~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

早くから座らせたら何故いけないか

2010-05-29 07:11:07 | いるかこもれび助産院
座らせたら何故駄目なのか!

成長と発達は次のようでしたね。
・首が据わる
・寝返り
・うつ伏せで腹部を支点に方向転換運動(ピポット・フローン)や腹部を支点に手足をバタバタと動かす(スイミング運動)
・ハイハイ
このように、うつ伏せができることがハイハイに繋がります。

ですから、座らせてしまいますとうつ伏せを嫌がります(気がつく頃は5ヶ月から6ヶ月自我の目覚めが著しい時期)
ほとんどの赤ちゃんがお座りからつかまり立ち・歩くという成長になります。
ハイハイをしないまま,歩きます。

ハイハイしていない児は,よく転ぶとも言われます。
転んだ際 顔に怪我をするようです。
手をつくという脳からの指示が出ないのが原因と思われます、
それは ハイハイを行なっていないことが、脳が本来持っていた能力、その機能を削除したのが原因とみられます。
自然に与えられた能力を生かすには、お母さんは何をすればいいのでしょうか。
学んでくださいね。(りんごを育てた木村さんをヒントにしてください)

うつ伏せの効果
背筋、腹筋のバランス・強化=立つ姿勢を安定させる。
脳から下肢への伝達促進=下肢の発達促進=丈夫になる。
重心の確保=全身の筋肉バランスが整えられる=歩く姿勢の重心の調和=歩行安定
脳と各細胞のフィードバックが円滑になります。
背骨全部を動かす動きはハイハイです=脳への刺激=脳の再生効果(ストレスなどで傷ついた脳細胞の再生)

脳細胞の再生は、お母さんが赤ちゃんの目を見て微笑み、やさしく抱きかかえる心も効果があります。


早くから座らせないで(乳児のお座り) 

2010-05-29 06:46:26 | いるかこもれび助産院
昨日、「いるかくらぶ」に
赤ちゃんが喜ぶからといって
早くから座らせてしまったために、10ヶ月になってもただ座っているだけの子が来られました。
2回目ですが、1回目より、座って前に体を傾ける角度が良くなったように感じました。
1回目来られて、帰宅後は座らせておけば、自然にうつ伏せになっているとお母さんが言われていました。
児の成長は、お母さんが意識を変えだけで、かなりの変化をします。
お母さん・・・児の成長を感じて・・・喜ぶから(それはお母さんが楽だからではないですか?)

内転筋(大腿部内側の筋肉)の力がないようです。
以前に掲載しましたブログを今一度、掲載しました。
成長の段階です。

自然な成長を阻害することは、児の自由を奪うことです。
お母さん・・・何が大切かをしっかり感じてください。



子どもの成長と発達は個人差があるとはいえ,脳からの自然な指令で発達していきます。



児の発達は自然に私たち人間に備わった脳からの指示で起こります。
赤ちゃん自身は自らの力で成長します。


りんごを育てるのではなく、りんごを信じ見守った木村さんのように,
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html
児の生まれもって来た 本来の成長を手伝うだけなのです。
その為に,よく見る。感じることが大切です。このことをしないで、
外部に解決法を求めたとしても、解決のきっかけにはなりますが、本当の解決にはなりません。

この間書きました簡単な成長と発達です。参考にしてください。
子どもの成長と発達(個人差はありますので、皆同じでは有りません)
少し頭を上げかけます。
首が座ります。(2ヶ月後半)
うつ伏せで 頭を上げて 少しの間遊びます。(2ヶ月から3ヶ月頃)
自分の手を見て遊びます。うつ伏せ状態では上半身を胸まで反り、両手で突っ張り遊びます。(3ヶ月から)
両手で両足を持って遊びます。寝返りが始まる赤ちゃんもいます。(4ヶ月から)
寝返りして、ハイハイの準備段階に入ります。うつ伏せで腹部を支点に方向転換運動(ピポット・フローン)
   (4ヶ月から5ヶ月)
腹部を支点に手足をバタバタと動かす(スイミング運動)(4ヶ月から5ヶ月)
ハイハイで目的地まで行き、遊ぶようになります。(6ヶ月、7ヶ月から)
ハイハイから目的地でおもちゃを手に入れると座ります。そして、おもちゃで遊びます。
      (7,8ヶ月頃)
正座をし、膝立ちからつかまり立ち、つたい歩きを始めます。(10、12ヶ月頃)
立つことで、バランスを整えます。そして、歩きます。(1歳前後)


