんか?


写真は5月11日毎月開催「まんま おたべ」料理教室の様子です。


子どもたちもお手伝い・・・えんどう豆を取ってます。

Img_0363


Img_0361

春の旬を丸ごといただきます。
・えんどう豆、さやの薄皮いりパスタ。
・ひじきのマリネ。
・ブロッコリーの豆乳ソース添え。
・野菜のおつゆ。

Img_0372


「まんまおたべ」小冊子より
 
命をはぐくむ

そっと目を閉じて、おなかに手を添える…。
生まれたての赤ちゃんを腕に抱き、その温かさを感じる…。
そこには、小さいながらも確かな命を感じることでしょう。


お母さんは初めての体験に戸惑いや不安をかかえながらも、懸命にその命を守ろうとします。
そしてお母さん自身を支えているのは、健康な心身であり、それは「食」によって維持されています。
お母さんの毎日の食事が、今まさにおなかの中の赤ちゃんの成長と、出産を迎えるお母さんの体を支えているのです。


私たちがいただくすべての食材には命が宿っています。
“自然の恵みによって私たちの命が支えられている”そのことに感謝の気持ちをもつことがすべてのはじまりになるでしょう。
そして「いただきます」ということの本当の意味はここにあると思います。


では、何を食べたら体にとって正しい食事・良い食事なのでしょう。ご一緒に学んでいきましょう。
むずかしく考えなくても大丈夫!


たとえば、「旬」を意識してみる…そんな些細なことからで良いのです。
季節ごとの旬を知ることから始めてみませんか?


旬の食材は生命力溢れ、体に優しく、素材そのものの美味しさがあり、またその調理法や味付けはごくシンプルで良いのです。


毎日手作りを心がける…安全なものをいただくという意味においても、加工品を控えるほうが望ましいでしょう。
また、心のこもったシンプルな旬の料理は、食卓に季節を運び、加工品にはない美味しさ・優しさがあるはずです。



調味料を見直してみるのも良いかもしれません。きちんと作られた調味料は、料理の出来をグンと良くしてくれます。基本の調味料があれば、アレンジ次第でバリエーション豊かに楽しめます。


食べることは生きること。
日々の食事を大切に、ていねいに。
さあ、気づいたときが始めるときです。
赤ちゃんの、家族の、
そしてお母さん自身の「命」をすこやかに育むために。


「まんまおたべ」小冊子1,000円で販売しています。
教材販売「まんまおたべ」小冊子