~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

いるか広場

2009-01-27 13:25:13 | いるかこもれび助産院
今年初めての「いるか広場」1月26日(月)11時から13時頃まで15人のご参加があり開催しました。

いるか広場の目的は、
お母さんや妊婦さん達が、毎日を楽しく生きるためには、どの様に暮らすことが大切か!
みんなで話し合い学び合うことです。
その話し合いの基礎になるものの見方はヨーガの教えです。

世間の常識や情報等に惑わされない心をつくるには、どの様にしていくか?
そして、現在の情報に巻き込まれないためには、何が必要か?




皆さんの意見
子育ては、何が起こるか分からない状況が不安であったり、いら立ちになります。
その様な時、心をどの様にコントロールをしたらいいのか?
夫との家庭生活において、お互いの役割などについて、意見交換しました。
皆さん日常茶飯事いろいろな出来事に惑う心に何とかならないものかと・・・・・
心を見つめることなど今までしたことがなかったので、いい機会ですね。
なかなか、いい気分ですねといっぱい話が尽きることがなく、次々活発に話し合いました。




何かに縛られている自分がいる、
不自由にしている自分がいる。
何故不自由と思えるのか、それは、自由はあると知っている自分が実存するからという事をお聞きして目から鱗の人もいたでしょう。
では、自由は私の中に在るということですものね・・・・・えっ・・・本当に!!!
何だ。私が気がついていなかっただけなのか

家庭という小さな社会、人と人の接触によって自分自身の心のあり方を考えることができる。
他者といるから、自我も分かるのですものね。
一人で生きていると、もめることもないし、悲しいこともないでしょう、
私と比べる対象がないのですからね。

でも、一人ではないですものね。一人では生きていけないですものね。
それぞれに、いろいろ心模様があるのは当然なこと、
私と違う心が存在することも当たり前のことです。
そんなこんなが理解できてくると、少し肩の荷が下りる気がします。
などなど話し合いました。

心の整理をするために、いつも傍に「本当の自分に立ち戻れる本」をおきませんか提案もありました。

推薦図書

悟り・ヨーガの福音・プラナヴァ・サーラ
http://www.mahayogi.org/pp/index.html
紹介します。


次回は2月23日です。
心に悲しみや悩みがある方、
楽しく生きたいと思っておられる方、
皆さん集まって、心にエッセンスを貯めていきませんか!






妊婦さんの食事

2009-01-25 17:33:32 | Saranyaのひとり言
甘い物の食べ方に注意
妊娠中や産後のお母さんたちは体重の増減に悩まされている人が多いと思います。
今回は、妊婦さんへのひと言!







つわりが無くなりほっとした頃、7ヶ月頃、
「あれ!体重が増えている・・・」
病院でも、注意を受けて不安になるのですが、
どうしたらいいのか分からない?









実際は、チョコレートや甘いお菓子が欲しくてたまらない。
何故なのでしょうか?
妊娠すると味覚が変わる、嗜好が変わるという声を聞きます。
その通りですね。
お腹に赤ちゃんがいるからです。
脳のエネルギー源は糖質が必要です。しかもエネルギーの6割ほどが必要なのです。
ですが、赤ちゃんに糖質が必要になり、今までと同じ食事をしていると糖質が不足して、脳が飢餓状態になり、脳はもっと欲しいといいます。
そこで、ついつい甘い物を食べてしまいます。
しかし、チョコレートや甘いお菓子は即座に脳は満足しますが、吸収が早いため、直ぐに血糖値は上がりますが直ぐに下がります。ですから、また欲しくなります。
常に、糖質が持続している状態をつくることが大切になります。
糖質が持続する食品を毎食食べればいいということです。




糖質・多糖類(ごはん・パン・麺類)はゆっくり吸収されて、ゆっくり消費されます。また、脂質の燃焼はこの糖質が助けて燃やします。糖質は種火のような役目をします。



ですから
妊娠中の甘い物を欲しがるのは当然ですが、食事の質を変えれば解決することです。



タンパク質=少しの肉類・ほとんどは植物性のタンパク質がいいでしょう。
植物性のタンパク質(豆類・キノコ類・木の実・種類・小麦胚芽など)


糖質=ご飯(玄米・胚芽米・古代米など)麺類・パン・芋類
あまり沢山摂取すると、カロリーオーバーになるので注意!
果物は果糖ですから、直ぐに吸収される糖です。とりすぎに注意!(血糖値が上がります)



