~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

ある母より

2010-12-02 23:19:02 | いるかこもれび助産院
海南の産科にて、
3人目ですと嬉しそうにお腹を撫で、母の顔は優しさでいっぱいでした。
1人目の時は,本を一生懸命読み子育てをした、とてもしんどかった。
2人目は、なんだか、いい加減に子育てができた。楽だった。
3人目は可愛いと聞き、とても産まれてくれるのが楽しみですと話してくれた。

母に質問をしてみた。
「第1子と第2子は違いますか?」
「第1子は可愛そうですよね,叱られてばかりで、私も長女でしんどかったです」
マタニティ・ヨーガに参加された皆さんと子育てについて話しをしてみました。
母が児を安心させたり,不安にさせたりするのですよね。
「三つ子の魂百まで」と言われますが、
児の性格の基礎は2歳までに基礎的信頼感として育まれると伝えられています。

他の妊婦さん達は
人ごとように聞いている。
この頃の皆にいえることは、
今「現在」自分自身の身に、直接関係がなければ・・・心配事がなければ。
何も感じない。感じようともしない。
他人事で無関心。
明日は,我が身ですよと伝えても!
真剣に今を感じて欲しい、そして、児と共に今を楽しく過ごして欲しいと願うこの頃です。

赤ちゃんは神様。
赤ちゃんは母が教えなくても多くのことをすでに知っています。
赤ちゃんの原始感覚は素晴らしい・・・皮膚で雰囲気すら感じ取ります。
母よ!
侮ってはいけない。
赤ちゃんは宇宙を知っている。神を知っている。
大きくなると共に大切なものを心が隠してしまう。
心に言いきかせ・・・大切なものをいつでも感じられるようにしておきましょう。


幸せは
あなた自身のうちにあり。
赤ちゃんは母の瞳から現世を感じます。

本など見ないで
赤ちゃんの瞳を見つめて
やさしくなでてあげてください。

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