悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

空港にて

2015-06-17 18:54:32 | バリアフリー

帰りの女満別空港で、ろう者のSさんが、知り合いだといって紹介してくれた人がいた。
若い人で、手話で挨拶を返してきたので、ろう者かと思ったが聞こえる人だった。
手話通訳、手話の指導にも携わったことがあるとのこと。
ウォーキングでは、JMLに75回近く参加していると言っていた。私はまだ64回。
会活動にも積極的。長距離をやるので、アンカーをよく担当していた愛知県名古屋の人。
彼の属するクラブは、矢貼りが上手であると定評があったとのこと。いろいろと聞いた。
丸い柱などには紐をつける位置を工夫したり、相手がかなり細い場合は、割り箸を使う。
矢貼りを付けたあと、確認のためもう一度見て回ると。たいへんだが、必要かもしれない。
もっと話したかったが、飛行機の時間が迫ったので、別れを告げた。

ブログのカテゴリーを「バリアフリー」とした。

聞こえる人も聞こえない人も生きやすい社会という側面と、自我を通す人と周囲を見る人。
いずれの立場の人も無理のない社会は、実現可能だろうか?
わがままは拒否するのか、わがまま者にも理解できるように説明を尽くすのか、難しい。
とにかく時間がかかる。
待つ姿勢はどこまで可能か?
のんびりタイプの生き方は、どう評価されるのだろうか?