脂質=菜種油・ごま油・オリーブ油等。バター・マーガリン等



カロリーが少ない商品=野菜(芋類以外)海草類・キノコ類




例 毎食
ご飯(お茶碗一杯)味噌汁(野菜、芋、豆腐)小魚(時々肉)
野菜炒め(ごま油など植物性の物を使用する)




妊婦さん達、自分の身体を整えることは赤ちゃんの血液を整え元気にすることになります。そして、出産後の母乳に影響します。母乳が美味しくなければ、赤ちゃんはよく泣きます。お母さんはとても疲れます。悪循環なのです。美味しい母乳は、赤ちゃんは沢山飲んでくれ安心してよく眠ります。
お母さんもお産の疲れを癒すことができます。
妊娠中からの食事を考えてみましょう。




愛に生きるⅧ

2009-01-15 00:29:13 | いるかこもれび助産院
今日は、助産院に参りました。
いつも感じることは、赤ちゃんがいいお顔で、お母さん達が健やかなことです。
しかし、それでも、お家は大変ですよと話してくれるお母さん達です。

マタニティーヨーガも午後ご一緒しますが。
感じたことを書いてみます。

皆さんまだ、ヨーガの意味をご理解頂けていないことに気づきました。



ヨーガは結ぶ。つなぐという意味があります。
では何を結び・つなぐのでしょうか?

それは、心と体・宇宙と私・赤ちゃんとおかあさんを結ぶのです。





決して、ヨーガは体操ではありません。
ですから、毎日行わなければ、結ぶことが出来ないのです。
動作を使い呼吸を整え、心と体を結ぶのです。



日常茶飯事、私たちは出来事に振り回され心を乱していませんか?
体がその結果、だるく感じたりしていませんか?


そのような事が日々起こっていることも気づいていない心、
愚痴を言ったり、不満が怒りになったりしていませんか!




心と体がうまくむすばれていないからです。プラーナ(気)の流れが乱れ、
心が落ち着かなくなっているのです。
そんな時、アーサナ(体位法・ポーズ)を行い、
動作と呼吸を合わせていきますと呼吸が静かになり心も穏やかになります。
気の流れは、自律神経の流れ、血液の流れを調整していますから、乱れれば、自然に体や心も不調になります。
勿論、分娩も微弱陣痛になったり、開かなかったり、赤ちゃんが下がらなかったり・・・・大変になります。



ですから、ヨーガは毎日、淡々と呼吸を感じながら行うことなのです。
すると、プラーナが全身の各細胞に新鮮なプラーナを運び、細胞を活性化します。
元気で強靱な体になります。
そして、アーサナを行っていますと完全に呼吸が穏やかになり、
心が動かなくなり乱れることもなくなります。
呼吸をコントロールすることが自然に体と心を結びます。そして、瞑想は赤ちゃんとお母さんを結びます。
理屈で覚えても、意外と陣痛時に役に立ちません。
体で感じ、呼吸をコントロールすることは、心身を自然に整えてくれます。



自然な波動は陣痛そのものです。
自然な波動を感じられるお母さんは、赤ちゃんの波動も感じることが自然に出来るようです。
自然な波動は、母乳も赤ちゃんが欲しがるだけ出るようです。
自然な波動の獲得は、分娩・育児を自分のこととして受け入れ、自立した分娩・育児が出来るのです。

ヨーガは、自然の波動を獲得すること、
そして、皆さんにすでに存在する愛に目覚め、愛を感じて心軽やかに生きられます。


毎日・・・・・ヨーガを行いましょう。





愛に生きるⅦ

2009-01-08 23:44:42 | いるかこもれび助産院
今日は、海南のしこねクリニックに安産のためのヨーガ&ベビーヒーリングタッチで伺いました。

安産のためのヨーガは、肩や背中が張り鉄板のようになっている人が多いのが気になりました。
お腹のことは皆さん気になさいますが、お腹も肩も頭もみんなつながっています。
肩がこれば、腰も張り、お腹も張ってくる、循環が悪いため体もだるくなります。それが自然な状態です。
体の一部が乱れれば、他の箇所も支障がでます。これも自然な状態です。
10ヶ月までに心と体の準備を整えておくことがお母さんの役目です。
お産は決して、助産師さんや医者が生ませてくれるのではなく、
お母さん自身が、赤ちゃんを守り育み産み出す喜びを体と心で充分感じておくことです。