テレビ視聴

2010-05-27 23:53:21 | いるかこもれび助産院
テレビの件
協会の理事である小児科医白川先生によると

乳幼児期からビデオを一人で一日に2~5時間
繰り返して視聴した3歳児1
0名の行動様式
・友達関係が持てない
・遊びが限られている
・気持ちが通わない
以上の問題が起こる。
理事に白川先生によると下記の報告を受けています。
テレビの視聴は愛する子どもの成長と発達、妨げになることが理解できます。

テレビ視聴と発達
1歳6か月健診時の有意語出現の遅れ。
テレビ、ビデオが流れている時間が4時間未満の児と比較して
4時間以上
 有意語出現が遅れる確率  1.2倍
8時間以上
 有意語出現が遅れる確率  2.1倍

テレビ視聴と睡眠
 テレビビデオの視聴時間が2時間未満の3歳児
  21時台の就寝が最も多い
テレビビデオの視聴時間が3時間以上の3歳児
  22時台の就寝が最も多い
  22時以降の就寝は6割

睡眠障害により生じうる症状・疾患
・感情のコントロールができない
・肥満
・免疫力の低下
・アレルギー疾患の増悪
・老化促進
・性早熟
・学力の低下、記憶力の低下
テレビの影響は知能や睡眠障害などに関与し、感情面でコントロールできないことが
多くなる。


お友達と遊び始めると、子育ての考え方が違う時、意見が合わない時があります。
逆らわず、論争せずに「見ざる・聞かざる・言わざる」で無関心をお願いします。





はぐはぐ広場(子育てにヒント)

2010-05-27 23:35:54 | いるかこもれび助産院
はぐはぐ広場の時間「らぶらぶ・はっぴー子育てのヒント」は
アメリカで開発されたコモンセンス・ペアレンティング・プログラム
http://tela88.cocolog-nifty.com/
(暴言・暴力を使わない子育ての技術・方法)をもとに毎月1回1時間で、

6回シリーズ(6回で1つ)の講座です。講義を聞いてDVDを見たり、ロールプレイをしたり、
子育てに役立つ付録がもらえたり、宿題もでます。
しつけや子育ては自分がしてもらったやり方でしか出来ませんが毎回講座を受けていくと、
更に効果的な「しつけ」「子育て」のヒントが学べ、
親の視点が変わり、誉める時、叱る時の言葉掛けや関わり方が変わり、
子どももイイ方向に変化します。講座では親の感情のコントロール方法も学びます。



Dsc03611


Dsc03623

子どもはこんなにいい顔で遊びます

Dsc03632





いるか広場

2010-05-27 23:29:17 | いるかこもれび助産院
毎月第4月曜日、11:00~13:00はいるか広場です。

ヨーガはアーサナだけではなく、日常の生活すべてがヨーガです。
いるか広場では、そんな日々の心のあり方などをお話しています。

5月は、自由とは?不自由とは?というテーマで話をしました。
家族があり、仕事があり、日常の生活の中では誰もが様々な
不自由を感じ、自由になりたい!と思う時もあるかもしれません。

しかし、自分を不自由にしているものから逃れたとしても、
私たちはまたすぐ別の不自由を見つけ出す性質があります。
状況や事柄が変わったとしても、根本的には同じようなことで
不自由を味わうのかもしれません。
では、本当の自由はどこにあるのか?

それは外ではなく、自分の心の奥にあるのかもしれません。
自分の奥にある、常に自由で軽やかな私を見つけることが
できたなら、どんな状況になっても不自由を感じることなく
誰にも煩わされることもないでしょう。

それは、決して不可能ではなく、
少しずつでも歩いていけば、必ず見つけることができるといいます。

一番の近道は、ヨーガかもしれませんね。

20100524112041