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ばあちゃんのひとりごと

原稿書き終わりました!

2012-07-17 00:26:01 | いるかこもれび助産院



赤ちゃんは、もともと感覚統合を発達させたいという欲求があり、
その自発的な欲求に基づき、次々にいろいろな活動にチャレンジします。
そして完了するまで繰り返し飽きずに取り組むのです。
自分の意思に反して活動をさせられたり、一方的に与えられるのでは感覚統合は発達しません。
基本的な感覚が十分に発達しはじめ、脳の中に体の地図が描けると、
「運動の組み立て」「注意に対する危機管理」などが可能になり、言葉や思考が発達していきます。
そして人間としての様々な能力が開花するのです。

 
最近は、おっぱいを飲ませながらテレビを見る、
携帯のメールをするなど赤ちゃんから心が離れ、
自然に「見捨てられ不安」を赤ちゃんに与える育児放棄型(ネグレクト)や、
赤ちゃんから目は離せないが情報に振り回され
心は情報に依存する母子密着型などの母親が多く見られます。


赤ちゃんの自発的な感覚がめざめる時期に、
母親がこのような状態になると、各神経系の緊張が継続され、
脳内神経伝達物質の欠如など神経系のバランスを崩します。
この時期の母親の思考が赤ちゃんの成長と発達に影響を与えるのです。


ベビーヒーリングタッチは、これらの虐待から赤ちゃんの自発的な発達を守り、
母の中にすでに存在する子育ての感覚を取り戻します。
このことが母子の一体化を図り,子育てを組み立て愛着を形成します。
何より大切な「慈愛」を双方が感じ取るのです。


※愛着とは、赤ちゃんが必要とするときに適切な助けを与え安心させることであり、
必要としないときは過剰な手出しをせずに見守る。