体を支配しているのは、脳です。脳の指示で体の各組織は正常に動きます。
脳の活性化が一番大切なのです。
あれこれと考え煩わず、今しなければいけない事を毎日一生懸命行うことです。
妊娠は決して特別なことではありません。
妊娠していない人も、年老いた人も、心の奥にある真実の愛(魂)は何ら変わらないのです。
みんな同じなのです。
ですから、同じように生活をしなければなりません。
勘違いをしないようにしましょう。そんなにかばう必要はありません。
しかし、妊娠はお腹に赤ちゃんが育っています。
大切に育まなければなりません。


良い行いをして、質の良い食べ物をいただき、優しい心ですべての人と語らい仲良く正しい暮らしをしましょう。
それが、胎教です。



(三つ子の魂百まで)という諺がありますがこの諺から、お腹の中から誕生までは1歳です。
何気なく過ごしてしまっていませんか!
お腹の中で赤ちゃんは心も脳も育っています、大切にしましょう。
お母さんが意識を少し変えるだけで、赤ちゃんは健やかに育ちます。




今日も二人のお子様と一緒に見えたお母さまが、二回目のお産の時、こちらでヨーガを教わり毎日しました。
お産はもちろん楽でした、お産後がとても元気でした。
二人のお子様も穏やかでとても良い子に育っていました。
育児書もネットも見ていません。
「おっぱいは如何でしたか」とお聞きすると
「泣いていました、足りないように感じましたが、仕方がないでしょう。飲まし続けました」とあっけらかんと答えられました。今では5歳ともうすぐ3歳の子どもさんは8時半までには床につくき眠るそうです。
絵本もいっぱい読むのが好きだそうです。
お母さんがヨーガをしている間に、5歳の子は妹のおしっこも手伝えるのです。
このお母さんは、何も特別なことはしていませんと答えられますが、
絵本や子どもさんの生活を充分見守って育まれています。



この頃感じることは、特別なことではなくごく自然に生活を楽しみ、
負担がかからない生き方をすればいいのではないかと思います。








愛に生きるⅥ:春の七草粥

2009-01-07 22:20:27 | いるかこもれび助産院
我が家は今日は、七草粥にしました。体に優しい愛に生きる糧でしょうか。

我が家の七草粥のレシピ

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夫と二人なので、
写真は材料
米(胚芽米)半カップ:水 3カップ半(米:水=1:7)
七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)さっとゆで細かく刻んでおきます。
お餅は1センチくらいに切っておきます。
 米を軽く洗います、注意:胚芽米はあまり洗わない方がいい、胚芽が取れてしまいます。
    少し蜂蜜を入れると米に旨みがが増し美味しくなるのであれば入れるといいですね。
 七草はさっとゆでておきます。(ゆでなくてもOKですがスズナ・スズシロはさっとゆでた方が食べやすい)

 お粥が炊きあがるとお餅を入れ少し煮ます。そして、七草を入れて、塩を入れ味を調えます。
     薄味にしておき、各自召し上がる際に、岩塩などでととのえるのも美味しくいただけます。
とても簡単で美味しくいただけます。お餅を入れると食感が少し変わり美味しさが増します。
お試しください。
お餅を冷凍にしているときは、前もって解凍しておきましょう。



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七草の豆知識
七草は早春に芽吹くことから邪気を払うといわれます。昔から無病息災を祈って七草粥を食べました。
お正月の疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べ物です。


時々は、胃腸を休めてあげるのに最適です。季節の野菜を使いお粥をつくることも出来ます。


セリ:鉄分が多く含まれ増血作用が期待でき、食物繊維が便秘に役たちます。
   発汗作用、保湿作用があり、冷え性や風邪に効果的です。
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ナズナ:熱を下げる、利尿作用があります。

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ハコベラ:タンパク質が比較的多く含まれ、ミネラルも多く含まれているようです。

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スズナ・スズシロ:ジアスターゼが消化力を促進します。

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ゴギョウ:ハハコグサ
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スリランカでは、薬草粥をつくりました。
お粥をつくる方法は日本と同じですが、一かけのニンニクをスライスして水からお米と一緒に炊きます。
軽く塩も入れます。
その間に、薬草を細かく刻みすりつぶします(すり鉢の中で)
炊きあがると薬草を絞り、青汁をお粥に混ぜます。
ココナッツを適量入れできあがりです。
さっぱりしたライススープになります。
糖尿病などのお粥が日々食べられているようです。